●書籍/江戸の粋と洒落/嚢物彩々-煙草入.火打嚢.袂落.鏡入.懸守.筥迫.他/嚢物細見-前金具.玉緒.煙管.根付.裏座/金唐革鑚仰/頓骨煙草入/茶道

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商品情報

●書籍/江戸の粋と洒落/嚢物彩々-煙草入.火打嚢.袂落.鏡入.懸守.筥迫.他/嚢物細見-前金具.玉緒.煙管.根付.裏座/金唐革鑚仰/頓骨煙草入/茶道

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    開始価格 2,500 円(税 0 円)
    開始日時 2024.03.29(金)23:41
    終了日時 2024.04.05(金)23:36
    オークションID k1127061175

商品説明




■■画像ー1・・・■■

●●「嚢物細見」ー精緻にせまる・・・●●

●「キャピタン縞両提げ煙草入」・・・●

★煙草入を例に機知に富んだ自在な発想と・細部にまでこだわった精巧な細工を鑑賞してみよう。
 この煙草入は・秋がモチーフになっているように・全体がひとつのテーマで統一されていること
 が多い。そしてそれらは嚢屋が注文を受け・彫金家錺屋・嚢物師といった専門の職人をコーディ
 ネ-トして作ったという。中には閑清縫など現在ではなくなってしまった技法もある。また・紐
 を止める緒締には珊瑚・象牙・トンボ玉など高価な素材も使われた。            

◆玉緒-紫水晶。          ◆根付 -鏡蓋秋草図・よし彦作。
◆煙管-雁首・吸い口は茶筅型。   ◆前金具-女郎花・よし彦作。  
◆裏座-キリギリス・よし彦作。                   

●「前金具」・・・●

★一般に・留金は彫金家が・その裏金の裏座は錺屋が作る。モチーフには動植物や想像上の動物な
 どが多くみられる。素材は金属以外にも・鹿角・象牙・貝殻などがあり・中には純金製のものも
 ある。18頁の裏座のように・職人の銘が彫られることはめずらしく・贅沢な特注品であったと
 も考えられる。                                    

◆蝸牛・光長作。  ◆張子の虎。  ◆コイ・光長作。  ◆眼鏡・(貝嵌込み鹿角)。

●「根付」・・・●

★帯にはさんで嚢物を提げるための留具。蒔絵師や欄間師・挽物師などの職人が・蒔絵・螺鈿・象
 嵌を用いて・人物・風景などありとあらゆるものをモチーフに作った。素材は象牙・角・黒墨・
 珊瑚など。小川破笠・懐玉斎・森田操己など優れた工人がいる。              

◆節分で豆を避けるために笠をかぶる鬼。ウニコール。         
◆鹿の角の差し根付。鹿の毛をそのまま河童の頭に使っている。・谷斎作。
◆自分で鼻ですりこぎする天狗。・柘殖。               
◆琥珀に椿を彫った大振りのもの。                  

■■画像ー8・・・■■

●『頓骨煙草入』・・・●

★頓骨とはもともと骨を削って煙草入にしたものという。しかしそのうち木や角といった固い素材
 で作ったものを全般にさすようになった。写真上は江戸期から明治にかけて活躍した蒔絵師・柴
 田是真作のもの。加飾技法に優れた是真は・華美を求める江戸の人々に好まれた職人であった。
 写真下は・小川破笠作。破笠は陶磁・堆朱・象牙などを嵌入した・「破笠細工」・と呼ばれる独
 自の様式を生み出した江戸中期の漆芸家である。頓骨には木を削っただけのものや・熊の手を使
 った下手なものは多くこういった上手ものは珍しいという。                

◆柴田是真作・(波に千鳥模様・頓骨煙草入・根付は茶壺)。
◆小川破笠作・(唐墨型・頓骨煙草入)。         

■■本ー画像・・・■■

●●「画像ー1の、部分」ー玉緒/根付/煙管/前金具/裏座・・・●●

 




●●「画像ー1の、前金具部分」・・・●●

 




●●「画像ー1の、根付部分」・・・●●

 




●●「嚢物彩々」ーからくりに遊ぶー細工物・・●●

★豪奢や華麗さを誇るばかりではなく・遊び心に満ちた嚢物も作られた。           

◆写真上は・煙草入の屋形船型前金具の扉が開く仕組み。親指の爪ほどの大
 きさの扉を開けると・中では男女がお楽しみの最中――。       

◆一方・写真下は・見かけは紙入だが・開けて組み立てると川遊びの御座船
 になるという凝った仕掛けになっている。こちらも窓に浮かんでいるのは
 戯れる男女の影である。そのほか雛壇になる仕掛けのものもあるという。
 これらは実際に使うというよりは見せて楽しむためのものと考えられてい
 る。                               

