スピネッタらを擁したアルゼンチン・ロックの伝説的なバンド「アルメンドラ」。1970年に2NDアルバムをリリース後、一度活動休止するも、1980年代に入りバンドを再始動。再開後のはじめてとなるスタジオ・アルバムが本作『EL VALLE INTERIOR(1980)』である。ペスカド・ラビオソ、インビジブレといったバンドで培ったジャズを中心とする音楽的素養を存分に反映し、キャリア初期とは一味違うアルメンドラ・サウンドを構築。多彩なサウンドが独特の色香が漂うスピネッタのヴォーカルをさらに引き立てた世紀の名盤である。続々と復刻が進むスピネッタ関連作だが、本作は90年代に一度CDリイシューされ長い間、廃盤となっていた。キャリアを代表する作品なだけにこのリイシューは嬉しい限り! https://youtu.be/kyFQxVA88lY