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長岡鉄男氏考案『無指向性行燈スピーカー＆スワン』8cm×4 安倍晴明五芒星型145cmバックロードホーン４Ω 240W? デュアルバナナプラグ対応

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長岡鉄男氏考案『無指向性行燈スピーカー＆スワン』8cm×4 安倍晴明五芒星型145cmバックロードホーン４Ω 240W? デュアルバナナプラグ対応

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更新情報
- 3月8日
  
  ：商品説明追加

カテゴリ	家電、AV、カメラオーディオ機器スピーカー一般 FOSTEX
メーカー・ブランド	FOSTEX
状態	目立った傷や汚れなし
個数	1
返品	返品不可
自動延長	あり
早期終了	あり
入札者評価制限	あり
入札者認証制限	なし
落札者	ログインして確認
開始価格	4,500 円（税 0 円）
開始日時	2024.03.04（月）23:42
終了日時	2024.03.10（日）22:42
オークションID	n1126381165

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長岡鉄男氏１９７０年刊の『マイ・ステレオ作戦』に載っていた無指向性行燈スピーカーを作ってみました。第５７作目です。学生の頃から作りたいと考えていましたが、接合部の難易度が高く、ずっと躊躇してきましたが、ようやくその気になりました。サイズ的には低音が期待出来ないので、支えの部分を筒状にして、前作に続きバックロードホーンのスワンタイプにしました。流石に２０作目を超えてからは、以前の製作で感じた問題点など幾つも解決し、完成度が上がってきてます。

実はその気になったのは、安倍晴明神社で貰った五芒星が描かれた木製の鳴り物を見ているうちに思い立っちました。図面にトレースして、枠作りをしたのが最初です。五芒星の魔除けのパワーも込められています！？

下部の構造は、ソニーのブックシェルフ・スピーカーを２個合わせにし、建築用紙筒（ボイド管）を中央付近に奥まで差し込み、前後の音道を上昇させ、更に合体して左右に分割させて２往復させて、上部の開口部から出します。

ボイド管の断面が４４平方ｃｍほど、昇る音道が前後合わせて４５平方ｃｍ、降る音道が左右合わせて４６平方ｃｍ、昇る音道が５０平方ｃｍ、そこからテーパー状態になり、降り切った音道が９０平方ｃｍ、昇り切った最後の開口部が１６８平方ｃｍと、見事なホーンになっています。
内部のホーン長は４５ｃｍ、ボイド管と合わせたホーン長は１４５ｃｍになりました。

長岡氏はヴィクターの無指向性名器GB-１を真似て、フォステックスのＦＥ８３×４で設計したのですが、９ｍｍ厚のＭＤＦで五角形の枠を造り、その上下を松無垢材で塞ぎ、４面に８ｃｍフルレンジ、残る1面にツィーターを配置しました。

パイオニアのサテライトスピーカーから取り外した８ｃｍフルレンジは、コーン紙が紙製、センターキャップも紙製、エッジは布製で劣化の心配はありませが、１個だけ取付け時に５ｍｍ径の孔を開けてしまったので多用途接着剤で補修しました。ん。マグネット部は径６２ｍｍ厚さ２３ｍｍの防磁型。インピーダンスは４Ω、最大入力はシステム上６０Ｗになってます。パラレル接続とシリーズ接続を組み合わせ、システム・インピーダンスは４Ωです。

正面のソフトドーム・ツィーターはメーカー不詳。製。ダイアフラムは布製、マグネットは径２８ｍｍ厚さ１０ｍｍの防磁型、インピーダンス６Ω、最大入力は不明、３．３μＦを挟んで、クロスオーバー周波数は５．６ｋＨｚです。

フルレンジとターミナルの間はビクター製のＯＦＣケーブルで繋ぎ、デュアルバナナプラグ対応のスピーカーターミナルは金メッキ仕上げです。

試聴では、ペダルトーンで埋め尽くされているJ.S.バッハのペダル練習曲BWV５９８（手持のテストＣＤ；トン・コープマン：１７３４年製ミュラー・オルガン；アムステルダム；最低音３６Hz）を、見事なバランスで鳴らしました。この曲は勿論足鍵盤の練習用でもありますが、当時最高のオルガン・コンサルタントでもあったバッハが、すべてのパイプがちゃんと鳴っているかどうかのチェックをするための曲でもあり、スピーカーにとっては、低域に変なピークやディップがないかどうかのテストとしても使える便利な曲です。もちろん変なピークやディップはありません。

本格的試聴では、J.S.バッハの前奏曲とフーガハ短調BWV５４６（手持の最強テストＣＤ；トン・コープマン：ミュラー製作オルガン１７３４；最低音３２Hz）の最初のＣのロングトーンは、かなりの大音量でもしっかりで鳴らし切りましたが、１０ｃｍ×４には劣ります。ボリューム位置では、１０ｃｍ×４が４時の位置に対して、こちらは１時が限界です。

バッハの最高傑作、前奏曲とフーガハ短調BWV５４８（手持のテストＣＤ；トン・コープマン：１６９２年製シュニットガー・オルガン；フローニンゲン：最低音３６Hz）の方は、同等の大音量でも、満足いく迫力で鳴らし切りました。

本領発揮はやはりオーケストラ！完全無指向性の音場の広がりは見事で、何処にスピーカーがあるのか、眼を閉じれば全くわかりません。

ボイド管は差込なので、１８０度どの向きでも配置出来ます。更なる改造も自由です。発送は３分割して行います。

外観はパイン・ニス仕上げで、概ねキレイです。

サイズは最大４１×２１×１０６ｃｍ、重さ５．３ｋｇです。

（2024年 3月 8日 12時 54分追加）
写真は間違いで、別の下部です。

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