画像クリックで拡大できます
この商品も注目されています
佐々木譲★制服捜査シリーズ１・２★ 新潮文庫
本人確認前
商品説明
支払い、配送
支払い方法
-
Yahoo!かんたん決済
- PayPay（残高）
- PayPay（クレジット）※旧あと払い
- クレジットカード
- PayPay銀行支払い
- 銀行振込（振込先：PayPay銀行）
- コンビニ支払い
画像クリックで拡大できます
同時にメールで新着商品の通知も受け取れるように設定しますか？
110円〜
チェックして買い逃しを防ごう
「制服捜査」 平成２１年 １２月 文庫６刷
「暴雪圏」 平成２３年 １２月 文庫２刷
定価 ５９０円、７１０円＋税 ４４３頁、５１３頁
＜制服捜査＞ 最初は単独で発表され、シリーズ化する気もなかったというが、結局ここで起こる５つの物語は独立しているのだが、最後で融合される一つの物語となっている。「逸脱」移動して数日後に起こった事件。高校生の行方不明事件だったが、札幌などの都市ではごく普通に起こる。それでも気になり付近に聞き込みに当たるが、不良高校生の下っ端だったぐらいしか情報は得られない。翌日、死体が発見され、交通事故として処理される。けれど昨日この現場を通過したときにはバイクなど見ていない。明らかに事件なのだが、所轄警察はそのまま終わりにした。「遺恨」犬の射殺事件が起こった。そのご、隣接する牧場で強盗事件が起こる。消えた研修生たちに疑いがかかるが、川久保は納得できない。タイトルの制服捜査の意味が分かる。いくら刑事課のベテランでも、駐在は所轄の移動してきたばかりの警官に意見を言うこともできない。「割れガラス」障害の犯歴を持ついかにも迫力を持つ男が、工事現場に入ってきた。カツアゲの現場に居合わせた男は、それを阻止するが、町の有力者h彼を嫌う。駐在としてできることはないが、皮肉を込めて妻の不倫をほのめかす。「感知器」連続放火事件。町のキャンプ場に滞在する不審者が疑われ、移動してきたばかりの刑事だが、放火には詳しい警察官と川久保は息が合う。そして、放火犯は逮捕されるのだが、その裏で、保険金を狙う松の有力者がいた。「仮装祭」かなり長い1篇。13年前に児童誘拐事件が起こる。そして今年、また同じような仮装祭りが行われ、少女が消える。前歴者などを調べるが、この15年近く性犯罪などは起きていない。”犯罪者を出さない”ことが最優先の村社会でついに明かされる事件の真相。実に新たな警察小説というより、駐在さん小説。面白い。
＜暴雪圏＞ シリーズ第２作。北海道東部では春のお彼岸過ぎに暴風雪が起こることがある。普段であれば車で小一時間で帯広に行くこともできるが、この嵐が来ると道は雪に覆われ、孤立してしまうのだ。そんな志茂別に、様々な事情の男女が引き寄せられるように集まり様々な事件が起こる。志茂別を舞台にしたグランドホテル的な物語。不倫した主婦、貢がせる男、家出した少女、やくざの親分の家に強盗に入った男、会社の金を持ち出した男や、夫婦仲が気まずいペンション経営者。これらが突然の吹雪で身動きが取れず一つ屋根の下に集まる。駐在の川久保巡査部長は、この町ただ一人の警察官だ。発見された死体や帯広で起こったやくざの強盗事件がすべて結びついてくる。雪で応援は誰も入らない。川久保はどうするべきか。
多数まとめて送る場合はネット検索の上、なるべく料金の安いものを選択します。希望の発送方法がありましたら、ご連絡ください。
個人の蔵書なので、すべて一読はしています。すべて自分で読むために購入した本です。
経年劣化などはご理解ください。