TDK AR-X50 Normal position【1990年3代目最終モデル】【極上美品】『TDK技術陣の真骨頂ノーマルポジション史上最高峰の到達点！』2本set
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TDK AR-X50【1990年3代目最終モデル】ノーマルポジション50分カセットテープ2本setです。
TDK技術陣営の技術の粋を集めたノーマルポジションへの最終回答！
これがTDKノーマルポジションの最高峰の頂点の最終モデル最強の『AR-X』だ！
※ 【ランクSSS級 極上美品】シュリンク包装にスレ傷少なめで良いコンディショですが、見解は人それぞれです。お写真拡大する等よくご確認の上、ご検討宜しくお願い致します。コレクションにオススメですが、AR-Xは実用してなんぼの素晴らしいノーマルポジションですので実用を強くお勧め致します。
当時、SONY派だった私はオーディオ再生はレコードに回帰しており、カセットテープを聞くのは専らポータブルプレイヤーが主だった頃、ポータブルプレー用に録音編集してた時に私が驚愕したテープがTDKの AR-X。SONY派の私がHF-Proの方が上だと言い切れないTDKの底力がそこにはありました。
『そのノーマルポジションテープはメタルポジションテープを超えたと噂が広まったと言う…』
そのテープとは…
TDKノーマルポジションテープの最高峰『AR-X』
とは言え勿論、磁性体の特性から高域MOL特性、ノイズ、ダイナミックレンジにおいてノーマルポジションテープがメタルポジションの性能を上回る事は無く、カセットテープの取り扱いの認識不足から流れた噂です。メタルポジション対応デッキであれば、たいした調整をせずとも広い音域に対応出来るメタルポジションは、それなりのパフォーマンスを発揮するのに対してノーマルポジションテープはノイズリダクション機能付き(カセットテープ特有の『シー』と言う音)のデッキでノイズを軽減させる為、録音レベル調整バイアス調整といったテープの特性にあわせて録音する必要があったのですが、逆に緻密調整され録音されたメタルポジションはポータブルプレイヤーやミニコンポ、ラジカセ等で再生すると磁気ヘッドの再生限界を超え音の歪みが出る場合もあり、メタルポジション対応デッキで無い場合は『なんだこりゃ？』な音が流れて来たモノです。
一方、ノーマルポジションは厳密な再生レベルを求めなければデッキを選ばずにそれなりの音が出たモノですが、ノーマルポジションテープの弱点を極限まで克服した『AR-X』は脅威的な性能を発揮しデッキの相性等をモノともせずにノーマルポジションの究極形とも呼べるべきAR-Xは上記のメタルポジションに不利な条件下においてメタルポジションテープを超えたと誤解された噂が広まったのが真相のようです。
つまり当時カセットテープは既にCDの録音編集再生ソフトとしての役割が大きくミニコンポやCDラジカセによる録音に再生はポータブルプレイヤー、カースレオ、ラジカセ、コンポ等で行われる事が多く高性能ノーマルポジションの多様性が高評価となったのです。
既に磁気メディアから光メディアに移り変わり行くなか、磁気テープの性能はポテンシャルの限界に限りなく近づいておりTDKの技術開発陣営の経験と技術の結晶全てを注ぎ込まれたAR-Xの最終モデルは究極のノーマルポジションテープの最高峰の到達点と呼ぶべき歴史的産業遺物なのです。
因みに、ARは『ACOUSTIC RESPONSE』の略で低ノイズ、厚みのある音がウリでした。このモデルの上位モデルであるAR-XのXはTDKのハイエンドモデルに採用される伝統のイニシャルで文字通り『未知数な可能性』を表すモノだと思います。カセットテープメーカー御三家のノーマルポジション最高峰頂上決戦において最終的にはライバルメーカー『SONY』同様にTDKも5グレードラインナップシリーズを展開しローコストモデル『AE』スタンダードモデル『AD』上位モデル『AD-X』ハイエンドモデル『AR』そして最高峰モデル『AR-X』とカセットカーストとも呼ぶべき差別化でより最高級感を狙ったのかも知れません。
既に原料枯渇により当時の良質な磁性体は再現不可能なロストテクノロジーとなっており高性能ノーマルポジションは大変貴重なモノです。
上記の通りのまぁまぁのコンディションですが、出来る限りの状態を撮影させて頂きました。お写真よくご確認頂きました上、ノークレーム、ノーリターンお約束出来る方のみご入札宜しくお願い致します。