メーカー名 | トヨタ | 車種名 | タウンエース(パートタイム4WDディーゼル |
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グレード名 | トヨタTECS純正キャンプメイト | 排気量 | 1,970 cc |
年式 | 平成3年 (1991年) 月 | 輸入車モデル年式 | ‐ |
走行距離 | 25,000 km | 走行距離の状態 | 実走行 |
色系統 | シロ系 | 色の名称 | 純正ツートン |
車検有効期限 | 2年付き | ミッション | 5速マニュアル |
ボディタイプ | その他 | 型式 | S-CM65KAI |
ドア数 | 3ドア | 乗車定員数 | 6人乗り |
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駆動方式 | ‐ | 燃料 | ディーゼル車 |
点検記録簿 | なし | 修復歴 | なし |
車台番号(下3けた) | 000 | リサイクル預託金 | 4,640 円 |
輸入経路 | ‐ | ハンドル | 右 |
車歴 | 自家用 | 所有者歴 | 複数オーナー |
引き渡し条件 | 現状引き渡し |
エアコン | ○ | スマートキー | - | サンルーフ | ○ | ローダウン | - |
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パワステ | ○ | CD | - | 本革シート | - | 禁煙車 | - |
パワーウィンドウ | ○ | MD | - | 純正エアロパーツ | - | ペット同乗なし | - |
集中ドアロック | - | DVDビデオ | - | 純正アルミホイール | - | 限定車 | - |
ABS | - | テレビ | - | 横滑り防止装置 | - | 試乗、現車確認可能 | ○ |
エアバッグ | - | ナビゲーション | - | トラクションコントロール | - | 取扱説明書 | - |
ETC | - | バックカメラ | ○ | 寒冷地帯仕様車 | - | 新車時保証書 | - |
キーレスエントリー | - | 電動スライドドア | - | 福祉車両 | - | スペアタイヤ | ○ |
コメント
時代は激動の昭和から平成に変わり、好況期真っ只中の日本はやがて訪れるバブル崩壊など知る由もなく、残された豊かな時を人々は楽しんでいた。
派手に札束が行き交い、お立ち台ではおねーさん達が扇子を手に踊り狂い、不動産や証券、貴金属や高級車など高い物ほど飛ぶように売れた。
そんな折、トヨタ自動車は超高級車「セルシオ」を発表。当時700万円という価格設定にも関わらず瞬く間に注文が殺到。納車は1~2年待ちという異常な事態となった。
TOYOTACamp Mate
新車価格もセルシオとほぼ同額。まさに超・高級キャンピングカー!(現在価値に換算したらLS500H級!?)
全盛期が遺したTOYOTA・RVシリーズ中の傑作
バブルの遺産とも言うべきトヨタTECS純正架装キャンピングカー「キャンプメイト4WD」です。
当時、チャレンジ精神旺盛だったトヨタ自動車が製作した特殊車両で、まるで移動検診車さながらのスライドアウト機構は当時(現在も)見る人の度肝を抜く斬新なものでした。
まるでからくり箱!その正体は・・・
この車両の最大の特徴であるエクスパンションキャビンは、900mmもの車幅拡大により室内幅はなんと2550㎜を確保。これは大型トラックや大型バスのボディ外幅2500mmとほぼ同等。広大な室内はまさに動くリビングルームと言えます。恐らく市販されている国産キャブコンで、この室内幅を実現可能なクルマは他に類が無く、いくら人気の○○○○○や△△△の室内が広いと言っても、キャンプメイトとは全く比較になりません。
あえて室内幅にこだわる
当時のトヨタ技術陣がどこまで考えたのかは知りませんが、大小様々なキャンピングカーが存在する中で、クラスや仕様に応じて大きく異なるのは全長。確かに機能的な快適性向上の為に車体全長を延ばす設計は容易ですが、快適性を理由に車体幅を拡幅する考えは運転環境を犠牲にする為タブーだったと思います。
相反する問題の打開策
実際に車幅2mのキャブコンを運転すると、「リラックス状態で運転できる車両感覚の限界サイズ」と感じます。気合いを入れて左ハンドル・フルサイズのクラスAを豪快に運転するのもいいのですが、重要なのは自然体で気楽に運転できるか否かです。キャンピングカーは仕事車ではなくレジャーカーなのですから、ストレスを抱えながら運転しては意味が無いのです。
そこで要求される「運転の容易さ」と「快適な室内空間」の相反する条件に対し、見事に答えを出したのがこの車に搭載されたスライドアウト機構です。
運転時はスリムな車体により乗用車感覚で操縦でき、市街地でも気兼ねなく駐車場に停めれて、キャンピング時はボディを拡幅させ、自宅の一室の様な広々空間で寛ぐ事を可能にした。そんな画期的なキャンピングカーだと言えます。
新車価格700万円!(当時)
こんな理想的なクルマならばさぞかし人気があったのだろうと思いきや700万円という販売価格は、当時の超高級車セルシオと同価格。同クラス・キャンピングカーの価格帯で考えても超・高額設定。 結果的に販売台数は伸びず僅か数年で生産終了となった幻の名車と某・セールスマンから聞いております。
しかし、バブル期とは言え高値で世に送り出された車両なだけあって造りにそれがしっかりと現れており、品質は流石は世界のトップメーカー「トヨタ」の確かなものです。
一般型キャンピングカーとの違い
