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タイトル：古生物学の基礎
作者：D.M.ラウプ (著), S.M.スタンレー (著), 花井 哲郎 (翻訳)
出版社：どうぶつ社
発行日：1985/9/20
ISBN：4886221017
内容：
化石研究の基礎から応用までを、豊富な具体例によって平易に解説し、古生物学の理論の体系化をめざした画期的な著作である。
[目次]
序
I 化石の記載と分類
第1章 保存と化石記録
1 サンプルの性質 2 生物の種類 3 個体の数 4 保存の可能性 5 最も保存されそうな生物学的構造 6 環境と保存可能性 7 死後の運搬 8 結論
第2章 単一の標本を記載すること
1 絵画的記載 2 記載の術語 3 計測による記載 4・ 内部構造を記載すること
第3章 個体発生的変異
1・ 成長の型 2・ 個体発生的な変化を記載すること 3・ 成長速度 4・ 不等成長の理由 5・ 群体をなす生物の個体発生
第4章 単元としての集団
1・ 生物学における集団 2・ 集団の中の個体変異 3・ 化石集団 4・ 個体群動態論 5・ 変異を記載する手続き
第5章 単元としての種
1・ 生物学的種の定義 2・ 種の起源 3・ 種の識別の生物学的方法 4・ 古生物学における種の問題 5・ 種の正式の命名と記載 6・ 種名の変更 7・ 将来の展望
第6章 高次分類単位への種のまとめ
1・ 進化に対する分類 2・ 分類単位 3・ 高次分類単位を定義する規準 4・ 数量分類学 5・ 分岐分類学
第7章 化石の同定
1・ 一般的な手順 2・ 検索表 3・ 同定の自動的方法 4・ 結果の表現 5・ 書誌的資料
II 古生物学的資料の利用
第8章 適応と機能形態
1・ 適応にみられる方向性 2・ 理論形態 3・ 機能形態学的解析の方法 4・ 機能解析の実例 5・ 結論
第9章 生層序
1・ 岩相層序区分の単位 2・ 生層序区分の単位-生存帯 3・ 化石による対比 4・ 時代区分と時代層序区分の単位 5・ 対比の正確さ
第10章 古生態
1・ 生態学における基本原理 2・ 海の生態系 3・ 生活様式 4・ 制限要因 5・ 集団の空間的分布 6・ 化石群集 7・ 死後の情報消失
第11章 進化と化石記録
1・ 絶滅 2・ 進化と絶滅の速度 3・ 方向性の本質 4・ 進化と絶滅の様式 5・ 系統関係の決定
第12章 生物地理
1・ 地球の気候 2・ 生物分布 3・ 過去の気候 4・ 絶滅分類群の地理的分布圏の決定 5・ 分散に対する障壁 6・ プレートテクトニクスと海陸分布の変化 7・ 大量絶滅
訳者後記 / 393
文献 / 395
人名索引 / 410
事項索引 / 415
表題紙に縦4cm×横7.5cmの切り取りあり。表紙や本の小口などに経年並みのスレ・汚れ・ヤケ等がありますが、ページ内は使用感が少なく綺麗な状態です。 目視で２度確認しましたが、書き込みはありませんでした。
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