★著者、ロイス・ローリー(Lois Lowry)は1937年、ハワイ生まれ。アメリカ陸軍の歯科医だった父について各地を転々とし、少女時代を東京で過ごす。ブラウン大学への進学・中退、結婚や度重なる転居を経て、4児の母となり、メイン州の南メイン大学に再入学して大学院を修了。この頃から本格的に執筆を始め、1977年に最初の児童文学作品『モリーのアルバム(A Summer to Die)』を発表。その後、『ふたりの星(Number the Stars)』と『ギヴァー(The Giver)』で世界的に名高い児童文学賞ニューベリー賞を2度受賞。現在はマサチューセッツ州ケンブリッジに在住。
★内容: 近未来。人々は争いのない平和な理想郷“コミュニティー”で生活を送っていた。そこは徹底した管理社会であり、職業は全て長老委員会が決定し、人々は投薬によって感情や感覚を抑制され、娯楽も極端に制限されている。 もうすぐ12歳になるジョナスは友人らと共に、すべての子どもが職業を授けられる「12歳の儀式」の日を迎える。ジョナスは、主席長老からコミュニティでただ一人の「記憶の器(レシーヴァー)」という大役に任命され、指示通りに「記憶を注ぐ者(ギヴァー)」と呼ばれる老人のもとへと向かう。そして、過去のあらゆる記憶を蓄えている唯一の人物であるその老人から、訓練と称して記憶を受け継ぎ始め・・・音楽やダンスなどの文化、人類が今まで歩んできた愚かしくも輝かしい歴史に加え、愛や憎しみといった感情を知っていく・・・。
本作は、アメリカの児童文学作家ロイス・ローリーにより1993年に発表され、1994年度ニューベリー賞を受賞した。その後に刊行となる『ギャザリング・ブルー 青を蒐める者(Gathering Blue)』、『メッセンジャー 緑の森の使者(Messenger)』、『ある子ども(Son)』とともにギヴァー四部作を構成する。また、2014年には、同タイトルのSF作品として実写映画化され、メリル・ストリープやテイラー・スウィフトらの出演でも話題となった。
★著者、ロイス・ローリー(Lois Lowry)は1937年、ハワイ生まれ。アメリカ陸軍の歯科医だった父について各地を転々とし、少女時代を東京で過ごす。ブラウン大学への進学・中退、結婚や度重なる転居を経て、4児の母となり、メイン州の南メイン大学に再入学して大学院を修了。この頃から本格的に執筆を始め、1977年に最初の児童文学作品『モリーのアルバム(A Summer to Die)』を発表。その後、『ふたりの星(Number the Stars)』と『ギヴァー(The Giver)』で世界的に名高い児童文学賞ニューベリー賞を2度受賞。現在はマサチューセッツ州ケンブリッジに在住。
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