Carl And The Passions-So Tough - ブルース・ジョンストンが退き、リッキー・ファター、ブロンディ・チャプリンを加えた新生ビーチ・ボーイズの1972年度作品。一般に低迷期といわれている時期の作品だけに、やはりもうひとつピリっとしていないのは確か。”メス・オブ・ヘルプ”、”マーセラ”といったブライアン・ウィルソン作の佳曲を収録。
Holland - タイトルにあるように、M-1を除きオランダ録音となった本作は1973年発表。新編成によるサウンドはやや土くさいと言え、70年代初期のロック・トレンドを意識していたものとも言える。”ヴァーノン山と小道”以下の曲はオマケEPに収録されていたもの。