1975年にバンドは解散するが1983年にビリー・コブハムと新たな3人のミュージシャンと共に再結成する。新編成のマハヴィシュヌ・オーケストラはインド音楽のエッセンスの影を潜め、サックスのビル・エヴァンスをフィーチュアし、よりジャズ・フュージョン色の濃いものでその時代性を反映したものとなる。新編成マハヴィシュヌ・オーケストラはニュー・アルバム『アドヴェンチャー・イン・ラジオランド(原題:Adventures in Radioland)』リリース後、バンドはフェスティヴァルを中心としたヨーロッパ・ツアーを行う。その中でもオランダで開催されている世界的ジャズ・フェスティヴァルの一つである<ノース・シー・ジャズ・フェスティヴァル>に出演、その時にテレビ/ラジオ放送用として収録されたオーディオ・マスターの発見により今回のリリースに至る。2枚のアルバムとビル・エヴァンスの楽曲、新曲、そして70年代の1stアルバムの楽曲で構成されたライヴ・パフォーマンスは、ジョン・マクラフリンならではの攻めのジャズ・ミュージックを全編に披露