【新人時代にグリーンが残した優れた1枚】 若き日のベニー・グリーンが残したデビュー作。ニューヨークで注目のピアニストとして評判を呼んでいた時期の吹き込みだけあって、覇気に富んだプレイが心地よい。とはいえ、勢いだけのトリオ演奏には陥らず、しっとりした味わいも醸し出す。いまではトレードマークとなったファンキー色もこのころはそれほど強くない。むしろ新主流派の現代版的な演奏に新鮮な響きを感じさせる。ジャズの伝統を感じさせつつ、時代の先端を行くピアノ・プレイが痛快この上ない。 聴き所:トラック(2)「What Is There To Say」 テクニックと素晴らしい音楽性が一体となった好盤!(
In This Direction
若き日のベニー・グリーンが残したデビュー作。ニューヨークで注目のピアニストとして評判を呼んでいた時期の吹き込みだけあって、覇気に富んだプレイが心地よい。とはいえ、勢いだけのトリオ演奏には陥らず、しっとりした味わいも醸し出す。いまではトレードマークとなったファンキー色もこのころはそれほど強くない。むしろ新主流派の現代版的な演奏に新鮮な響きを感じさせる。ジャズの伝統を感じさせつつ、時代の先端を行くピアノ・プレイが痛快この上ない。 聴き所:トラック(2)「What Is There To Say」 テクニックと素晴らしい音楽性が一体となった好盤!(