アルバムの制作過程を辿るスタジオ・セッション音源をほぼ当時の録音順に収録。これまでその一部が公開されたものや公表音源には未収録のままとなっている現存するスタジオ・セッション音源がまとめて収録されている。公表音源と一部重複するテイクも編集やミックスが異なっておりモノ音源のステレオ化はじめ収録テイクはすべて公表音源とは別ソースが元になっている。アンソロジーで初めて公開された「TOMORROW NEVER KNOWS」や過去には音質の良くなかった「FOR NO ONE」「HERE THERE AND EVERYWHERE」のモニター・ミックスさらに一部のスピーチ(スタジオ・チャット)含め公式未収録のトラックはこの一枚にほぼ集約されている。以前から知られた音源もノイズ除去や音質向上といったリマスタリングが施された最新アップデイト音源で収録。これまでの公表音源には未収録のものが主に厳選された編集内容となっている。
DISC3 : THE ALTERNATE VERSIONS
アルバム収録曲の様々なバージョン違いやミックス違いをまとめて収録。95年に制作されたアンソロジー・プロジェクト用のミックスやアメリカ盤のみに収録されたキャピトル編集ミックス、オークションで高額取引されるアセテート盤やデモ音源等がリマスタリングが施された最新アップデイト音源で収録。英国初回盤で誤って収録されたことで知られる「TOMORROW NEVER KNOWS」の通称マトリクス1モノ音源も最新デミックスによるリアル・ステレオ・ミックスで初登場。さらにこれまで過去に数多く収録されてお馴染みとなっているロックバンド・ゲーム用音源は独自のマルチトラック編集による初登場音源で収録。既発ではほとんどがモノラル状態だったロックバンド音源が新たにマルチトラックからの鮮烈な最新ステレオ・ミックスに生まれ変わっている。またエンディングがフェイドアウトしない「SHE SAID SHE SAID」「GOT TO GET YOU INTO MY LIFE」の2曲は今回新たに限定公開された新音源である。