●書籍/やきものの値段-朝鮮陶.中国陶.近代陶.古陶/鍋島.柿右衛門.他 ●新しい備前-伊勢崎晃一朗.大澤恒夫.他-茶碗.徳利.ぐい呑/価格.茶道
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![【LIG】時代高麗青磁 白黒象嵌 龍図大徳利 31㎝ 酒器 朝鮮古陶 コレクター収蔵品 [.EE]23.5](https://auc-pctr.c.yimg.jp/i/auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0505/users/8548b921b443801de89544656f8e4e91ef99b2db/i-img1200x1200-1716551345lxt9mk23.jpg?pri=l&w=300&h=300&up=0&nf_src=sy&nf_path=images/auc/pc/top/image/1.0.3/na_170x170.png&nf_st=200)
![[URA]森豊二 造/古備前糸目瓢箪徳利/17-5-34 (検索)骨董/酒器/ぐい呑/酒杯/酒盃/猪口/徳利/備前焼](https://auc-pctr.c.yimg.jp/i/auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0505/users/2ec1e5c76ab42a8b7d25fd87ad4a7f0a2b386022/i-img1200x810-1716885565e0hzgu30.jpg?pri=l&w=300&h=300&up=0&nf_src=sy&nf_path=images/auc/pc/top/image/1.0.3/na_170x170.png&nf_st=200)
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●●第二特集「二人の陶芸家と歩く・新しい備前」・・・●●
**”作家・（略歴）／作品／寸法／価格／等 ”**
★備前はいまも・本当に人気のある窯場である。どこにそれほどまで・人を引き付ける魅力を備前はも
っているのだろうか。土の風合いを生かした・焼締めだからか。今回は・まだまだ若いというべき二
人の陶芸家に・さらに若い陶芸家たちをめぐってもらった。めぐった陶芸家たちも含め・これからの
備前・これからの日本のやきもの・これからの・「やきものというもの」・を考え・担っていっても
らわなければならない。それが・「新しい備前」・という内実でもある。
●●「同」・・・●●
●「大澤恒夫」・・・● ●「伊勢崎晃一朗」・・・● ●「大森礼二」・・・●
●●「同」・・・●●
●「藤原康」・・・● ●「柴田好浩」・・・●
●●「同」・・・●●
●「近藤正彦」・・・● ●「坂本亨」・・・●
●●「同」・・・●●
●「大澤恒夫」・・・●
●緋襷蕪徳利／緋襷もぐさ土ぐい呑／窯変らっきょう徳利／伊部手水指／他。
●「伊勢崎晃一朗」・・・●
●茶碗／大徳利／他。
●●「値段が決まるオークションの仕組み」・・・●●
●「近代陶」・・・● ●「中国陶」・・・●●
●●「値段が決まるオークションの仕組み」・・・●●
●「古陶」・・・●
■■『書籍』・・・■■
■■『陶磁郎』・・・■■
**”（２００６年―Ｎｏ．４５）”**
◆双葉社。
―”特集”―
●●『やきものの値段』・・・●●
―”この名品はいくら？”―
**”（約４０頁） ”**
★やきものや絵画の価格は・再生産できないもののため
・ときどきの物価に左右されないという不思議な性質
をもっている。
