★Lo-D HMA-9500徹底メンテナンスで音蘇る　更にチューンナップ

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★Lo-D HMA-9500徹底メンテナンスで音蘇る　更にチューンナップ

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154,000円（税 0 円）
- 終了 11/28 (火) 19:16 終了予定
- 目立った傷や汚れなし
- 質問する回答済み：2件
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更新情報
- 11月27日
  
  ：質問回答
- 11月27日
  
  ：質問回答

カテゴリ	家電、AV、カメラオーディオ機器アンプ一般その他
状態	目立った傷や汚れなし
個数	1
返品	返品不可
自動延長	あり
早期終了	あり
入札者評価制限	あり
入札者認証制限	なし
落札者	ログインして確認
開始価格	152,000 円（税 0 円）
開始日時	2023.11.26（日）23:24
終了日時	2023.11.28（火）19:16
オークションID	n1115231233

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終了詳細

日立Lo-DのパワーアンプHMA-9500を出品します。今回9500の出品は４８台目の出品になります。今回出品の9500は、動作品として入手した物です。確認の結果は、一応、出力が有りましたが、今後の使用を考え、ドライブ基板と電源の（ブロックコンデンサーを除く）電解コンデンサーを全数、定電圧電源の整流ダイオード8本を一般の物からファーストリカバリーダイオードに、調整用半固定抵抗全数（4個）、トランジスター6個、スピーカーリレー２個も新品に交換しました。メンテナンスの後は、とても良い状態です。完成後、動作に問題のない事を確認し、DCオフセット、アイドリングなど調整してあり動作は安定しています。

また、スピーカーターミナルを太いケーブルとバナナプラグ対応の金メッキターミナルに交換しました。

外観は、中古なので無傷とは言えないと思いますがまずまずだと思います。整備済みのため、３ヶ月の動作保証を致します。保証期間終了後も万一の故障時には、低価格で修理対応いたしますので、安心してお使いいただけます。

9500は日立がオーディオ用に開発したMOS-FETの優れた特性と使いやすさを世に知らしめたアンプで、今でも根強いユーザーに支持されています。私も７０～８０年代のオーディオに興味があり、名器と言われ興味のあるアンプは色々聴いていますが、9500はMOS-FETの個性をストレートに感じさせるアンプであると思います。出力素子だけで音質が決まるものではありませんが、これだけシンプルな回路でアンプを構成しているという事は、ＭＯＳ－ＦＥＴの特長を上手く生かしたもので、トランジスターアンプを何段も通したり、複雑な回路構成のアンプよりも、シンプルなアンプの方が音の鮮度は高いと思っています。他の条件が同じであれば、信号の通過する素子数は少ないほど良いと思っています。その意味でＨＭＡ－９５００は合理的なアンプであると思います。また、（終段の素子だけで音が決まるわけではありませんが）トランジスターアンプとFETアンプは音に違いがあると感じています。確かにトランジスターアンプにも音の良いアンプは沢山ありますが、私は、個人的に（V-FETやMOS-FETの）FETアンプの音が好きなようで、（全ての機種とは言えませんが）良く出来たFETアンプの音に惹かれるものを感じます。特に、素子の違いは、（微妙ではありますが）主に高音域の違いとなって現れるように感じています。私はヤマハのB-1（V-FET）をメインで使っています（個人的な音の好みとシステムの中で他のコンポとのかねあい“バランス”もあるのでしょう）。そして、この9500にもトランジスターアンプにはない、そしてB-1にもない違った音の魅了を感じます。

オーディオは全く自己満足の世界です。音の入口からプリアンプとパワーアンプを経由して最終的にスピーカーから音が出ますが、パワーアンプと組み合わせるプリアンプやスピーカーなど組み合わせる他のコンポ（部屋を含め）によっても音の印象や評価は変わるものです。音を言葉で表現することは難しいですが、高域の（繊細感を持った）明快で透明感のある音（B-1と比べると少しクールに感じますが）、この高域の音が時に切れ味の良さを感じさせます。一言で言えば、これがMOS-FETの個性ではないかと思っています。

回路を見ると、とてもシンプルな造りのアンプです。私が色々聞き比べて最近感じていることは、初期（ほぼ７０～８０年初期）の音の良いアンプの多くは、一部例外もありますが、造り（回路）が非常にシンプルであるという共通点を持っているように感じます。特にこの初代の９５００はMOSの特徴を活かし回路をシンプルに構成した特長が生かされたアンプの代表だと思います（９５００ｍｋⅡの方は当時各社が採用し流行したノンカットオフ回路が組み込まれて少し複雑化“高度化”して行きますが音質的には当然のことながら似た傾向を持っています）。

（順序はバラバラですが）メンテナンスなど写真で簡単にご説明致します。写真２左上は、メンテナンス前のアンプドライブ（片側半田面）基板になります。右上は、同じドライブ基板ですが、全面再半田処理と余分なフラックス除去とクリーニングをしてあります。左下は、ドライブ回路の電源部です。ヒューズ（4本）の下側に交換前の整流用ダイオード８本がみえます。右下は、同じくドライブ回路の電源部です。ヒューズ（4本）の下側に整流用ファーストリカバリーダイオード８本がみえます。一般用の物から大型のファーストリカバリーダイオードに交換しました。
写真３左上は、入力部分に付いている切替スイッチ内部の接点です。このスイッチは、普段切り替えて使う事のない切替スイッチのため、両端のスイッチ接点部分は特に汚れが酷く、大きな接触抵抗を生じます。スイッチ分解クリーニング時のもので、上が、クリーニング前の物で、下がクリーニング後のものです。汚れによる抵抗があると、アンプの入り口で確実に音質は劣化します。クリーニングした物は、新品時の状態と同じで抵抗値はゼロになります。クリーニングした物は全く接触抵抗の問題は有りません。音の入り口での音質劣化を防ぎます。右上は、メンテナンスを終えたアンプ内部の様子です。左下は、定電圧電源の整流用に交換したファーストリカバリーダイオードです。右下は、アンプのドライブ基板から外したコンデンサー、ヒューズ抵抗、ダイオード、調整用半固定抵抗、スピーカーリレーなどです。全て新しい物に交換済みです。調整後の動作確認も問題有りません。メンテ無しのアンプは、至る所に音質劣化の問題を抱えており、本来の音は期待できません。ビンテージと言われるアンプは、適切なメンテナンスをして初めて力を発揮するものです。

この商品は、オークション終了間際のご質問にはお応え出来ない場合が御座います。ご質問は、余裕を持ってお願いいたします。整備品のため、商品到着後３ヶ月間の動作保証を致します。（期間内でもスピーカーターミナル間のショートなどユーザー様の過失による事故は有償対応になります。また、保証期間中の修理代は無料ですが送料はご負担いただきます。保証期間後も、殆どの部品が揃っていますので、いつでも修理対応が可能です）音が出ないなどの重大な問題が発生した場合は、修理にて対応させて頂きますが、外観など、それ以外の些細なクレームにはお応え出来ません。（不明な点は、事前に質問欄でお問い合せ下さい）

新規（取引評価がゼロ）の方の入札は入札妨害防止の為、申し訳ありませんが受け付けません。新規でご希望の方は、質問欄より事前にご連絡下さい。許可無く入札があった場合には、削除又は落札者の都合でキャンセル致します。ご協力宜しくお願い致します。

取説のコピーを添付致します。