ロサンゼルスはローレルキャニオンの自宅やハリウッドのスタジオでカセットやオープン・リール・テープに吹き込まれたリハーサル・セッションやデモ音源の数々は、74年『TERMINAL LOVE』~76年『PETER IVERS』期の貴重音源。"ALPHA CENTAURI"、"EIGHTEEN AND DREAMING"といった長年に亘って彼の作品で繰り返されたトラックはもちろんのこと、
CARLY SIMONとのデュエットに結実する"PETER"や、DAVID LYNCHとの"IN HEAVEN"、VAN DYKE PARKSとの"WINDOW WASHER"、78年自伝的ミュージカル「NIRVANA CUBA」用の"NIRVANA CUBA WALTZ"、初出かもしれない"TAKE YOUR CHANCES WITH ME"や"CONFERENCE CALL AT FOUR"、"MY DESIRE"、"THE NIGHT YOU DIDN'T COME"、"AIN'T THAT A KICK"などなどなど、ピアノ、ドラム・マシーン、ハーモニカ、そしてむき出しのヴォーカルによるシンプルなサウンドで彼本来の奇異なポップ性が浮かび上がる全25トラックを収録しています。