それは需要と供給というか・その時代の人びとの・「
欲望」・の鑑といっていい。
そして・日本とヨーロッパやアメリカの価格の構造は
・まったくというほど異なっている。
しかし・普通の感覚からいえば・壺一個で航空機が一
機買えてしまうなど・魑魅魍魎が跋扈する世界に見え
る事だろう。
「やきものの値段」・とは・一体何なのか。
―”第二特集”―
●●『二人の陶芸家と歩く・新しい備前』・・・●●
**”作家・（略歴）／作品／寸法／価格／等 ”**
**”（１８頁） ”**
★備前はいまも・本当に人気のある窯場である。
どこにそれほどまで・人を引き付ける魅力を備前はも
っているのだろうか。
土の風合いを生かした・焼締めだからか。
今回は・まだまだ若いというべき二人の陶芸家に・さ
らに若い陶芸家たちをめぐってもらった。
めぐった陶芸家たちも含め・これからの備前・これか
らの日本のやきもの・これからの・「やきものという
もの」・を考え・担っていってもらわなければならな
い。
それが・「新しい備前」・という内実でもある。
●「大澤恒夫」・・・●
◆「瓢徳利」・２万５０００円。
◆「肩衝徳利」・２万８０００円。
◆「刷毛目徳利」・２万５０００円。
◆「胡麻らっきょ徳利」・２万５０００円。
◆「緋襷蕪徳利」・６万円。
◆「緋襷もぐさ土ぐい呑」・８４００円。
◆「窯変らっきょ徳利」・２万５０００円。
◆「伊部手水指」・６万円。
◆他・・・・・。
●「伊勢崎晃一朗」・・・●
◆「黒大鉢」・１８万円。
◆「茶碗」・６万円。
◆「大徳利」。
◆「角器」・５万円。
◆他・・・・・。
●「大森礼二」・・・●
◆「備前擂鉢・（大）」。
◆「備前擂鉢・（中）」。
◆「肩衝窯変徳利」。
◆「窯変らっきょう徳利」。
◆他・・・・・。
●「藤原康」・・・●
◆「片口酒器」・６０００円。
◆「片口酒器」・８０００円。
◆「足付四方鉢」・２万円。
◆「塩青徳利」・２万５０００円。
◆「割山椒向付・（５客組）」・２万円。
◆他・・・・・。
●「柴田好浩」・・・●
◆「ビアクラス」・４０００円。
◆「面取りビアクラス」・６０００円。
◆「緋襷尺鉢」・１万５０００円。
◆「緋襷尺皿」・１万５０００円。
◆「大壺」・３０万円。
◆他・・・・・。
●「近藤正彦」・・・●
◆「黒徳利」・１万１０００円。
◆「雛徳利」・１万２０００円。
◆「三角虫喰花器」・５万５０００円。
◆「三角花器」・２万円。
◆「皿・（長皿）」・４万６０００円。
◆他・・・・・。
●「坂本亨」・・・●
◆「手鉢」・２万３０００円。
◆「片口ぐい呑」・６０００円。
◆「片口ぐい呑」・６０００円。
◆「瓢徳利」・１万５０００円。
◆「瓢徳利」・１万５０００円。
◆「備前耳付花入」・３万５０００円。
◆他・・・・・。
―”創刊１０周年特別企画”―
●●「陶磁郎誌上ギャラリー』・・・●●
―”（５名・６１点・価格・等）”―
**”（１１頁） ”**
●新潟－「橋爪勝幸」・・・●
**”（１２点） ”**
●平清水－「渡辺秋彦」・・・●
**”（１２点） ”**
●益子－「若杉集」・・・●
**”（８点） ”**
●美濃－「樋口雅之」・・・●
**”（８点） ”**
●備前－「伊勢崎晃一朗」・・・●
**”（１３点） ”**
●丹波－「加古勝巳」・・・●
**”（８点） ”**
■発行日＝２００６年２月１６日。
■発行所＝株式会社・双葉社。
■サイズ＝１８×２５．５ｃｍ。
■定価＝１７１４円＋税。
■状態＝美品。
●表紙に・多少の・キズ・ヤケが有ります。
●本誌内に・多少の・ヤケが見えますが
●傷みは殆ど・無く
●年代的には・良い状態に思います。
◆◆注意・・・◆◆