●●「嚢物彩々」ー技巧のエスプリ―ミニュチュア・・・●●

★これらのミニュチュアにも当時の人々のユ-モアのセンスが窺われる。煙草入の根付のサイズが
 一円玉大だから・写真は・ほぼ原寸。筒差し煙草入には煙管までついている。金具から織り・縫
 製に至るまで・作りは普通サイズのものと全く同じで・より高度な技が要求される。江戸にはこ
 のように精巧な技術を持った職人が数多くいたと思われる。粋な町衆と技術の粋が組み合わさっ
 てこそ成り立つユーモアといえるのではないだろうか。                  

◆更紗地バラ縫・懐中鏡入 ・(ミニュチュア)。
◆紅格子織地・筒差し煙草入・(ミニュチュア)。
◆金唐革一つ提げ煙草入  ・(ミニュチュア)。
★普通サイズの紙入の上に置いて。       

 




●●「上記、からくりに遊ぶ部分」・・・●●

 




●●「嚢物細見」ー懸守/袂落・・・●●

 




●●「金唐革鑚仰」―きんからかわさんぎょう・・・●●

★江戸時代の嚢物の中に・ひときわ西洋風を感じさせる文様の革がある。合金箔を革に貼り・型を
 プレスすることで文様を浮き立たせたその革は・金唐草ともよばれ・もともとイギリス・オラン
 ダなどヨーロッパの王宮などの壁装材として用いられていたものである。日本では舶来の珍重な
 革として・寸断され加工されて・めずらしいもの好きの江戸の人びとの手にわたった。生誕地を
 遠く離れて日本で伝世した金唐草の世界を探ってみよう。                 

●「オランダ金唐草・一つ提煙草入・福尽し」・・・●

◆前金具-色絵フグ打出彫。(海野勝珉作)。
◆緒締 -珊瑚。             
◆根付 -興福寺古瓦・(公鳳斎作)    

 

Auction Templates オクのミカタ [ヤフオクの商品追加画像をカンタンに追加].


■■茶道誌■■  ■■『なごみ』■■  ■■『江戸の粋と洒落』■■  ■■『嚢物彩々』―「洒落を競う・男持ち」―火打ち嚢/煙草入・〔一つ提げ〕/煙草入・〔筒差し〕/紙入/巾着―「豪奢に装う・女持ち」―煙草入・〔筒提げ〕/ビードロ地オランダ更紗・女物煙草入/錦屋花・袂落/牡丹に蝶文様・筥迫/雲龍模様金糸縫取・懐中鏡入/ビードロ―「季節に合わせて・夏物」―鏡入/パナマ網代編・筒差し煙草入/富士模様・夏物紙入/オランダ更紗・嵌込竹編・小物入/夏用袂落―「からくりに遊ぶ・細工物」―煙草入の屋形船型前金具の扉が開く仕組み/紙入―「技巧のエスプリ・ミニュチュア」―更紗地バラ縫・懐中鏡入/紅格子織地・筒差し煙草入/金唐革一つ提げ煙草入/■■  ■■『嚢物細見』―紙入/煙草入・(前金具・緒締・煙管筒・根付)―「精緻にせまる」―キャピタン縞両提げ煙草入・(同・部分)・玉緒/根付/煙管/前金具/裏座―「前金具」―蝸牛・光長作/張子の虎/コイ・光長作/眼鏡・(貝嵌込み鹿角)―「根付」―節分で豆を避けるために笠をかぶる鬼・(ウニコール)/鹿の角の差し根付・(谷斎作)/自分で鼻ですりこぎする天狗・(柘殖)/琥珀に椿を彫った大振りのもの―「頓骨煙草入」―柴田是真作/小川破笠作―「筥迫」―「鏡入」―「袂落」―「懸守」■■  ■■『金唐革鑚仰・(きんからかわさんぎょう)』―オランダ金唐草・一つ提煙草入・福尽し・(前金具・色絵フグ打出彫・(海野勝珉作)/緒締・珊瑚/根付・興福寺古瓦・(公鳳斎作)■■  ■■『江戸の嚢物』―その歴史と実際/嚢物制作職人網■■  ■■茶道/道具■■  ■■以下詳細をご覧下さい!!■■




