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![送120～[法隆寺美術論争の視点 大橋一章]](https://auc-pctr.c.yimg.jp/i/auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0504/users/3e768c832fd69017c8a8ad9b279c93c3e51dd2d1/i-img1200x900-1713352062khqi1t11597.jpg?pri=l&w=300&h=300&up=0&nf_src=sy&nf_path=images/auc/pc/top/image/1.0.3/na_170x170.png&nf_st=200)
法隆寺再建非再建論争史/足立康/法隆寺の歴史的大論争の真相及びその帰趣するところは本書を締くことによって始めて識ることが出来るだろう
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昭和18年 368P 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。
法隆寺建立年代に関する問題は、我が文化史上に於ける重大なる宿題である。予は、明治中期法隆寺建築の真償を世に紹介するに方り、此の問題に直面するや、鋭意調査研究の結果、その飛鳥時代の株式を保有せる建築なるべきを信ずるに至つた。然るに、その後更めて再建論の提唱せらる、あつて、爾來、明治・大正を經て、昭和の今日に至るまで、此の問題が論議され、未だにその踏結を見ないのは、予の最も遺憾とするところである。
日本建築史の権威足立康博士は、夙に、法隆寺研究に傾倒、先年、新非再建論なる前人未發の卓説を提示され、再建派巨頭喜田博士と華々しい論戦を交へられたことは世間周知のところ、此の足立博士が、今回再建非再建論争の沿革を執筆されたのは、正にその人を得たものと言はねばなぬ。
本書は、此の論争に参加した諸學者の論稿を歴史的に次第し、その間、序?、解説、年表等を適宜に配したもので、その編纂態度は定に學術的であるが、また、一般人士にも理解し易く、その興味を惹くこと頗る多大である。法隆寺建立年代に關する歴史的大論爭の真相及びその帰趣するところは、本書を締くことによつて、始めて識ることが出来るであらう。敢て、本書に序する所以である。
昭和十六年九月二十二日
伊東忠太
お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。
中古品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。表紙傷、小汚れ、小破れ、やけ。ページ黄ばみ。小口ややしみ。巻頭に印あり。昭和18年ですので全体的に経年感はあります。ご理解の上、ご入札ください。 もちろん読む分には問題ありません。14221
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