その超・没入感サウンドで味わえるのは、貴重極まる“IN THE LINE OF FIRE Tour”の真実。とにかく当時ならではの貴重曲が山盛りですので、ここでセットを整理しておきましょう。
●AOR三部作(6曲)
・イン・ザ・ライン・オブ・ファイヤー:Sea Of Love/Turn The Volume Up/Ev'ry Body's Watching You/Natural Fact
・その他:No Time/Tear It Up
●その他(8曲)
・過去よりの再帰:Rock Me Baby/Daydream
・魂のギター:Too Rolling Stoned/Day Of The Eagle/Bridge Of Sighs/Little Bit Of Sympathy
・その他:The Ring/Extermination Blues
……と、このようになっています。俗に“AOR三部作”とも呼ばれる『PASSION』『TAKE WHAT YOU NEED』『IN THE LINE OF FIRE』ナンバーが約半分を占め、『TWICE REMOVED FROM YESTERDAY』『BRIDGE OF SIGHS』のド定番曲と二重構造になっている。やはり美味しいのは前者で、単に貴重なだけでなくメロディックなレパートリーがステージ・テンションで染め変えられ、タフにロックしている。その苛烈な生演奏を強引なまでのド直結サウンドボードで脳みそに直接流し込んでくれるのです。
★「1990年3月25日The Roxy公演」の極太サウンドボード録音。発掘の名門「Krw_co」が公開したアナログ・マスターで、極太で荒っぽいミックスの生演奏が無加工・無遠慮にブチかまされる卓直結系です。音楽作品としての完成度やコンサート現場の体験感をかなぐり捨て、ただひたすら生演奏と全身をシンクロする醍醐味に特化したライヴアルバム。貴重な『IN THE LINE OF FIRE』ナンバーもたっぷり楽しめるサウンドボードの秘宝盤です。