トヨタ マークX 前期型 カタログ GRX121 GRX120 GRX125 TOYOTA MARK X
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トヨタ マーク X 前期型 カタログです。全41ページのカタログです。純正アクセサリーカタログ付です。古いものでキズ等があります。裏面にシールをはがした様なあとがあります。マークXは、マークⅡシリーズから数えると10代目となる車です。コロナマークⅡはコロナの上級版、クラウンとコロナを埋めるポジションとしてデビューしましたが、２代目からシリーズ名となって途中からはコロナも消えてトヨタ マークⅡとなりました。マークXはその後継車種となります。マークXのネーミングはマークⅡシリーズ10代目になるため当初ローマ数字でマークテンと思われましたが、発表時正式にマークエックスと発表されました。 120系マークXはマークXシリーズとしては初代となります。110系マークⅡで行ったビッグキャビン化を改善し、再び車高を低くすることになります。コンポーネンツは好評の180系クラウン（いわゆるゼロクラウン）と共通になり、エンジンも長らく搭載した直列6気筒をやめクラウンと同じＶ6を採用します。クラウンで磨き上げたプラットホームを共有することで走りのセダンを実現しました。しかしＶ6エンジンは3.0リッター2.5リッターNAのみでターボ付き等はなくミッションもATのみでスポーツセダンを期待した走り好きには期待はずれでした。外装の特徴は何と言ってもリアのビルトインマフラーです。これは排気管の出口をバンパー下部に開口部を設けて排気するデザインです。200系クラウンにも採用された後、トヨタ車では見られなくなりました。これはレ○サス車採用のためのデータとりであったのでしょうか？他にはフロントの3連ライト、内装では上級車種に天井イルミネーションが採用されました。その後のマークXは11代目で2度のマイナーチェンジを行い延命した後ファイナルエディションの発売となります。長らく生産され、バブル期にはカローラを販売台数で抜くこともあった人気車種でしたが生産終了は非常に残念です。後継はカムリとなるようです。中国では左ハンドル化されレイツというネーミングで販売されています。レイツの中国発売時にハンドタイプサイドブレーキに改造された120系（２～3台）でサイドスピンターンなどデモンストレーション走行を行う画像が当時公開されていました。中国ではそこまでしてでも走りのスポーツFRセダンを売りにしようとしていたのでしょうね。ちなみに、初代のコロナ マークⅡのT60型は本来コロナのモデルチェンジとして用意されていたことが後年主査により公表されています。T60型が上級車種のマークⅡとなったことで新たにT80型コロナを制作することになりました。これはT40型コロナが好評であったためと言われています。この事実は車両型式からもわかりますね。たらればですが、初代マークⅡ60系がコロナでデビューしていたら名車マークⅡは生まれなかったのか、それともコロナとなっていたのか想像はつきません。120系マークXオーナー様、コレクターの方いかがでしょうか
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