★発行日より・経年を経て下ります。
コンディションに係らず・古書で有る事を
充分に御理解の上・御入札下さい。
★神経質な方は入札をご辞退下さい・・！！
●全・１３６頁・・・！！
◆最終頁・アンケートはがき綴じ込み。
●特集の・・・！！
◆「やきものの値段」・は約・４０頁。
●蒐集・資料などの・参考に・・・！！
●探されていた方は・この機会に・・・！！
●以下・詳細をご覧ください・・・！！
◆掲載案内は・抜粋し掲載して下ります。
◆掲載内容は・Ｑ＆Ａより・問い合わせ下さい。
◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。
◆掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します。
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
―”特集”―
■■『やきものの値段』・・・■■
―”この名品はいくら？”―
**”（約４２頁） ”**
●●「このやきものと・これが同じ価格」・・・●●
―”約３１億５０００万円・（２６２０万ドル）”―
◆「チャレンジャー６０４」。
・ボンバルディア社。
―”約３１億１７２０万円（１５６８万８０００ポンド）”―
◆「青花騎馬人物文壺」。
・中国・元時代。
―”１２００万円”―
◆「デビュー前の競走馬・（牝）」。
・父・サクラバクシンオー。
―”陶磁郎推定・１２００万円”―
◆「志野草文四方ぐい呑み」。
・桃山時代。
・マスプロ美術館。
―”２８９０万円”―
◆「フェラーリ６１２・スカリエッティ」。
―”２９００万円”―
◆「備前耳付水指」。
・桃山時代～江戸時代初期。
―”約８６００万円・（７２万５０００ドル）”―
◆「フィリピン・パラワン州・１６ｈａ・（４万８
５００坪）」。
・父・サクラバクシンオー。
―”８４００万円”―
◆富本憲吉・「色絵金銀彩四弁花模様飾壺」。
・岐阜県現代陶芸美術館。
―”対談・中島誠之助の人めぐり・モノめぐり”―
●●「値段の不思議と魔力」・・・●●
**”ゲスト＝福田和也”**
◆粉彩双耳瓶・「古月軒」。
・中国・清時代・乾隆年間。
・１７億２７３６万円。
・サザビーズ香港オークション。
●●コレクション・「経営」・術・・・●●
**”瑞山孝”**
◆鍋島色絵更紗文七寸皿。
・１６７０年頃。
・２５２０万円で買った。
◆鍋島色絵亀甲有職島文七寸皿。
・１６９０～１７００年頃。
・陶磁郎推定・１５００万円。
◆柿右衛門様式色絵鳳凰文松竹梅文六角皿。
・１６８０～９０年頃。
・５０００万円位で買った。
◆鍋島色絵柘榴文尺皿。
・１６９０～１７００年頃。
・陶磁郎推定・２億８０００万円。
◆古九谷様式色絵蓮水鳥文大皿。
・１６５０～６０年頃。
・陶磁郎推定・３０００万円。
◆猿投経筒外容器。
・長寛２年（１１６４）・銘。
・重要文化財級。
・陶磁郎推定・２０００万円。
◆青織部梅木文木瓜形蓋物。
・桃山時代。
・陶磁郎推定・７０００万円。
◆古瀬戸四耳壺。
・鎌倉時代末期。
・陶磁郎推定・２５００万円。
◆黄瀬戸梅草文平鉢・（ぐい呑手）。
・桃山時代。
・２００～４００万円くらい。
◆黄瀬戸つる花文兜鉢。
・桃山時代。
・５００～７００万円くらい。
◆黄瀬戸梅草文胴締茶碗。
・（箱書きに雲州伯爵松平家伝来とある）。
・桃山時代。
・２０００～３０００万円くらい。
◆黄瀬戸梅草文平鉢。
・桃山時代。
・２５００万円くらい。
◆鼠志野草文額皿。
・桃山時代。
・購入金額・５５００万円。
●●「値段が決まる仕組み」・・・●●
●ハンマープライス！
