D/A変換部には、8fsデジタルフィルターと左右独立ビットストリーム1ビットDACを採用しています。Newビットストリーム1ビットDACは、電子スイッチと電流源は各1つしかなく、その1つの電子スイッチのon/offでアナログ量を表現するというもので、これによりマルチビットDACのような抵抗器の誤差や動作タイミングのズレといった問題がないため、リニアリティに優れ、原理的に非直線性歪やゼロクロス歪の発生がありません。
またマルチビットDACではアナログ信号を縦方向の振幅幅(パルスの高さ)で表現していましたが、1ビットDACでは横方向の時間軸(パルスの粗密波)で表現しているため、PDM(Pulse Density Modulation)方式と呼ばれ、デジタルデータ入力にしたがって、何万分の1秒という高速でパルスを発生し、アナログ信号の波形をパルスの粗密波に変換してます。
また1ビットDACでは、ビット圧縮に伴う再量子化ノイズを低減するため、ノイズシェイピングを行いますが、PD-T07では前段で192fsという高いオーバーサンプリングを行い、さらに3次のノイズシェイパーに送る事で、帯域外ノイズの影響を抑えてます。
PD-T07
1990年発売 150,000円
(オーディオの足跡より抜粋)
【メンテナンスについて】
【付属品等】
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