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★音楽之友社・絶版 『ある瞽女(ごぜ)宿の没落』 大山真人・著
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カテゴリ 製品情報 スペック・価格相場を見る 状態 目立った傷や汚れなし 個数 1 返品 返品可 自動延長 あり 早期終了 あり 入札者評価制限 なし 入札者認証制限 なし 開始価格 1,500 円（税 0 円） 開始日時 2024.06.05（水）21:53 終了日時 2024.06.12（水）21:53 オークションID l1115219047
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商品説明
ある瞽女宿の没落 大山真人／著
★昭和56年刊 初版本 定価1500円(絶版) 262㌻ 四六判 ハードカバー製本 表紙カバーあり
★瞽女、どう読むのかわからなくなった単語の一つです。「ごぜ」。瞽女(ごぜ)とは、三味線を弾き、唄を歌いながら村々を門付けして歩く盲女たちのことです。明治、大正、昭和初期にかけて最盛期には百人を超える瞽女が旅から旅へと新潟、秋田、青森などの各地を唄い歩きました。
彼女たちの遊芸の旅の規律は厳しく、それに反するものは「はぐれ瞽女」として集団から排除されました。その瞽女たちが定宿としていたのが、各地にあった「瞽女宿」と呼ばれる大地主の施設です。
第二次世界大戦後の農地解放により、小作人制度はなくなり、地主階級もなくなりました。
最後の瞽女と言われた「杉本キクイ」さんが亡くなったのが昭和58年3月です。(黄綬褒章受章者) そして、瞽女さんたちもラジオ、テレビなどの普及で娯楽の嗜好も一変して遊芸を売り糧を得ることができなくなり、行き場を失ってしまいます。「瞽女」も、彼女たちをささえた「瞽女宿」も共に時勢に沈んでいく悲惨な記録ではありますが、質の高い放浪芸の消滅は文化の消滅であると著者は本書で訴えています。
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