Carl Zeiss Sonnarを元に作られたソ連製のレンズ、ジュピター37Aです。1975年頃から製造されたユピテル11Aの後継モデルで、開放値が4から3.5に改良されており、2000年代まで製造されました。絞りは、絞羽12枚で、プリセットマニュアルです。3群4枚構成のゾナータイプの光学特性で、コントラストが高く、クラシックレンズとしては各収差が良好に補正されています。 Jupiter-37Aは、この個体は、KOMZ(カザン光学器械工場)の1986-1989年の製造で、シリアルナンバー部分がオレンジ色になっていて、MCが名前の前に来ています。