・オペラ座の夜:I'm in Love With My Car/Love of My Life/Bohemian Rhapsody
・華麗なるレース:Teo Torriatte (Let Us Cling Together)/Tie Your Mother Down/Somebody to Love
・世界に捧ぐ:We Will Rock You/We Are the Champions
・ジャズ:Fat Bottomed Girls(★)/Bicycle Race/Don't Stop Me Now
●80年代以降(12曲)
・ザ・ゲーム:Another One Bites the Dust/Crazy Little Thing Called Love
・ザ・ワークス:Radio Ga Ga(オープニング&リプライズ)/Hammer to Fall/Is This The World We Created...?(★★)
・カインド・オブ・マジック:Who Wants to Live Forever/A Kind Of Magic(★★)
・その他:I Was Born To Love You/I Want It All/Under Pressure/The Show Must Go On
※注:「★」印は前回来日(2020年)に演奏しなかった曲。特に「★★」印は大阪初披露となる曲。
……と、このようになっています。ツアー・タイトルは“THE RHAPSODY Tour”ではありますが、「Radio Ga Ga」で幕を開けるイメージはかなり新鮮で、演出もステージセットも様変わりしました。セレクト自体はお馴染みの名曲コレクションでもありますが、その中でもポイントなのは「A Kind Of Magic」と「Is This The World We Created...?」とでしょう。前者は2016年の日本武道館でやっていましたが、大阪では初披露。後者に至っては1985年の“THE WORKS Tour”以来であり、QUEEN+アダムでは今回が日本初披露なのです。
★「2024年2月7日:京セラドーム大阪」公演の重厚オーディエンス録音。本作だけのオリジナル録音で、そのサウンドはぶ厚いダイナミズムと強力な芯の突進力を併せ持つ。やや厚めの鳴りが美しく艶やかでアンサンブルをダイナミックに盛り立てつつ、そのド真ん中を貫く芯の突進力も強力。力強い芯がグイグイと突き破り、細やかなディテールまで耳元まで連れてくるので、メロディにはオーディエンス録音らしい“降り注ぎ感”が宿りつつ、歌詞の一語一語までしっかりくっきりとしている。「A Kind Of Magic」「Is This The World We Created...?」などの貴重曲も美味しい最新のフルショウを楽しめます。