ハイライトはなんといってもオープナーの「Loc-It-Up」でしょう。同じくGENE REDDが手掛けたLEPRECHAUN (CITATION/12") のヴァージョンもあるNYサウンドの人気曲で爽快感に溢れたバツグンのアーバン・ダンサー。その他、心地よいシンセ・ワークで聴かせるミッド「Let Me Be The One」、ハネるビートの上でファルセット・リード中心に瑞々しいコーラスが伸びる「Let's Party」、対して時折猛々しさも垣間見えるデジタル・ファンク「Let Me Show You」、さらにバラードも「Who Loved You」など聞き物多数。ヴィジュアルからも当時大人気のRAY,GOODMAN & BROWNを強く意識したのではと思われるものの、ヴォーカルの個性が及ばない分、徹底された洗練性とライト感覚。何はともあれジャケットの雰囲気そのままに洒落たアーバン・コンテンポラリーの秀逸曲がならぶ美味皿が晴れて初リイシューです!
LOC IT UP
これ以前~以後の活動も知られるところはなく、謎に包まれた存在ながら、85年にEPICからリリースされた本作は、PRELUDEからヒットを飛ばしたSHARON REDDの実兄でもある名プロデューサーGENE REDD制作ということもあり、URBAN~80'sファンからはよく知られ、名著『ブラック・コンテンポラリー・ディスク・ガイド』にも掲載された一枚。10年ほど前は「本当はレア(で内容も充実している)だけど何故かレコ屋では3ケタ盤コーナー」などと言い伝えられていたりしましたが、最近は80'sモノの評価も定まり、相応のプライスがついている模様。
ハイライトはなんといってもオープナーの「Loc-It-Up」でしょう。同じくGENE REDDが手掛けたLEPRECHAUN (CITATION/12") のヴァージョンもあるNYサウンドの人気曲で爽快感に溢れたバツグンのアーバン・ダンサー。その他、心地よいシンセ・ワークで聴かせるミッド「Let Me Be The One」、ハネるビートの上でファルセット・リード中心に瑞々しいコーラスが伸びる「Let's Party」、対して時折猛々しさも垣間見えるデジタル・ファンク「Let Me Show You」、さらにバラードも「Who Loved You」など聞き物多数。ヴィジュアルからも当時大人気のRAY,GOODMAN & BROWNを強く意識したのではと思われるものの、ヴォーカルの個性が及ばない分、徹底された洗練性とライト感覚。何はともあれジャケットの雰囲気そのままに洒落たアーバン・コンテンポラリーの秀逸曲がならぶ美味皿が晴れて初リイシューです!