またデフォルメされた車体は、1970年代前半に Dave Dealによって考案されたバグ・トイの影響を受けたと考えられ[4]、当時の自動車雑誌の読者投稿イラストでの車の絵が、現実的なものよりも車の特徴をディフォルメしたものが多かったことがヒントになった[2][3]。結果的にディフォルメした寸詰まりの車体とゼンマイ動力という組合せは直進安定性を欠き、従来の考えだと自動車玩具として欠点を孕むこととなったが、タカラは敢えてこれを、後のネーミングのように「チョロチョロ走ってどこへ行くかわからなくて面白い」と特徴として押し出した[2]。前述のウィリー走行も、重りを乗せて直進性を悪くするという考えから生まれたものである[2]。開発時はタカラ社内での評判は芳しくなかったが、街の人々に試作品を見せたところ、高校生グループから大好評を得たことで、全国販売が踏み切られた[3]。
東京モーターショー(とうきょうモーターショー、英:Tokyo Motor Show)は、自動車の最新技術やデザイン関する情報を紹介する、日本自動車工業会(JAMA)主催の日本の見本市。略称はTMS、東モ[1]。2019年の第46回が最後の開催となり、2023年からは後継となるJAPAN MOBILITY SHOWが開催されている[2]。