波紋が広がるように反響し合い空間に響き渡っていく浮遊感のあるシンセ〜反響音〜ベース音〜霞んだノイズなどのドローンがレイヤードされた壮大な揺らめきのサウンドの中で、微細なクランチ・ノイズ、物音のようなエレクトロニック・サウンドの断片などのチリヂリとした細かいサウンドが微かに瞬く、幻想的で美しいアンビエント〜ドローン・サウンド。「No Stars Without Darkness」というアルバム・タイトルで、ジャケットのアートワークが暗闇の中で光る星という意味ありげなものになっている、夜の静けさの中の暗い空に綺麗な星が広がる雄大な光景が表現されているような、奥深い美しさともの寂しさを感じさせるアンビエント・サウンドを作り上げています。これまでのSilent SeasonからのASCのアンビエント作品のファンのかたに今作もオススメなアルバムです。全9曲69分収録。