ジラール・ペルゴ 18石 6調整 懐中時計 1910-1930年頃 Girard-Perregaux
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ジラール・ペルゴ 18石 6調整 懐中時計 1910-1930年頃 Girard-Perregaux
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ダイヤルにGirard-Perregauxの銘があります。
また、ダイヤルとムーブメントに同社の商標であるIDEALの銘があります。
ムーブメントには1906年に同社の傘下となったFelipe Hecht社の特許(香箱の分割ブリッジ構造)が使われています。
腎臓型ヒゲ持ちやガンギ車の伏石、18石に6調整など高級な仕様です。
1910年といえば明治43年。バルカン戦争(1912年)や第一次世界大戦(1914年)の時代です。
・ムーブメント
テンプはバイメタルのチラネジ付き切テンプ。ヒゲゼンマイは姿勢差に強いブレゲ巻き上げヒゲです。
チラネジはコンペンセーションスクリューの他に一対のミーンタイムスクリューを装備しています。
緩急針には歩度の微調整ができるよう、スワンネックマイクロアジャスターを装備。
時刻あわせはペンダントセット(竜頭引き)です。
時刻を合わせる際は竜頭を一段引き出して、竜頭を回してください。
日差は24時間の平置き実測で30秒以内でした。
過去のオーバーホール履歴は不明のため、購入された方はオーバーホールに出された方がよいかもしれません。
・形状・材質
割れ欠けともに無く、良い状態です。
懐中時計の時代においてもスリー・ゴールド ブリッジ付トゥールビヨンやデテントクロノメーター等、ハイエンドの時計を製造していました。
またその歴史において日本とも縁が深く、創業間もない1861年に、「まだ開国前の日本」に創業者の一族であるフランソワ・ペルゴを派遣し、スイスの時計メーカーの中でもっとも早く日本への時計の輸入を開始しました。
日本の時計史において重要な位置を占めるメーカーです。
◆Felipe Hechtはスイスの高級時計メーカーです。
1793年に創業し、1906年にジラール・ペルゴの傘下となりました。
ジラール・ペルゴ銘の懐中時計に同社の特許番号を見ることが出来ます。
第一次世界大戦時代の時計で、今も動くものと接する機会はあまりないと思います。
この機会にお手元に置かれてみてはいかがでしょうか。
新品同様の状態を望まれる方、細部が気になる方は入札をお控えいただければ幸いです。
まことに恐れ入りますが、「落札時刻＋48時間後までに発送先のご連絡が無い場合」及び「発送先のご連絡いただいた時刻＋48時間後までにお支払いいただけない場合」はご購入の意思無しとして対応させていただきますので、ご容赦下さい。
なお、日差の記載があるものについては、輸送時の振動による緩急針のズレなどで変化する場合があるため保証値ではありません。
参考値とご理解いただければ幸いです。
また、商品説明に特に記載がない場合は本体のみ(懐中時計なら懐中時計のみ)の出品です。参考画像などは商品に含まれません。
お取引は取引ナビを通してご連絡しており、お客様のメールアドレス宛てにこちらから直接メールを差し上げることはございません。
なお、先日当方の商品を落札された方宛に振込み先変更詐欺のメールがあり、警察と連携して逮捕することができました。
ご協力いただいた各位に感謝します。
銀行の振込み明細ないし、Yahooから通知されております簡単決済の情報やクレジットカード会社から受け取られるご利用明細をもって領収書とさせていただきたいと思います。
※当方が領収書を発行するとこれら明細との二重発行になってしまうため、発行しないよう税務署から指導を受けております。