「最終盤」では、これまで発売されたソフトやTV放送で使用された翻訳の異なる字幕6種を収録している他、メイキングや予告編などの特典映像、画角の異なる上記キングレコード盤LD本編、ジュリアス・エプシュタインとドイツ人であるヘルベルト・アズモディ、ヘルベルト・タシュナーの脚本による(本編映像にクレジット記載)台詞、編集を若干変えた、画角と色調の異なるドイツ公開版(タイトル:Steiner - Das Eiserne Kreuz)本編を収録している(ドイツ語吹替。日本語字幕あり)。
劇中、将軍達が野戦病院慰問時に入院将兵が合唱した歌は「Es zittern die morschen Knochen」(もろい者どもが慄いてるぞ)というナチスの反共・進軍宣伝歌である。他方、誕生日に長生きを祈る定番の歌「Hoch soll er leben」、ドイツ軍の望郷歌「Westerwald Lied」や戦地の野営で愛する人を思う歌「Im Feldquartier auf hartem Stein」を採り入れ、前線で戦うドイツ軍兵士の本心を表現している。