KEITH SWEATのサポートで98年にデビューしたあのOL SKOOLのメンバー、POOKIEによるサザン・コンテンポラリー・アルバム!EDDIE LEVERTそっくりな歌い回し~シャウトの連続に悶絶必至!
ボビー・ウォーマック、マンハッタンズ、シャイ・ライツ、J.BLACKFOOT(ソウル・チルドレン)といったソウル界の大物達が集うイベントSAG ENTARTAINMENT PRESENTS OLD SCHOOL SOUL JAM TOURが開催されるのをご存知だろうか。その中に唯一フィーチャリング・ゲストとして参加するのがここに紹介するPOOKIE LANEである。本作は彼のデビュー・アルバムなのだが、この名前だけでピンときた方は表彰したい位にスゴイ!それでは驚くべき彼の経歴を解き明かしていくことにしよう。
「Southern Woman」「You Are Appreciated」「Bad Girl」はテンポのあるアーバン・ソウルで、ソウルフルで包容力のある彼の歌には女性でなくともクラッときてしまいそうだ。この3曲以外は全てベタベタなバラードなのだが、どの曲も甲乙つけ難い。そこで敢えてこの一曲といえば「Love The Way We Used To」だろうか。本国のラジオでも頻繁にかかっているドラマティックな素晴らしい曲だ。
JAMES MACKAYという最良のビジネス・パートナーを得て、再起のPOOKIE兄貴!これからのソウル・ミュージック~サザン・コンテンポラリーの行く末を担うであろう逸材の誕生に感謝であります!
Southern Women
ボビー・ウォーマック、マンハッタンズ、シャイ・ライツ、J.BLACKFOOT(ソウル・チルドレン)といったソウル界の大物達が集うイベントSAG ENTARTAINMENT PRESENTS OLD SCHOOL SOUL JAM TOURが開催されるのをご存知だろうか。その中に唯一フィーチャリング・ゲストとして参加するのがここに紹介するPOOKIE LANEである。本作は彼のデビュー・アルバムなのだが、この名前だけでピンときた方は表彰したい位にスゴイ!それでは驚くべき彼の経歴を解き明かしていくことにしよう。
彼はアーカンソー州ブライスヴィル出身。父親が宣教師で5才の時には教会で一緒に歌を歌っていたという。そして、彼が17歳になった頃には父親がデニス・エドワーズ率いるテンプテーションズのバックグラウンド・シンガーとして歌っていたというから、彼にとって父親は尊敬すべき大きな存在だったのだろう。その後、成長しグループを組んで音楽活動を行っていた彼らになんと、あのキース・スウェットが目を留め、彼の口添えによりメジャーのユニバーサルと契約。98年にリリースしたデビュー・アルバムはマルチ・プラチナムを獲得する大成功を収めた。そう!このPOOKIEこそがあの一世を風靡したOL SKOOLのメンバーだったわけだ。しかし、彼はOL SKOOLのセカンド・アルバムを制作する前にグループを脱退してしまう。
だがその後、彼の人生にとっての第二のドラマがあった。2000年頃に今をときめくサザン・ソウル・シンガー、STAN MOSLEYのショーにサポート・シンガーとして参加していた彼はショーの最後に、STAN MOSLEYに後押しされて歌を歌ったところ、そのパフォーマンスと歌で聴衆を魅了したそうだ。そこで当時テンプテーションズのベーシスト兼STAN MOSLEYのミュージック・ディレクターをしていたJAMES MCKAYが彼の才能に魅せられてアルバム製作を彼に持ちかけたのだという。
さて本作についてだが、『SOUTHERN WOMAN』というタイトルのとおり本作は南部の独身女性、働く女性達に向けて様々なメッセージが込められている。またPOOKIEは自身をサザン・ソウル界のバラディアーと称しているが、決して歌唱法に黒人バラディアー独特のいやらしさは無い。バラード中心の中にもミディアム・テンポの楽曲も配して、総じてリラックスして聞けるのは前述したアルバムのコンセプトに起因するものといえよう。
またトラックを聞く際に注意していただきたいのが、レーベルこそマイナーではあるがJAMES MCKAYによる丁寧なサウンド・メイクにより若いR&Bリスナーから筋金入りのソウル・リスナーをも虜にできるにコンテンポラリーさ加減。
「Southern Woman」「You Are Appreciated」「Bad Girl」はテンポのあるアーバン・ソウルで、ソウルフルで包容力のある彼の歌には女性でなくともクラッときてしまいそうだ。この3曲以外は全てベタベタなバラードなのだが、どの曲も甲乙つけ難い。そこで敢えてこの一曲といえば「Love The Way We Used To」だろうか。本国のラジオでも頻繁にかかっているドラマティックな素晴らしい曲だ。
JAMES MACKAYという最良のビジネス・パートナーを得て、再起のPOOKIE兄貴!これからのソウル・ミュージック~サザン・コンテンポラリーの行く末を担うであろう逸材の誕生に感謝であります!