★Freeway★c1920-1939ヴィクトリア・チャイナ「砂漠を行く」2客セット！noritakeが学んだチェコの名陶。砂漠の隊商は独壇場だ。
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ヴィクトリア・チャイナ
「砂漠を行く」2トリオ
オーストリア窯のチェコ製
ラスター光る楽しいトリオ
ドイツ風味のメルヘン
デザイン違い2セット
★送料は全国無料。クロネコヤマト便でお送りします。
★常時50点内外を出品中。他のものもぜひご覧ください。
★込み入ったご質問やお問い合わせは次のアドレスへメールしてください。（freeway@deluxe.ocn.ne.jp）
チェコスロバキアにあった「ヴィクトア・チャイナ」（Victoria China）が1920年から1939年の間に製作した、砂漠を行くラクダの旅人を模した「砂漠を行く」トリオです。題は購入先のものを訳しました。
ボヘミアン・ガラス製品で知られるチェコスロバキアですが、磁器も高品質で有名。ただ、このアール・デコの影響を強く受けた骨董品トリオはオーストリアの窯「ヴィクトリー・チャイナ」のチェコ工場で製作されたもの。
この時代、旧チェコスロバキアはドイツやオーストリアの文化的影響を強く受けていました。政治的にもヨーロッパ先進国に従属した時代。安い労働力で磁器を生産しようという、主にオーストリア勢が工場を作っていました。同時出品の「カールスバッド」社と同様です。
ヴィクトリア・チャイナ社は、Webで検索していただくと、カールスバッド以上の知名度のある窯であることが分かります。
このトリオは、出品者には非常に新鮮に映った「砂漠を行く隊商の絵」。取り寄せてみると、美しいラスター仕上げ。貝のヌルっとした輝きを被せた古いドイツ製品そのものの技術を駆使していることが分かります。
製作年代は取り寄せ先の説明に明記してあった通り。ここは英国の骨董商だから、ヴィクトリア・チャイナに関する資料もしっかりあるのでしょう。
出品者が強く惹かれた「砂漠の絵柄」ですが、チェコの磁器の歴史を走り読みしていくと、「チェコの磁器は、エジプトからのアール・デコに強い影響を受けた」とあります。アール・デコとエジプトとの関係など出品者は知りませんが、この絵は遊び心で描かれたわけではない。当時のオーストリアのチェコ工場製品としては、十分な芸術的バックボーンあってのものだと理解できました。
何も知らずに取り寄せたトリオですが、「ああ、そうなの」という感じ。改めてWebでヴィクトリア製品を探してみると、エジプトの影響モノはもとより、こんなきれいなトリオは出てきません。骨董品の数は多いんですが、こんなのは。骨董的にも値打ちがあるものだと分かって、満足。
問題は、取り寄せた2セットの絵柄が少し違う点です。1セットずつ出品する心積もりだったのですが、2セットを離れ離れにしたくない。ラクダ2頭の進む方向が逆で、しかも2頭の距離が違っている。これは2セット並べると魅力も倍増かなと悩んだ挙句、セットにすることに決めました。
背景のピンクの空が大変綺麗です。夕焼けなんでしょう。家路を急ぐエジプト人か、旅の宿に向かう隊商でしょう。実にいい景色。手描き、そしてラスター仕上げならではのいい味を出しています。
カップの高さ７ｃｍ、口径７．５ｃｍ。ソーサーの直径１３．５ｃｍ。スクエアなサイドプレートは縦横それぞれ１４．５ｃｍ。いずれも欠点のない未使用の骨董品です。
当方の出品物に関心ある方はＨＰのレアアイテム「受注リスト」をご覧下さい。お探しのカップに関するお問い合わせもこちらからどうぞ。
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+ + + この商品説明は オークションプレートメーカー２ で作成しました + + +
No.108.001.002