●日本に根づきにくかったオークション。
●ニューヨークを拠点に・多角的な展開をする
・「サザビーズ」。
●古きよき伝統を守りつつ・新しい風を市場に吹き込む
・「クリスティーズ」。
●日本一のシェアを誇り・高級品を志向する
・「シンワアートオークション」。
●取り扱い点数では・他の追従を許さない
・「毎日オークション」。
●きめ細やかの対応で・本格的なオークションを目指す
・「ＡＪＣオークション」。
―”朝鮮陶”―
◆白磁壺。
・８２万７５００ドル。
・（１億５３５万円）。
・朝鮮王朝時代・（１７世紀）。
・クリスティーズ・ニューヨーク。
◆掻落草文瓶。
・２２万６０００ドル。
・（２７９０万円）。
・朝鮮王朝時代・（１５世紀）。
・クリスティーズ・ニューヨーク。
◆青磁象嵌雲鶴文碗。
・１４万４０００ドル。
・（１６１８万円）。
・高麗時代。
◆鉄砂唐草文壺。
・８００万円。
・朝鮮王朝時代
・ＡＪＣオークション。
◆鉄絵龍文壺。
・７６５万ドル。
・（８億７０３４万円）。
・朝鮮王朝時代・（１７世紀）。
・クリスティーズ・ニューヨーク。
―”中国陶”―
◆青花騎馬人物図壺。
・１５６８万８０００ポンド。
・（３１億１７２０万円）。
・元時代。
・クリスティーズ・ロンドン。
◆粉彩双耳瓶・「古月軒」。
・１億１５４８香港ドル。
・（１７億２７３６万円）。
・中国・清時代・乾隆年間。
・サザビーズ香港オークション。
◆黒釉褐彩碗。
・１２３９万４１００香港ドル。
・（１億９７３１万円）。
・定窯・北宋時代。
・クリスティーズ・香港。
◆青白磁刻花文水注。
・１１６２万４１００香港ドル。
・（１億８５０５万円）。
・北宋時代。
・中国明代白磁・世界記録価格。
◆青磁輪花皿。
・１４６万３５００ドル。
・（１億５７９４万円）。
・南宋官窯・南宋時代。
・クリスティーズ・ニューヨーク。
◆三彩駱駝人形。
・４１万９２００ドル。
・（４７１８万円）。
・唐時代。
・クリスティーズ・ニューヨーク。
―”近代陶”―
◆板谷波山・「彩磁草花文水差」。
・３１００万円。
・シンワアートオークション。
◆加藤唐九郎・「深紫茶碗・銘・紫雲」。
・１３５０万円。
・シンワアートオークション。
◆北大路魯山人・「椿づくし鉢」。
・１２００万円。
・シンワアートオークション。
◆岡部嶺男・「窯変米色瓷砧」。
・３８０万円。
・シンワアートオークション。
―”古陶”―
◆道安黒茶碗・銘・「弁慶」。
・楽二代・常慶。
・１５５０万円。
・毎日オークション。
◆信楽掛花入・銘・「布引」。
・５万２８７５ポンド。
・（９４１万円）。
・桃山～江戸時代。
・クリスティーズ・ロンドン。
◆備前梅印掛花入・銘・「布引」。
・４万７０００ポンド。
・（８３７万円）。
・桃山～江戸時代初期。
・クリスティーズ・ロンドン。
◆黒茶碗。
・楽十三代・惺入。
・３７０万円。
・シンワアートオークション
◆黒茶碗。
・楽十一代・慶入。
・３１０万円。
◆黒茶碗・数印。
・楽十二代・弘入。
・３００万円。
◆唐津奥高麗茶碗。
・桃山後期～江戸時代。
・２万２３２５ポンド。
・（３９７万円）。
・クリスティーズ。
◆伊賀壺。
・江戸時代中期。
・８８１２ポンド。
・（１５７万円）。
・クリスティーズ。
◆丹波壺。
・鎌倉時代・（１４世紀）。
・４４６５ポンド。
・（７９万円）。
・クリスティーズ。
●●「価格は語る」・・・●●
●「古陶」・・・●
―”唐三彩の価格史”―
●「近代陶」・・・●
―”加茂田章二の高騰”―
●「近代陶・Ⅰ」・・・●
―”メディアが変えた価格設定”―
●「近代陶・Ⅱ」・・・●
―”ぐい呑みがつくる価格”―
