本株は、North of PAPOSO(パポソ北方)として入手しており、真正paucicostataの産地の一部となりますが、地色が青銅色で、欧州ではBlue form(ブルーフォーム)として出回っています。このブルーフォームについては、元々野外にもあるようで、通常のpaucicostataとして出回っている中に出現することもありますが、本型はおそらく青みの強いブロンズカラーの個体選抜系統だと思われ、同地にあるペールグリーン〜黄緑色のものから比べると、非常に美しいカラーだと思います。海外でも結構人気があり、paucicostata自体は比較的見つかるのですが、青味を帯びた明るいカラーを探すのに、まあまあ苦労します。なお、じっくりと強い日照下で育てると硬質Copiapoaのように、粉吹き状に白っぽい青銅色を帯びますが、急に育てると緑色を帯びはじめます。