◆大沢昌助「風景」油彩 4号肉筆真作保証額装画廊扱い藤島武二猪熊弦一郎山口長男荻須高徳岡田謙三牛島憲之小磯良平村井正誠

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◆大沢昌助「風景」油彩 4号肉筆真作保証額装画廊扱い藤島武二猪熊弦一郎山口長男荻須高徳岡田謙三牛島憲之小磯良平村井正誠

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カテゴリ	ホビー、カルチャー美術品絵画油彩抽象画
状態	目立った傷や汚れなし
個数	1
返品	返品不可
自動延長	あり
早期終了	あり
入札者評価制限	あり
入札者認証制限	あり
落札者	ログインして確認
開始価格	1,000 円（税 0 円）
開始日時	2022.04.28（木）11:11
終了日時	2022.05.05（木）23:08
オークションID	n1049611293

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終了詳細

戦後二科会再建時の創立会員で80歳を過ぎて簡潔かつ色彩豊かな抽象表現を確立。単純化した線と色面を自由に駆使し、詩情あふれる独自の作品を数多く残した大沢昌助の「風景」。肉筆・真作保証作品。作品サイズ：24.4cm×33.3cm。額（前面にガラスあり）サイズ：39.5cm×48.7cm×5.0cm。箱サイズ：43.0cm×52.0cm×6.0cm。作品全体に軽い経年感はありますが傷みはなく良好な状態です。額は一部分に目につかない程度の小さなアタリと裏面に汚れが少しありますが良好な状態です。箱は全体の劣化と部分的な傷があります。なお、ご覧いただいている作品画像の色調は、実際の作品に近くなるように調整しましたが、個々人のディスプレイの種類や調整などにより、実際の作品の色調と微妙に異なりますのでご了承ください。発送は佐川急便（送料着払い）とさせていただきます。

なお、商品説明に真作保証と記載のない作品は模写作品として出品しております。また、評価＝新規の方や評価に「落札者都合による落札拒否」の事歴が多い入札者は終了前に入札を削除いたします。また、海外へ転売するために落札する業者または落札代行業者の方とは取引きいたしません。落札終了後は取引メッセージを通じて連絡いたしますが、落札日から3日以内に落札手続きがない場合は次点の方を繰り上げさせていただきます。落札しておいて連絡も手続きもしない方は、ブラックリストに登録しますので、当方への入札は以後できなくなります。非常識な低い入札額で終了しそうな場合は、終了間際に出品を取り消しいたします。領収書は、発行いたしません。

大沢昌助（おおさわ・しょうすけ） 1903年～1997年

1903（明治36）年、東京生まれ。幼少期に絵画に魅せられ、中学生の頃から建築家の父に水彩画の指導を受ける。1928年、東京美術学校西洋画科を卒業。1929年から二科会に初出品し、以後1942年まで毎回入選。1933年、日動画廊で初の個展を開く。1938年から絵本の挿絵を始め、戦後は教科書挿絵も手掛ける。また二科会のほか、日本国際美術展、現代日本美術展、国際形象展などに出品。1942年、二科賞を受賞。1943年、二科会会員となる。1950年代後半から作風は抽象化していき、1960年代に入ると更に単純化された色面による表現を展開。1954年、多摩美術大学教授となる。1965年、国際形象展で愛知県美術館賞を受賞。第8回サンパウロ・ビエンナーレ展に出品。1970年代に入って版画の制作を始める。晩年は再び人物や風景をモチーフに取り上げ、単純化された線と色面を自由に駆使し、詩情あふれる作風を展開。1981年、池田20世紀美術館で「大沢昌助の世界」展が開催。1997（平成9）年、没。

1903（明治36）年　東京三田綱町に大沢三之助、みよ子の三人兄弟の二男として生まれる。
　　　　　　　　　　三之助は建築家辰野金吾の教えをうけ、後に東京美術学校図案科第二部
　　　　　　　　　（建築科）主任教授となる。昌助の兄と弟は建築家になった。
　　　　　　　　　　三之助の妹（いと子）は福沢諭吉の長男一太郎に嫁いだ。

1923（大正12）年　東京美術学校（現・東京芸術大学）西洋画科に入学。
　　　　　　　　　　長原孝太郎、小林万吾にデッサンを学び、三年次に藤島武二教室に入る。
　　　　　　　　　　一級上に猪熊弦一郎、山口長男、荻須高徳、岡田謙三、牛島憲之、
　　　　　　　　　　小磯良平、一級下に吉井淳二、久保守らがいた。

1928（昭和 3）年　東京美術学校西洋画科を首席で卒業。

1932（昭和 7）年　世田谷区玉川奥沢町にアトリエを建てて転居。
　　　　　　　　　　国立音楽学校の一期生でピアニストの北村季美子と結婚。

1933（昭和 8）年　「大沢昌助油絵個展（日動画廊）」開催、福沢一郎から励ましをうける。

1939（昭和14）年　この年から児童雑誌『コドモノクニ』に童画を掲載。

1942（昭和17）年　二科賞受賞。

1943（昭和18）年　二科会会員に推挙される。

1945（昭和20）年　4月頃、強制疎開を受け、福沢方に転居。8月、父の三之助死去。
　　　　　　　　　　この年、二科会再建に会員として参加する。

1946（昭和21）年　武井武雄、初山滋らによる日本童画会の創立に参加。

1954（昭和29）年　多摩美術大学教授となる（1969年まで）。

1961（昭和36）年　兜屋画廊で戦後初の個展開催。

1965（昭和40）年　第4回国際形象展で愛知県美術館賞を受賞。
　　　　　　　　　　多摩美術大学正面玄関にモザイク壁画を制作。
　　　　　　　　　　第8回「サンパウロ・ビエンナーレ展」に出品。

1973（昭和48）年　「大沢昌助・村井正誠・山口長男展（夢土画廊）」開催。

1975（昭和50）年　「麻生三郎・大沢昌助・柳原義達・山口長男展（ギャラリーセゾン）」開催。

1978（昭和53）年　「大沢昌助・堀文子・建畠覚造展（神奈川県民ギャラリー）」開催。

1981（昭和56）年　「大沢昌助の世界展（池田二十世紀美術館）」開催。

1982（昭和57）年　二科会を退会。

1984（昭和59）年　「大沢昌助個展（銀座アートセンターホール）」開催。

1991（平成 3）年　8月、大沢昌助展（銀座、和光ホール）開催。
　　　　　　　　　　9月、「変身と変貌　大沢昌助展（練馬区立美術館）」開催。
　　　　　　　　　　東京都新都庁舎都議会本会議場前ロビーの大理石に壁面デザイン。

1995（平成 7）年　第4回中村彝賞受賞。

1997（平成 9）年　急性心筋梗塞のため自宅で死去。享年93歳。
　　　　　　　　　　9月、「追悼　大沢昌助展（練馬区立美術館）」開催。

真作保証品につきましては、公的美術品鑑定機関により贋作と鑑定された場合のみ、1ヶ月以内でしたら当方で鑑定書類を精査したうえ、返品・返金に応じさせていただきます。ただし鑑定関連費用、返品送料、出品者が負担する落札システム利用料（落札金額から差し引かれる金額）は、すべて落札者様の負担になりますのでご承知おきください。以上の条件を了承できない方は、入札なさらないでください。