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ベートーヴェンVnソナタ全シュナイダーハン
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ヴァイオリン・ソナタ全集
1959年5月ステレオ録音。
ウィーンが生んだ名ヴァイオリニスト、ヴォルフガング・シュナイダーハン(1915-2002)のベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集が、
シュナイダーハンの芸風を一言で示せば、広い意味で『根っからのウィーンの芸術家』であるということになるでしょうか。
技術面で言えば、ヴィブラート(音の揺らし方)にドイツ・オーストリア系統の特色が出ています。即ち、左手首をキリリと震わせて、幅の狭い、細かいヴィブラートを掛けるやり方で、彼の甘美で切ない音色の秘密ともなっています。これは、現在の主流である幅の広い華麗なヴィブラートの掛け方とは対極にあるやり方です。
演奏解釈面には、ウィーン人特有の複雑な人間性が反映されているようです。シュナイダーハンは、いわゆる“名人芸”には全く興味がありません。それは、バッハからヘンツェに至る彼の幅広いレパートリーの中に、パガニーニやヴィエニアフスキーの名前が見当たらないことからも証明できます。そして、彼のレパートリーの中の曲であっても、時折、他のヴァイオリン奏者とは全く異なった解釈が聴かれるのです。
たとえば、ゼーマンと共演したベートーヴェンの『クロイツェル・ソナタ』の第2楽章(ヘ長調)を聴いてみて下さい。この楽章は変奏曲形式で、始めにテーマが弾かれ、次いで4つの変奏が続きます。第3変奏はヘ短調となり、曲の気分も劇的に変化し、第4変奏では再びヘ長調に安らぎが訪れます。
この楽章で多くのヴァイオリニストは第2変奏を明るい音色と、軽快なスピードで弾いています。マックス・ロスタールが自著で『いわゆる“できる人”はこのヴァリエーションを非常に速いテンポで弾きがちだが、それは美学的にみて疑問があるし、そればかりでなく、楽章全体との関連からすればいくらか下品な感じを免れない!』と嘆いている程です。[守岡輝/山本淳一=共訳『ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ』(音楽之友社刊)より]
しかし、一人シュナイダーハンだけは、この第2変奏を暗い音色で弾いて、続く第3変奏での悲劇を予感させるのです。『クロイツェル・ソナタ』を技巧誇示の場にしてしまった“できる人”たちとはとても大きな違いです。
優れているのは『クロイツェル・ソナタ』だけではありません。第6番でもシュナイダーハンの演奏は見事です。冒頭テーマから、彼の音色は清らかな気品に満ち、この隠れた名作の味わいを引き出していきます。終楽章でのピアノとの掛け合いも愉悦的。第7番で示した力強い表現力も聴き物ですし、第8番と第10番でも、シュナイダーハンの音色の微妙な変化は、楽想の移ろいを精妙に表出しています。第1番から第4番という初期作品での颯爽とした弓さばきも魅力的で、古典的な造形を示すゼーマンのピアノとの相性も最高です。
・ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
・ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
・ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
・ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ短調 Op.23
・ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24『春』
・ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
・ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
・ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
・ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47『クロイツェル』
・ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
カール・ゼーマン(Pf)
彼は5歳で公開演奏会を開き、11歳のときコペンハーゲンでオーケストラと初共演(メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲)するなど、“ヴォルフィー”のステージ名で天才少年として活躍しました。
1937年から1949年までは、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務め、オーケストラ曲の中での彼の甘美なヴァイオリン・ソロは当時のウィーン・フィルの名物と謳われました。この間、ウィーン・フィルのメンバーとのシュナイダーハン四重奏団を主宰したり、ピアノのエドウィン・フィッシャー、チェロのエンリコ・マイナルディと伝説的なトリオを組むなど、室内楽奏者としても活躍しています。
1949年にウィーン・フィルを辞任すると、ソリストとしての活動に専念し、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、ロンドン交響楽団などの世界のオーケストラへの出演や、ヴィルヘルム・バックハウス、ヴィルヘルム・ケンプ、カール・ゼーマン、ワルター・クリーンなどドイツ=オーストリア系の名ピアニストとのデュオ・リサイタル、夫人であるソプラノ歌手、イルムガルト・ゼーフリートとのジョイント・リサイタルなど幅広い演奏活動を行いました。
ヴァイオリン教師としても名高く、1938年から50年まで、ウィーン音楽院の教授を務めたのをはじめ、1949年には前年に亡くなったゲオルク・クーレンカンプの後を受けてルツェルン音楽祭ヴァイオリン・マスタークラスの教授となり、後年ふたたびウィーン音楽院に復帰するなどして、ヘッツェルや久保田巧など、多くの演奏家を育成しました。
コンディション良好。