05.Life in Wartimeが特にお気に入りだったけど、改めて歌詞の内容も確認して、だからかー!と納得した。 and i feel down.i'm broken now. こっちの気持ちにピッタリ寄り添ってやがる。 弱い奴にはめっちゃ心地好く、強い奴には全く必要のないアルバム。
04.There's Nothing Wrong, 06.Sunrise, 09.Kill the Time, 16.If You Want a Friendもキラーチューン。 キラーチューンっちゃあ、全てがキラーチューン言ってもいいんだけどね。 全てが素晴らしいアルバム。さり気ない優しさが気持ち良過ぎて泣けてくる。
あの日以降の傷付いた人たちに向けて奏でられているようにすら思える。全てを失ってもなお、負けねえぞ前に進むぞ復興だ!
そんなことをたとえ強がりだとしても言える、強い人たちに向けられたものでは絶対ない。駄目だよ無理だよもう立ち直れないよ…
腐れ政治家どもに限らず、いろいろな意味で強い力を持った権力者たちが声高に偉そうに御立派なことを言う中にあって、
弱音を吐くことすら遠慮して微かな声すら上げられない、そんな弱い人たちに優しく寄り添うような音楽だと思う。
大丈夫!がんばれ!と押し付けがましく言ってるのでは決してない。恨みや憎しみを掻き立てるようなことも全く言ってない。
空を指差して、ほらあの雲を見てごらんよ、なんてわけわかんねえことを言っているわけでもない。いや、そんな感じのことは歌ってるかもしれない。
でも、それでも、暑苦しく押し付けがましいものではなく、打ちひしがれてる人の隣に座ってそっと優しく肩を抱いて、
弱々しく寂しげだけどポジティヴな笑顔を見せてくれるような音楽に聴こえる。
音だけを聴いていても、仄かに明るいけどメランコリックな雰囲気は伝わると思う。一応、歌詞を日本語訳でザッと目を通してみても、
あの日のことが思い出されるような世界観が全編に亘って描かれているような気がする。
具体的にどうこういったものではなく、漠然としたものではあるんだけれど、どうとでも深読み出来そうな、
様々な状況で傷付いた人たちに優しく寄り添ってくれるような歌詞がサウンドと共に全曲で展開されている。
同時期にリリースされた前メインヴォーカルだったダニエル・ワイリーのソロアルバムと同様、2〜3分のコンパクトな曲が
次々繰り出される構成は同じなのに、不思議とこちらにはトータルアルバムのような統一感が感じられる。
押しが弱く個性の薄いヴォーカルが良い効果を出しているのだとも思う。個性の強いメインヴォーカルが脱退して、
どうなることかと心配してたら、脱退前も良かったけど脱退後も素敵な作品出したねえ、という共通点では、
マーキュリー・レヴが見せた展開にも似ているように思う。
ティーンエイジ・ファンクラブにも当然似ているけど、もっと気だるげでメランコリックだと思う。
TFCが希望に満ち溢れているとしたら、CRRは何か諦めてる感がある気がする。
ヴォーカルは押しが弱いし、楽曲も押し付けがましくない。シングルカットするには、どれも弱いんだけど、どの曲もが素晴らしい中にあって、
05.Life in Wartimeが特にお気に入りだったけど、改めて歌詞の内容も確認して、だからかー!と納得した。
and i feel down.i'm broken now. こっちの気持ちにピッタリ寄り添ってやがる。
弱い奴にはめっちゃ心地好く、強い奴には全く必要のないアルバム。
04.There's Nothing Wrong, 06.Sunrise, 09.Kill the Time, 16.If You Want a Friendもキラーチューン。
キラーチューンっちゃあ、全てがキラーチューン言ってもいいんだけどね。
全てが素晴らしいアルバム。さり気ない優しさが気持ち良過ぎて泣けてくる。