●●近代・「馬鹿買い」・番付」・・・●●
**”青柳恵介”**
★益田鈍翁は・「根津の馬鹿買い」・と言った。
東京・南青山の・「根津美術館」・は光琳の国宝・「
燕子花図」・はじめ・七〇〇〇点に及ぶ美術・工芸品
を収めているが・それらは・「東武鉄道」・の創業者
である根津嘉一郎が・明治の終わりから大正時代にか
けての・わずかな期間に蒐集したものである。
その当時のすさまじい買いっぷりは・近代随一の蒐集
家である鈍翁をしても・驚嘆させるものがあったとい
う。
ここに・近代の豪華な買いっぷりの歴々を集めてみた。
●「番付好き」。
●「小結」－井上と藤田傅三郎。
●「関脇」－上手く買う。
●「大関」－井戸をめぐる闘い。
★やきものの王様は井戸茶碗だ。
現在・東京国立博物館蔵の「有楽」・は井戸の中でも
眉目秀麗・明るく品格の高い大井戸だ。
その・「有楽」・とがっつり四つに組んで引き下がら
ない井戸に・現在・根津美術館の蔵する・青井戸・「
柴田」・がある。
柴田勝家が信長から拝領したという・「柴田」・は凛
として・悽愴の気配すらただよう。
昭和十二年・藤田傅三郎・平太郎親子の買い集めた品
々を売り立二回目の藤田家入札会が大阪美術倶楽部で
開かれた。
二回目のそこに・「有楽」・が出品された。
衆目一致して・「有楽」・を落札するものは益田鈍翁
であろうと予想されていた。
鈍翁この年・数えで九十歳。
数棟の蔵に道具を積んで・文字通り日本一の道具持ち
と評されたが・彼は井戸茶碗には縁が薄かった。
大井戸の名碗・「有楽」・が何としても欲しい。
出入りの業者・伊丹信太郎は・八万か九万出せば取る
ことができると鈍翁に伝えたが・鈍翁は強気な根津嘉
一郎が気がかりであった。
十万くらいは出せと指示した。
が・蓋を開けてみると・「有楽」・を落としたのは・
還暦を少し越えただけの・松永安左ヱ門であった。
落札価格は十三万五千五十六円。
鈍翁の指令を受けた伊丹のさし根は十二万円だった。
伊丹は・「このたびは何もとりあへず手向山紅葉のに
しきかねのまにまに」・とという狂歌を詠んで鈍翁に
わびたという。
松永安左ヱ門は鈍翁に競り勝った男として茶道会にそ
の名を轟かした。
・（略・・・・）。
●「横綱」－土地と引き替える。
★略・・・・・。
大正五年・七二歳の馬越は鈍翁や根津嘉一郎等を茶事
に招いた。
その際に使った茶碗は・「龍田」・という銘の・柿の
蔕茶碗。
桃山時代には津田宗及が所持していたという名碗であ
る。
「龍田」・を入手した経路を語り・馬越は珍しくしみ
じみと述懐にふけった。
明治十六年・川上宗順匠から・「龍田」・購入の話を
持ちかけられたが。
が・馬越は財政豊かならず・あきらめかけたが・馬越
は本郷弥生町に八万坪・（東京ドームの５・６個分）
・の土地を持っていた。
陸軍省から・二束三文の代価で払い下げて貰った土地
である。
馬越は八万坪をわずかな利潤を得て・思いっきりよく
売り払い・その金で・「龍田」・を手に入れたのだと
いう。
「今・弥生町の土地は一坪五〇円だと聞く。その地面
を所持していたら四百万円。
よって・この柿の蔕茶碗は四百万円の茶碗である」。
と客に語ったというのだ。
略・・・・・。
◆井戸茶碗・銘・「細川」。
・重要文化財。
・朝鮮王朝時代・（１６世紀）。
・畠山記念館。
★即翁・畠山一清は松平家から出た茶入・「油屋
肩衝」・と・「細川」・を昭和３８年・３９年
二つながら手に入れた。
前者は２３００万円・後者は５０００万円。
江戸時・松平不昧が二つを入手した際には・「
油屋」・は・「細川」・の五倍の値段であった
という。
昭和に入り・茶入と茶碗の値段が逆転したので
ある。