■■『茶道誌』・・・■■



●●『なごみ』・・・●●

**”(1998年2月・通巻第218号)”**



■■『特集』・・・■■



●●「江戸の粋と洒落」・・・●●

―”百楽庵コレクションより”―

**”撮影・小林庸浩”**

**”(約・39頁) ”**

★点火泰平が長く続いた江戸時代・大名家・武家・商家
 を中心に絢爛奢侈な文化が華開いた。
 そんな時代の流れを受けながら・必需品として・また
 ファッションとしてもてはやされたのが嚢物である。
 特に・江戸後期の文化・文政年間から・明治にかけて
 ・舶来の素材を使い・贅の限りを尽くしたものがオー
 ダーメイドされるに至って・その最盛期を迎えること
 となる。
 当時の粋と洒落を今に伝える嚢物を・百楽庵コレクシ
 ョンより展望する。

   ◆嚢物屋店舗図。



■発行日=平成10年2月1日。
■発行所=株式会社・淡交社。
■サイズ=18×25.5cm。
■定価=840円。
■状態=美品。
  ●表紙に多少の・スレ・ヤケが有ります。
  ●本誌内に多少の・ヤケが見えますが
  ●大きなダメージは無く
  ●年代的には良い状態に思います。



◆◆注意・・・◆◆

 ★発行日より・経年を経て下りますので
  コンディションに係らず・古書で有る事を
  充分に御理解の上・御入札下さい。

 ★神経質な方は入札をご辞退下さい・・!!



●全・128頁・・・!!



●特集の・・・!!

  ◆「江戸の粋と洒落」・は・約39頁。



●蒐集・資料などの・参考に・・・!!



●探されていた方は・この機会に・・・!!



●以下・詳細をご覧ください・・・!!

  ◆掲載案内は・抜粋し掲載して下ります。

  ◆掲載内容は・Q&Aより・問い合わせ下さい。

  ◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。



●掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します。



●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



■■『江戸の粋と洒落』・・・■■

―”百楽庵コレクションより”―

**”撮影・小林庸浩”**

**”(約・39頁) ”**



■■『嚢物彩々』・・・■■

★流行の煙草と煙管を入れる煙草・銭や小物を収める紙
 入。
 江戸時代の人々が身につけたオーダーメイド。
 それゆえ持つ人の好みとセンスが如実に現われる。
 伊達男は革製で男っぷりを競い・裕福な女たちは舶来
 指向に走る。
 嚢物彩々・人彩々


●『洒落を競う―男持ち』・・・●

―”火打ち嚢”―

  ◆火打ち石を入れた・木綿織火打ち嚢。

―”煙草入・〔一つ提げ〕”―

  ◆オランダ金唐革・一つ提げ煙草入。

―”煙草入・〔筒差し〕”―

  ◆鶉革・筒差し煙草入。

―”紙入”―

  ◆玉取姫がモチーフの蛸模様相良縫い・紙入。

―”巾着”―

  ◆オランダ更紗百襞・巾着。


●『豪奢に装う―女持ち』・・・●

―”煙草入・〔筒提げ〕”―

  ◆ビードロ地オランダ更紗・女物煙草入。

―”袂落・(たもとおとし)”―

  ◆錦屋花・袂落。

―”筥迫・(はこせこ)”―

  ◆牡丹に蝶文様・筥迫。

―”鏡入”―

  ◆雲龍模様金糸縫取・懐中鏡入。

―”懸守・(かけまもり)”―

  ◆ビードロ地弁慶縞・懸守。


●『季節に合わせて―夏物』・・・●

―”鏡入”―

  ◆華鎖に透明感のある・水晶玉が使われる・籐石畳
   編・懐中鏡入。

―”煙草入・〔筒差し〕”―

  ◆パナマ網代編・筒差し煙草入。

―”紙入”―

  ◆富士模様・夏物紙入。

―”小物入”―

  ◆オランダ更紗・嵌込竹編・小物入。

―”袂落”―

  ◆涼しげに作られた細竹・夏用袂落。


●『からくりに遊ぶ―細工物』・・・●

★豪奢や華麗さを誇るばかりではなく・遊び心に満ちた
 嚢物も作られた。

  ◆写真上は・煙草入の屋形船型前金具の扉が開く仕
   組み。
   親指の爪ほどの大きさの扉を開けると・中では男
   女がお楽しみの最中――。

  ◆一方・写真下は・見かけは紙入だが・開けて組み
   立てると川遊びの御座船になるという凝った仕掛
   けになっている。
   こちらも窓に浮かんでいるのは戯れる男女の影で
   ある。
   そのほか雛壇になる仕掛けのものもあるという。
   これらは実際に使うというよりは見せて楽しむた
   めのものと考えられている。


