◆真筆 掛軸 伝川原慶賀 虎図 紙本着色 箱入 古美術 日本画 絵画 中国 書画 江戸時代
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本紙巾51.3×竪113.6cm 総丈巾58.3×竪183cm
《略伝》
川原慶賀 1786年頃～1860年頃
幕末の画家。通称登与助。種美。町絵師川原香山の子。
父と交友のあった唐絵目利石崎融思に師事、洋風画の影響も受け、融思の推薦で出島に出入りを許される絵師となる。
オランダ商館長ブロンホフやフィッセル、商館員の求めに応じ肖像画や日本の行事・風俗・博物・地誌などを西洋画法を取り入れて描く。
のち出島で商館医シーボルトに出会い、そのお抱え絵師となってシーボルトの収拾した資料を緻密に写生する。
文政11年（1828）シーボルト事件に連座し入牢、更に天保13年（1842）オランダ人の求めに応じて港の番船の幕に細川家や鍋島家の紋などを描いたことにより江戸及び長崎払いを言い渡される。
四年後には長崎に戻り画業を続けるが、没年・墓所などは未詳。
代表作に出島欄館図、蘭館絵巻、長崎図、ブロンホフ家族図、シーボルト像などがあり、多くはオランダのライデン国立民族博物館等に貴重な記録資料として保存されている。
《備考》
イタミ・ヤブレ・折れ・シミ等あります。ご理解の上入札をお願い致します。
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No.207.001.001