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谷崎潤一郎 「鶉鷸隴雑纂 」 初版本・昭和１１年・日本評論社・函付
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商品説明
目次
戀愛及び色情
陰翳禮讃
現代口語文の缺點について
私の見た大阪及び大阪人
大阪の藝人
東京をおもふ
「つゆのあとさき」を讀む
春琴抄後語
懶惰の
私の貧乏物語
半袖ものがたり
厠のいろ
旅のいろ
靑春物語
大貫晶川、恒川陽一郞並びに萬龍夫人のと
「新思潮」創刊前後のこと
「パンの會」のこと
紅葉館の新年會のこと
小山内氏とのいきさつのこと
京阪流連時代のこと
敏先生との初對面のこと
神經衰弱のこと、並びに都落ちのこと
日本評論社・昭和１１年４月初版発行の谷崎潤一郎「鶉鷸隴雑纂(じゅんいつろうざつさん)」函付きです。表紙意匠は「卍」他谷崎作品の装幀を多く手掛けた中川修造、扉浮彫は妹尾健太郎です。
函にはヤケがありますが、本体には経年の割にはヤケは少なく、シミや書き込みやなどもありません。造りも確りしており良い状態です。パラフィン紙を掛けていますが撮影のため外しています。
著者の雑多な記録帖のような読み物ですが、文士達との交流の様子や著者の隠れた一面を知ることができる格好の作品だと思います。
８７年前の古書であることをご理解の上、入札の検討をお願いいたします。
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