●『技巧のエスプリ―ミニュチュア』・・・●

★これらのミニュチュアにも当時の人々のユ-モアのセ
 ンスが窺われる。
 煙草入の根付のサイズが一円玉大だから・写真は・ほ
 ぼ原寸。
 筒差し煙草入には煙管までついている。
 金具から織り・縫製に至るまで・作りは普通サイズの
 ものと全く同じで・より高度な技が要求される。
 江戸にはこのように精巧な技術を持った職人が数多く
 いたと思われる。
 粋な町衆と技術の粋が組み合わさってこそ成り立つユ
 ーモアといえるのではないだろうか。

  ◆更紗地バラ縫・懐中鏡入・(ミニュチュア)。

  ◆紅格子織地・筒差し煙草入・(ミニュチュア)。

  ◆金唐革一つ提げ煙草入・(ミニュチュア)。

  ◆普通サイズの紙入の上に置いて。



■■『嚢物細見』・・・■■

★嚢物には金具や小豆鎖・根付なども欠かせなくい。
 それらの意匠と・裂・革の文様があいまってストーリ
 ーを物語る。
 精巧にして熟達の職人技。
 機知と洒落気に富んだ細工。
 嚢物の細部をもればみるほど・平和でのびやかな人々
 の心象が匂い立ってくる。

―”紙入”―

  ◆茜地草文インド更紗・大型紙入。

  ◆笹色羅世板地・紙入。

  ◆オランダ人をモチーフにした前金具・ヨーロッパ
   更紗・紙入。

  ◆根付師・懐玉斎作・象牙製前金具・支那裂紙入。
                ・同・内側。

     ★中身は・薬入・矢立と裂製の楊枝入。

―”煙草入”―

★煙草が日本に持ち込まれたのは元亀・天正年間・(15
 70~1592)・といわれるが定かではない。
 1602年にスペインのフランシスコ会司祭一行が徳
 川家康に煙草の種を献上したという記録があり・十六
 世紀末頃に舶来したと考えられている。
 喫煙の風習はまたたくまに全国に広まり・享保元年・
 (1716)・に著された・『世間娘容希』・に・「
 煙草のまぬ女と精進する出家は稀なり」・と記された
 ように・女性の喫煙も一般的だったようだ。
 はじめは1メートルもの長さの煙管を使っていたこと
 もあったが・間もなく携帯用の煙草入れが作られはじ
 めた。
 その種類は・煙管をしまう煙管筒で帯に提げる筒差し
 ・根付を使う一つ提げ・その両方の両提げ・懐にしま
 う懐中などがある。
 贅沢を禁じる奢侈禁止令が発布されたにもかかわらず
 ・豪奢なものが作られたのは・煙草入が最もよくステ
 イタスを表わすものであったからかもしれない。

  ◆浅葱色ラシャ地・筒差し煙草入。

     ★前金具-真鍮地打出彫・瓜。

     ★緒締-江戸トンボ玉。

     ★煙管筒-黒漆螺鈿シダ模様。

  ◆魚河岸の旦那好み・オランダ金唐革・筒差し煙草
   入。

     ★前金具-鰹。

     ★緒締-珊瑚。

     ★煙管筒-蒔絵海草木革。

  ◆遊び人好み・笹蔓金更紗・筒差し煙草入。

     ★前金具-遊びイノシシ。

     ★緒締-珊瑚。

     ★煙管筒-秋草模様。

  ◆子供尽し模様燻革・一つ提煙草入。

     ★前金具-狗。

     ★緒締-狗。

     ★根付-象牙犬張子に幼子。


●『精緻にせまる』・・・●

★煙草入を例に機知に富んだ自在な発想と・細部にまで
 こだわった精巧な細工を鑑賞してみよう。
 この煙草入は・秋がモチーフになっているように・全
 体がひとつのテーマで統一されていることが多い。
 そしてそれらは嚢屋が注文を受け・彫金家錺屋・嚢物
 師といった専門の職人をコーディネ-トして作ったと
 いう。
 中には閑清縫など現在ではなくなってしまった技法も
 ある。
 また・紐を止める緒締には珊瑚・象牙・トンボ玉など
 高価な素材も使われた。