ここで具体的にご説明すると恐ろしく長くなるので簡単に例えますと、一般的なキャブコンは自動車メーカーが量産したベーストラックの背中に、架装ビルダーが製作したシェルを乗っける訳ですが、架装ビルダーはなるべく販売価格を低く抑えたいので、廉価版のトラックに載せたシェルに必要最低限の架装を行い、内装をそれなりに加飾してニコイチ車を完成させます。
見た目にはそこそこ1つにまとまって見えますが、経年と共に数々の問題を生じさせます。例えばFRPむき出しのシェルのみが黄ばんできたとか、シェル側の窓枠や換気扇から雨漏りがしてきたと か、シェル部を支えるサブフレームの防錆処理不十分で異常に腐食してきたとか、電気系統や水関係のトラブルなどなど・・・。
挙句の果てにはビルダー自体が倒産してしまった!なんて話も。
しかし、このキャンプメイトはすべて「TOYOTA」製。信頼性は云うまでもありません。もし仮に何かトラブルが起きても全国各地のトヨタ系サービスネットワークが対応。
近所にコーチビルダーが無くて困り果てた。なんて心配は無用です。
トヨタ技術陣のこだわり
外装の一体感は云うまでも無く見ての通りですが、シェルも全てフル塗装でFRPむき出しではありません。、硬質なボディは一般型キャブコンのような薄っぺらいフニャフニャ感は無く、窓もよくある単純ハメ込み式ではないので、キャンピングカーの宿命でもある雨漏りも起き難い構造です。
後部ドア一つ見てもカギはエンジンキー共通。半ドア・開閉に応じて乗用車同様にルームランプ及びメーター内の「REAR DOOR」警告灯が点灯する拘り様。(同年式一般キャブコンの凡庸ドアは警告ランプも無ければ、半ドアすらありませんし、鍵も別です。)
他にも、運転席周りはキャンピングカーお約束のチープなトラック内装ではなく、手の込んだフルトリム内装。もちろん後部内装と共通の一体感ある生地と色調で、アームレスト付きの専用フロントシートやサンルーフなど長距離のドライブシーンをも想定した快適仕様となっているのも特徴です。
見えない部分こその造り込み
通常目にする事のない部分への安全対策も徹底しており、エクスパンションキャビンの2重ロックシステムや警告灯表示、強固でありながら簡単に展開可能な二段ベットなど、信頼のメーカー純正架装だからこその奥深い緻密な設計が随所に施されており、更なる安心感を高めています。
この車の真の価値とは
もう二度とメーカーは造る事が無いであろう、まさにバブルの遺産キャンプメイト。
「キャンプメイト」はその名の通り「mate」そのもの。キャビンを広げ変身したCamp Mateの姿はオーナーは勿論、偶然居合わせた周囲の人までも惹きつける不思議なオーラを持っています。これは普通のキャンピングカーでは味わえない特別な魅力であり、まさにそれこそがレジャーカーに求められる+αの一つである事を教えてくれる、そんな遊び心を持ったクルマです。
もし、キャンプメイトをお探しだった方や魅力を感じた方が居ましたら、この機会に検討されてみては如何でしょうか? もう2度と目にする事はできないかも知れない。そんな極めて希少なクルマでございます。
●車両装備状況について●
[車外装備]
外部電源(接続コードあり)
バックカメラ
乗降ステップ
リア玄関灯
車外アンテナ
▲チェック!
ク リアーウインカーは流用加工品です。(純正ウインカーあり)。外装に大きく目立つダメージはありませんが、中古車相応の細かな キズ汚れは当然あります※私感では非常に綺麗な状態であり、特に気になるダメージは無いレベルと判断しています。当方は冬場の使用はしませんので下周りの錆も特に支障なく、むしろ年式の割に良好なコンディションだと思います※画像参照願います。
[室内装備]
エアコン
リアエアコン、ツインヒーター
バックモニター
インバーター
コンバーター(電圧計つき)
サブバッテリー
1ウェイ冷蔵庫一体ギャレー
ガスコンロ
マルチルーム(照明付き)/シャワー
ポータブルトイレ(新品)
蛍光灯(2か所)
電動換気扇
サンルーフ(3か所)
集中スイッチ
液晶テレビ
DVDプレイヤー
展開式二段ベット※1800×1240(床高900)
フルフラット対応ソファーベット※ベット時1800×1770
網戸/ブラインド
あくまでも旧年式・中古自動車でございます。つまり消耗部品の集合体と言っても過言ではございません。当然ながら相応の使用感や劣化(汚れ・錆・傷・色褪せ・簡易補修跡)、老朽や摩耗等による機能不全を起こす恐れ或いは既に生じている可能性もございます。これらコンディションレベルの判断には個人差が伴いますので、御面倒でも現車確認において納得のゆくまでお確かめいただく事を強く強く強くお勧めします(不具合等を隠蔽する気はございませんが、当方の把握漏れや記載不備、誤解や知識不足による過剰表記が生じてしまう可能性もございます。そうした点が後に落札者様のお気持ちを害してしまう事を回避する意味でも、どうか事前にご自身の目で入念なチェックをお願い出来ればと考えております)。
ショースペースにて展示している商品と異なり、私用で現在も使用しておりますので走行距離ならびに使用感の増加が生ずる可能性もございますので予めご了承ください。
他の出品者様同様に商品お渡し後の品質保証には対応出来ませんので、瑕疵担保責任は免責でのお取引とさせていただきます。現状ノークレーム・ノーリターン・ノーアフターとなりますので、商品お渡し後は自己責任でご対処願います(移送中および陸送業者引渡し時も同様です)。
落札金額の他に、リサイクル費用を別途ご負担願います。
※陸送方法に関するご相談、現車確認、車輌状態等に関する細かなご質問などはこちらまでお願いします
090-3128-1759