ペリカン ☆ Pelikan ☆ スーベレーン M400 茶縞 プロトタイプ
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ペリカン ☆ Pelikan ☆ スーベレーン M400 茶縞 プロトタイプ
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一見見慣れたM400の茶縞ですが、恐らく同じ仕様のペンを持って居る方はいらっしゃらない筈です。
その仕様とは・・・
1. 茶縞の胴軸に焦げ茶のキャップと尾軸
典型的な茶縞の仕様です。
2. キャップ・トップには雛が二羽のプリント・ロゴ
1998年から2003年までのスーベレーンのキャップ・トップ・ロゴです。
3. 2本のキャップ・リング
1998年にスーベレーンのデザインが統一されて、全てのスーベレーンには2本のリングが与えられています。
4. 1本の尾軸リング
1998年以降のスーベレーンで尾軸リングが1本のモデルは有りません。
スーベレーンで1本の尾軸を持っていたのは、1985年から1997年まで作られたM600だけです。
この時代のM600はサイズがM400と同じでしたので、装飾リングやニブのグレードなどで差別化を図りました。
5. 首軸の装飾リングが無い
これもデザイン統一後のスーベレーンでは見られない仕様です。
以上の仕様から、M400の茶縞とM600の茶縞のニコイチ（異なった機種の部品を集めて1つのモデルとすること）ではないか、と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、そう思われた方はM600には茶縞のモデルが無い事を思い出して頂きたい（例外として丸善が1999年に創業130周年を記念して特別生産させた茶縞のM600がありますが、尾軸リングは2本です）。
実は2000年ごろは、ペリカンのプロトタイプが何種類か出回りました。私が入手した物だけでも、グレーのM800、ブルーのM700、レッドのM900などが有りました。
もう売ってしまいましたが、オールドタイプのM710とブルーのM700（両方ともオークションの対象ではありません）を並べた写真を載せておきます。
ニブ：14KのF
インク：ピストン・フィラー
全長：124.2mm
胴軸： 11.6mm
入手したときは本体だけでしたが、M400用のディスプレー・ボックス（インク付き）に入れてお届けします。
結構新しいボックスだと思っていたのですが「W.-Germany」と印刷されていてちょっと驚きでした。
ボディやキャップには目立つような傷は有りませんが、キャップ・トップ・リングには小さな当て傷が幾つかあります。7枚目の写真をご覧下さい。
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サイズは60cmです。
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