―”キャピタン縞両提げ煙草入”―

**”(同・部分)”**

  ◆玉緒-紫水晶。

  ◆根付-鏡蓋秋草図・よし彦作。

  ◆煙管-雁首・吸い口は茶筅型。

  ◆前金具-女郎花・よし彦作。

  ◆裏座-キリギリス・よし彦作。


●『前金具』・・・●

★一般に・留金は彫金家が・その裏金の裏座は錺屋が作
 る。
 モチーフには動植物や想像上の動物などが多くみられ
 る。
 素材は金属以外にも・鹿角・象牙・貝殻などがあり・
 中には純金製のものもある。
 18頁の裏座のように・職人の銘が彫られることはめ
 ずらしく・贅沢な特注品であったとも考えられる。

  ◆蝸牛・光長作。

  ◆張子の虎。

  ◆コイ・光長作。

  ◆眼鏡・(貝嵌込み鹿角)。


●『根付』・・・●

★帯にはさんで嚢物を提げるための留具。
 蒔絵師や欄間師・挽物師などの職人が・蒔絵・螺鈿・
 象嵌を用いて・人物・風景などありとあらゆるものを
 モチーフに作った。
 素材は象牙・角・黒墨・珊瑚など。
 小川破笠・懐玉斎・森田操己など優れた工人がいる。

  ◆節分で豆を避けるために笠をかぶる鬼。
                ・ウニコール。

  ◆鹿の角の差し根付。
    鹿の毛をそのまま河童の頭に使っている。
                ・谷斎作。

  ◆自分で鼻ですりこぎする天狗。
                ・柘殖。

  ◆琥珀に椿を彫った大振りのもの。


●『頓骨煙草入』・・・●

★頓骨とはもともと骨を削って煙草入にしたものという。
 しかしそのうち木や角といった固い素材で作ったもの
 を全般にさすようになった。
 写真上は江戸期から明治にかけて活躍した蒔絵師・柴
 田是真作のもの。
 加飾技法に優れた是真は・華美を求める江戸の人々に
 好まれた職人であった。
 写真下は・小川破笠作。
 破笠は陶磁・堆朱・象牙などを嵌入した・「破笠細工
 」・と呼ばれる独自の様式を生み出した江戸中期の漆
 芸家である。
 頓骨には木を削っただけのものや・熊の手を使った下
 手なものは多くこういった上手ものは珍しいという。

  ◆柴田是真作。

     ★波に千鳥模様・頓骨煙草入・根付は茶壺。

  ◆小川破笠作。

     ★唐墨型・頓骨煙草入。


●『筥迫』・・・●

  ◆綴織桜模様・変形筥迫。

  ◆金糸織り地牡丹模様刺繍・筥迫。


●『鏡入』・・・●

  ◆あずき色地ラシャ懐中鏡入。
   と・手鏡・畳紙・房楊枝。

  ◆鳥手オランダ金唐革・懐中鏡入。

  ◆格子間道女持ち・煙草入。


●『袂落』・・・●

  ◆香合袋・(正倉院蔵)。

  ◆桐文唐草模様織・袂落。

  ◆夏用籐石畳織り・女持ち袂落。


●『懸守』・・・●

  ◆懸守・(四天王寺蔵)。

  ◆銀製箱型・懸守。

  ◆ロード地格子模様・懸守。

  ◆茜地シャム更紗夏用・懸守。



■■『金唐革鑚仰』・・・■■

―”きんからかわさんぎょう”―

★江戸時代の嚢物の中に・ひときわ西洋風を感じさせる
 文様の革がある。
 合金箔を革に貼り・型をプレスすることで文様を浮き
 立たせたその革は・金唐草ともよばれ・もともとイギ
 リス・オランダなどヨーロッパの王宮などの壁装材と
 して用いられていたものである。
 日本では舶来の珍重な革として・寸断され加工されて
 ・めずらしいもの好きの江戸の人びとの手にわたった。
 生誕地を遠く離れて日本で伝世した金唐草の世界を探
 ってみよう。

  ◆オランダ金唐草・一つ提煙草入・福尽し。

     ★前金具-色絵フグ打出彫。
                ・(海野勝珉作)。

     ★緒締-珊瑚。

     ★根付-興福寺古瓦・(公鳳斎作)。


  ◆極印手オランダ金唐革屏風・(淀屋革)。
                ・17世紀。

  ◆鳥手金唐革屏風。
                ・19世紀。

  ◆殿中の待医が所持した金唐革薬籠。



**”(以下・白黒)”**


■■『江戸の嚢物』・・・■■

―”その歴史と実際”―

**”百楽庵主・平野英夫”**

●嚢物は古代から。

●煙草入の始まり。

●江戸町人と婦女の嚢物。

●江戸嚢物追想。


―”嚢物制作職人網”―

  ◆嚢物師。

  ◆彫金家。

  ◆錺師。

  ◆嚢物屋。

  ◆他。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


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