茶入と茶碗の勝負に勝った「細川」・には是非
とも弓取り式の弓をとってもらわねばなるまい。
●近代・「馬鹿買い」・番付・（表）・・・●
―”東”―
◆横綱・３６５０万円・（昭和三十年）。
★仁清・「色絵藤花文茶壷」・岡田茂吉。
◆大関・１２万円・（昭和九年）。
★青井戸茶碗・「柴田」・根津嘉一郎。
◆関脇・２５００円・（明治三十八年）。
★「粉引徳利」・益田鈍翁。
◆小結・２万円・（大正四年）。
★「祥瑞の向付」・井上馨。
◆前頭筆頭・１６万７０００円・（大正七年）。
★「曜変天目」・小野哲郎。
◆二枚目・５万円・（昭和三十八.三十九年）。
★井戸茶碗・「細川」・畠山一清。
◆三枚目・８万３３００円・（大正六年）。
★「青磁管耳付花入」・益田英作。
◆四枚目・５万５０００円・（大正九年）。
★伊羅保茶碗・「夏山」・三井守之助。
◆五枚目・１８万９０００円・（昭和八年）。
★仁清・「色絵藤花文茶壷」・長尾欽弥。
―”西”―
◆横綱・土地八万坪・（明治十六年）。
★柿の蔕茶碗・「龍田」・馬越恭平。
◆大関・１３万５０５６円・（昭和十二年）。
★大井戸茶碗・「有楽」・松永安左ヱ門。
◆関脇・３８８円・（明治三十六年）。
★光悦・赤楽茶碗・「乙御前」・森川勘一郎。
◆小結・９万円・（明治四十五年）。
★「交趾大亀香合」・藤田傅三郎。
◆前頭筆頭・１８万９０００円・（昭和三年）。
★「紅葉呉器茶碗」・永坂・三井家。
◆二枚目・１０万円・（大正十二年）。
★「国司茄子茶入」・藤田家と野村家。
◆三枚目・１０万９５００円・（大正十四年）。
★御所丸茶碗・「夕陽」・藤田徳次郎。
◆四枚目・８万２０００円・（大正六年）。
★青井戸茶碗・「こたま」・阪上新治郎。
◆五枚目・７万７０００円・（大正六年）。
★「利休地蔵茶入」・野村徳七。
●●「広田不孤斎」・・・●●
―”信用という・「値段」・をつくった骨董商”―
**”森孝一”**
●修業時代。
●「壺中居」・の創業。
●大名品との出会い。
●不孤斎としての半生。
●人と人の繋がり。
●●「東京美術倶楽部」・が歩んだ１００年・・・●●
●美術倶楽部の始まり。
●美術倶楽部に入るには。
■■『他』・・・■■
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
■入力のミスは・ご容赦下さい。
■他の出品も・是非御覧下さい。
■商品詳細文の転用は堅くお断り致します。
■入札案内・・・■
●状態はすべて点検済ですが、
●見落し等が無いとは言えません。
●見解の相違も御座います。
●御了承・御理解の上・入札下さい。
■■支払詳細■■
●かんたん決済。
■■送料の案内■■
●１８５円。
●クリックポスト。
・（日本郵便）。
・（１回１落札）。
●簡易包装。
・（包装指定は別途料金）。
●落札金額に関わらず同一の包装と
●させて頂きます。
■■注意■■
●質問は必ず事前にお願い致します。
●落札後のクレームはお受けできません。
●落札日より７日以内に必ず決算下さい。
●７日以内に振込み確認出来ない場合は落札者都合
●のキャンセルとして処理させて頂きます。
●取り置の場合でも、最初の落札日より７日以内に必
●ず決済下さい。
●いかなる場合でも決済後に・一度発送致します。
■■要注意■■
●入札の取消はいかなる場合でも不可能です
●質問欄での取消依頼もお受けできません。
●落札後は取引ナビにて詳細を連絡させて頂きます。
●電話での連絡はお受けできません。
●上記事項を充分に御理解の上での入札とさせてき頂
●ます。
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