【クレンペラーのマタイ】 演奏時間トータル223分。異様なまでの重さと巨大なスケールで圧倒する『マタイ受難曲』。そこではさまざまなパートが強い存在感を示しており、直情的な表現は無いにも関わらず、キリストの受難の物語を巡る慟哭・憧憬・達観といった複雑で多様な要素のそれぞれが聴き手の胸に深く迫ってきます。 第1部第1曲や第1部終曲では緊張の持続に驚かされますが、同じ遅いテンポでもエンディング近くのバスの名アリア「Mache dich, mein Herze」では包容力に満ちたやさしさを感じさせるのが印象的。 この『マタイ』は、メンゲルベルクやフルトヴェングラーなど往年の情緒的な演奏とはだいぶタイプが異なるとはいえ、近年常識となった軽快なピリオド様式とはさらに大きくスタイルが異なっており、どちらかというとマーラーやブルックナーなど後期ロマン派以降の音楽がお好きな方に受け入れられやすいものと思われます。この解釈方針を受容することさえできれば、感動の深さはまさに圧倒的です。フランスのChoc du Monde de la Musique受賞&レコード芸術推薦盤。歌詞対訳付。(HMV)
アナログ録音の歴史的名盤がSACDハイブリッド化!
マタイ受難曲の最重量級名演として知られるクレンペラーの演奏は、LP・CDを通じて何度も再発売されてきましたが、LP時代にはLP特有の歪感やセパレーションの問題があり、CDではテープ劣化を補正する際のイコライジングの問題などもあって、ステレオ初期の録音とはいえ、音質面では必ずしも十分に満足できる水準にはありませんでした。有名な第1曲の少年合唱などどのような音質・定位になるか気になるところです。
今回登場するSACDに使われた音源は、この日本盤アルバムのために新たに2015年にアビイロード・スタジオで作業して作成されたものです。オリジナル・アナログマスターを使用して96KHz/24bitでリマスター、そのリマスター音源からSACDハイブリッド盤の製造マスターのオーサリングまでのプロセスをアビイロード・スタジオでおこなって万全を期しています(ちなみに4月にCDで発売されるオリジナルジャケット・シリーズの輸入盤は以前のリマスター音源によるものです)。
【クレンペラーのマタイ】
演奏時間トータル223分。異様なまでの重さと巨大なスケールで圧倒する『マタイ受難曲』。そこではさまざまなパートが強い存在感を示しており、直情的な表現は無いにも関わらず、キリストの受難の物語を巡る慟哭・憧憬・達観といった複雑で多様な要素のそれぞれが聴き手の胸に深く迫ってきます。
第1部第1曲や第1部終曲では緊張の持続に驚かされますが、同じ遅いテンポでもエンディング近くのバスの名アリア「Mache dich, mein Herze」では包容力に満ちたやさしさを感じさせるのが印象的。
この『マタイ』は、メンゲルベルクやフルトヴェングラーなど往年の情緒的な演奏とはだいぶタイプが異なるとはいえ、近年常識となった軽快なピリオド様式とはさらに大きくスタイルが異なっており、どちらかというとマーラーやブルックナーなど後期ロマン派以降の音楽がお好きな方に受け入れられやすいものと思われます。この解釈方針を受容することさえできれば、感動の深さはまさに圧倒的です。フランスのChoc du Monde de la Musique受賞&レコード芸術推薦盤。歌詞対訳付。(HMV)
【収録情報】
バッハ マタイ受難曲BWV.244全曲
福音史家:ピーター・ピアーズ(テノール)
アリア:エリザベート・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
アリア:クリスタ・ルートヴィヒ(アルト)
アリア:ヘレン・ワッツ(アルト)
アリア:ニコライ・ゲッタ(テノール)
アリア:ヴァルター・ベリー(バス)
イエス:デイーリヒ・フィッシャー=デイーカウ(バリトン)
ユダ:ジョン・キャロル・ケース(バリトン)
ペテロ:ヴァルター・ベリー(バス)
大司祭:オタカール・クラウス(バリトン)
ピラト:オタカール・クラウス(バリトン)
侍女1:ヘザー・ハーパー(ソプラノ)
司祭1:オタカール・クラウス(バリトン)
司祭2:ジェレイント・エヴァンス(バリトン)
目撃者1:ヘレン・ワッツ(アルト)
目撃者2:ウィルフレッド・ブラウン(テノール)
ハンプステッド教会少年合唱団
マーティンデイル・シドウェル(合唱指揮)
フィルハーモニア合唱団
ヴィルヘルム・ピッツ(合唱指揮)
オブリガート
ガレス・モリス(フルート)
アーサー・アクロイド(フルート)
シドニー・サトクリフ(オーボエ、オーボエ・ダモーレ)
ピーター・ニューベリー(オーボエ・ダ・カッチャ)
ヒュー・ビーン(ヴァイオリン)
ベラ・デカニー(ヴァイオリン)
デズモンド・デュプレ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
通奏低音
ジョージ・マルコム(チェンバロ)
ヴィオラ・タナード(チェンバロ)
レイモンド・クラーク(チェロ)
ジェイムズ・W・マーレット(コントラバス)
ラルフ・ダウンズ(オルガン)
オットー・クランペラー(指揮)
録音時期:1960&61年
録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール、他
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
プロデューサー:ウォルター・レッグ
エンジニア:ダグラス・ラーター
原盤:EMI
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO」
他内容については未開封なのでお答えできかねます。
ビニール封の未開封につき内容は一切確認していません。
保管によるビニールの擦れ程度はありますが外観良好です。
再生規格などは画像にてご確認下さい。
記載に見落としあるかもしれませんが
すべて状態、仕様、は画像にて全て確認、ご判断お願いします。
出品状態表記はDISCのみを対象としています。
内容や箱の状態含めいかなることも全て一切の「ノークレーム、ノーリターン」厳守、ご理解の方のみ入札お願いします。
指定の配送選択以外は対応出来ません。
CD,DVDなど二枚まではお手軽宅急便(EAZY)での配送。それ以上の大きさは60サイズ、80サイズとなります。ほかの配送方法は対応いたしません。
配送は余裕を持ったサイズ計算となり実際の配送のサイズが表記などと異なっても差額は梱包代としてご理解ください
指定の配送選択以外は対応出来ません。
入金から配送まで2,3日までかかる場合がある事を予めご理解ください。
落札から24時間以内に入金、出来る方のみ入札をお願いします。
落札後48時間以内に入金が無い場合は、落札者都合にて削除をいたします。
お互いにスムーズな取引にご協力可能なかたのみ入札をおねがいします。
入札、落札後はいかなる事情もキャンセル対応はいたしかねます。
新規、一桁アカウントは入札前にご連絡をお願いします。事前連絡無き入札は削除する場合があります。
入札されるかたは、以上の掲載出品内容を全てご理解の上で入札同意となります。381910221225
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