ヴェルディ オペラ合唱曲集 ショルティ シカゴ響 合唱団 極美品 ナブッコ マクベス リゴレット 椿姫 ドンカルロ アイーダ オテロ 1990

ヴェルディ オペラ合唱曲集 ショルティ シカゴ響 合唱団 極美品 ナブッコ ロンバルディ マクベス リゴレット 椿姫 仮面 ドンカルロ アイーダ オテロ 1990

ショルティのヴェルディ合唱曲集です。“ナブッコ” に始まって “オテロ” まで…更には “レクイエム” の “サンクトゥス” まで…ヴェルディの合唱曲が年代順に網羅されていて、その徹底ぶりに驚かされる録音です。ショルティは ヴェルディのオペラ録音も多く（中期以降の曲はあらかた録音を残しているかも知れず）これもあるいはそれらからのコンピ盤かと考えたのですが…すべてが新録音だった模様です。“ヴァ ペンシエロ” “アンヴィルコーラス” “闘牛士の歌” などの有名曲の他に ドン・カルロ や アイーダ の大シーンの一部、あとは何と リゴレット の “ズィッティ ズィッティ” という部分や 仮面舞踏会 の開幕の短いシーンまで…徹底的に集めまくった印象です。
こんな企画 “誰が考えたのだろう” と思いますが、発案はともかくとして ショルティのノリノリぶりも目に浮かび、何とも楽しい企画盤が残ったものだと感じられます。
ショルティとシカゴ響のオペラ演奏については、以前の雑誌の月評に “高級な外車で ドイツのアウトバーンを疾走する様な感じ” と言う的確な表現があり 膝を打った記憶があります。路面に多少の小石やデコボコが有っても 何事もなく安定して 高速で定速でスーッと進む感じ とでも言うか…. イメージとしては そのものズバリだと感じます（私自身は高級外車もアウトバーンもまったく無縁なのですが…）。 ここでも “鏡面仕上げ” と言いたい様な完璧な仕上げぶりで、これはこれで見事だと言って良いでしょう。個人的な意見としては 多少のデコボコも伸縮もバウンドも良いのではないかと考えますが、なにぶん シカゴ響と “決定版” を残そう という意欲がヒシヒシと伝わり ショルティ円熟期 完成期の充実ぶりが再確認されます。
年代順の並びはずが リストを見ると11曲目に “ナブッコ” が再登場してビックリします。何のことはない 単なる誤植で 正しくは “トラヴィアータ” でした。
録音は1990年らしいですが、この品は2012年のシリーズ発売盤です。

極美品です。本体 ケース リーフレット共に綺麗だと思います。

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