Sonic Blue Twangerのコントロールノブは、本物のアンプの動作をイメージさせる構成です。プリアンプ“Vol”を上げれば歪みや倍音が強くなり、音量も少し上がります。パワーアンプ“Master”は、全体の音量を調整しますが、高くするにつれ音の腰回りに特有の迫力ある歪みが増えていきます。
Sonic Blue Twangerはこのフルチューブアンプ特有の動作までをも捉えています。そのため、多くのオーバードライブのように“Volume”“Gain”というようにノブの役割を分けていません。“Vol”と“Master”はそれぞれの設定を組み合わせることで音色全体を作り上げます。本物のアンプさながらの操作感を搭載することで、実際のアンプと同様のイメージで音を作っていくことができます。
Sonic Blue Twanger唯一のEQセクションであるTrebleコントロールノブは、これ1つで全体のトーンバランスをコントロールできます。時計回りに動かせば2kHzを超えた帯域をブーストし、反時計回りに動かせばトレブルを抑えたトーンになります。接続するギターやアンプの特性に合わせてサウンドのバランスを調整してください。
Sonic Blue Twangerは、アメリカンアンプの瞬間的な音だけを捕らえるものではありません。ペダル自体がアンプそのものの操作感を持っています。