ミネット・ウォルターズset 氷の家/女彫刻家/悪魔の羽/遮断地区/養鶏場の殺人火口箱 創元推理文庫　ミステリーミステリサスペンス

【詳細】
ミネット・ウォルターズset 氷の家/女彫刻家/悪魔の羽/遮断地区/養鶏場の殺人火口箱 創元推理文庫

氷の家　　　　　　2013年2月8日9刷　東京創元社
女彫刻家　　　　　 2000年9月29日再版　東京創元社
悪魔の羽　　　　　 2015年7月3日再版　東京創元社
遮断地区 　　 2013年2月28日初版　東京創元社
養鶏場の殺人火口箱 2014年3月14日初版　東京創元社

・氷の家
邸の氷室は十八世紀に小丘を模して造られた。冷蔵庫の出現にともない保冷庫としての役目を終えていたそこで、不意に死骸が発見される。胴体は何ものかに食い荒らされた、無惨な死骸。はたしてこれは何者か?…ここにはすべてがある。悲嘆も歓喜も、幻滅も信義も。これはまさに人生そのもの、そしてミステリそのもの。ミステリ界に新女王の誕生を告げる、斬新なデビュー長編!CWA最優秀新人賞受賞作。
・女彫刻家
オリーヴ・マーティン―母妹を切り刻み、それをまた人間の形に並べて、台所に血まみれの抽象画を描いた女。無期懲役囚である彼女には当初から謎がつきまとった。凶悪な犯行にも拘らず、精神鑑定の結果は正常。しかも罪を認めて一切の弁護を拒んでいる。わだかまる違和感は、歳月をへて、疑惑の花を咲かせた…本当に彼女の仕業なのか?MWA最優秀長編賞に輝く、戦慄の物語。
・悪魔の羽
2002年、シエラレオネで5人の女性が殺害された。元少年兵3人が起訴されるが、記者コニーはイギリス人のマッケンジーを疑っていた。2年後、バグダッドで彼に遭遇したコニーは拉致監禁されてしまう。解放時、彼女はほぼ無傷なうえ曖昧な証言ばかりで監禁中の出来事を警察に話さない。何を隠しているのか?圧巻の心理描写と謎解きの妙味を堪能できる、著者渾身のサスペンス。
・遮断地区
ある不穏な噂と少女の失踪が人々を変えた。封鎖された団地での二千人規模の暴動、監禁、そして殺人。血と暴力に満ちた緊迫の一日を描く、現代英国ミステリの女王の最高傑作。
・養鶏場の殺人火口箱
英国で実際に起きた事件を基に執筆された表題作と、偏見がいかにして悲惨な出来事を招いたかを暴く「火口箱」を収録。現代英国ミステリの女王の魅力が詰まった傑作中編集。

ミネット・ウォルターズ
現代英国ミステリの女王。『氷の家』で英国推理作家協会最優秀新人賞受賞。『女彫刻家』でアメリカ探偵作家クラブ最優秀長編賞受賞。『病める狐』で英国推理作家協会最優秀長編賞受賞

【状態】
経年劣化により焼け、スレは御座いますが、概ね良好です。