ブラウン神父の童心・ポンド氏の逆説 2冊セット G・K・チェスタトン 福田恆存・中村保男：訳 創元推理文庫 1970年9版 ・1977年初版
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ブラウン神父の童心・ポンド氏の逆説 2冊セット G・K・チェスタトン 福田恆存・中村保男：訳 創元推理文庫 1970年9版 ・1977年初版
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ポンド氏の逆説 （創元推理文庫 １１０‐９） Ｇ．Ｋ．チェスタトン／著 中村保男／訳
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ポンド氏の逆説：1977年9月22日 初版
奇想天外なトリック、痛烈な風刺とユーモア、独特の逆説と警句で有名なチェスタトンは、トリック創案率では古今の推理小説作家のなかでも第一位を占めるほどの卓越した存在である。
「ブラウン神父の童心」
全五冊におよぶ色彩ゆたかなブラウン神父譚は、ドイルのホームズものと双璧をなす短編推理小説の宝庫である。
ブラウン神父は、どこから見ても素朴で能のない貧相な坊さんにすぎない。
しかし、ひとたび神父のおもむくところ、快刀乱麻をたつように難事件が解決する。
「ポンド氏の逆説」
温厚で控え目な紳士ポンド氏には穏当な筋の通った談話の最中に、奇妙な発言をまじえる癖があった。
死刑執行停止命令を携えた伝令が途中で死んだために囚人が釈放された……等々。
耳を疑いたくなるポンド氏の話も実はつじつまがあっているのだ。