DVD 新・座頭市 第1シリーズ傑作選 勝新太郎 新藤兼人 新藤恵美 殿山泰司 草野大悟 名和宏 真野響子 由美かおる峰岸徹 若山富三郎 石橋蓮司

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Bo-he-mian
5つ星のうち5.0 勝新演出好調!兄弟共演が熱い!TV版『座頭市』シリーズ第2巻
2015年11月9日に日本でレビュー済み
一部のファンの間で囁かれるも、DVD-BOXや時代劇専門チャンネルなどマニア仕様の環境でないと中々視聴できなかったTV版『座頭市』が、廉価で手に入る嬉しいシリーズだ。
TV版『座頭市』は、’74年~’79年の間に、何度かの中断をはさみながらフジテレビ系列で放送され、全100話が制作された大人気時代劇だった。
本DVDでは、その第2シーズンともいえる『新・座頭市』(‘76年10月~’77年4月)の中から、勝新太郎が監督した4作を収録。監督としてもただならぬ才能を発揮し、実験的演出に果敢に挑み続けた求道者・勝新のライフワークとも言える作品である。
シリーズごとに変わる主題歌もチェックポイントで、石原裕次郎がリリカルに、浪々と唄う「不思議な夢」もグッド。

この商品ページはあまりにも不親切で、収録されているエピソードのサブタイトルすら掲載されていないので、以下にエピソードガイドも兼ね、紹介したいと思う。

◆第7話「わらべ唄が聞える」(‘76年11月15日放送)
脚本:佐藤繁子/撮影:渡辺貢
客演:新藤恵美、殿山泰司、草野大悟、名和宏
市は旅の途次で、狂女のお艶(新藤恵美)と出会う。お艶は人形を抱えながらわらべ唄を歌い、なぜか市に懐いてつきまとい、市を困らせる。一方、宿場町では、かつて市に片腕を切り落とされた伝兵衛(草野大悟)が土地の親分(名和宏)の元に草鞋を脱いでいた。そこでは、伝兵衛から市の暗殺を依頼された老人・甚左(殿山泰司)が姦計を巡らせていた・・・。

昇る朝陽に向かって市が「おはようございます」とつぶやく、印象的なシーンから始まる。かざした手で陽の光の温かさを感じるのか、盲人でもわずかな光の明暗が判別できるのか、とにかくこうした演出は座頭市自身である勝新太郎にしか生み出せない。おそらく脚本には書かれてない得意の「思いつき」演出だと思われる。
座頭市について回る「命を狙われ続ける」エピソードのひとつ。自分の首にかけられた賞金が100両だと聞き、「それじゃ俺だって座頭市を殺りたくならぁ」と嘯くセリフが粋だ。市を狙う連中が床下から刀を突き、足元の畳からズブズブッといくつもの刃が飛び出る演出(しかも市は歩いている!)など、さりげないが実はけっこう危ない事をやっている。こういう異常な凝り方が見逃せない。

座頭市と狂女の道中、という奇抜な設定も勝新らしいが、このアイディアの中に勝新独特の「座頭市観」がある。例えば、旅籠で彼女が市の布団の中にもぐり込んでくると、あわてて布団から飛び出す、という描写だ。
座頭市は女性と性的関係を持たない。精神的にも肉体的にも一定の距離を置き、触れようとしない。勝新太郎が最も嫌ったのは、女性に乱暴を働いたり、性として扱う芝居だったという。女性を神聖視する背景にあるのは、勝新の中にある母親への憧憬だと言われている。
『わらべ唄が聞こえる』は、そうした勝新の「座頭市観」で貫かれた物語なのだ。
しかしこれは、最後の映画となった『座頭市』(‘89)の、樋口可南子との濡れ場で崩れることになる。その時、勝新にどんな心境の変化があったのだろうか。全シリーズ中でも最も殺伐とした空気が漂うこの最終作については、また機会を改めて考察したいと思う。

◆第15話「仕込杖が怒りに燃えた」(‘77年1月17日放送)
脚本:新藤兼人/撮影:森田富士郎
客演:真野響子、剣持伴紀、草薙幸二郎、清水康晴(子役)
市はやくざの集団に襲われ、斬り伏せる。
「恨みもねえお前さんにドスをぶっかけた・・・俺ぁ、罰が当たったんだ。おしのに会いてえ、おしのと、清吉に・・・」
斬られた一人の清松(剣持伴紀)がそう呻くのを聞いた市は、彼を背負って妻子のいる家を目指すが、途中でこと切れてしまう。
その報を聞いて、ほくそ笑んでいる男がいた。印旛沼のやくざ・赤鯰の長八(草薙幸二郎)だ。
「やっぱり、座頭市は強ぇなあ~!」
長八は、清松の美人の女房おしの(真野響子)に横恋慕していて、清松を市に片付けさせ、おしのを我がものにしようと目論んでいたのだ。
市がおしのと息子・清吉(清水晴康・子役)が暮らす家へ着き、事の次第を語っている最中、長八の乾分・辰(今井健二)らが急襲し、家へ火をかける。重症を負った市を介抱したのは、おしのだった。山の中のあばら家で市は2人と暮らしながら静養するが、そこにも長八の手の者が迫り来る・・・。

本作は、初回放映時は「月の夜に女が泣いた」というタイトルだったそうだ。これがいつ「仕込杖が怒りに燃えた」に変わったか定かではない。おそらく勝新の存命時に、得意の気まぐれで、再放送の時に差し替えられたのではないだろうか。いずれにせよ、「仕込杖が怒りに燃えた」というタイトルに偽りなしの、悪役の非道ぶりに怒りが滾る、『新・座頭市』第1シリーズ屈指の傑作のひとつである。
美人薄幸。その見目麗しさのせいで男どもに狙われ、不幸を背負い込む女を、真野響子が抑制の効いた演技で静かに熱演。夫の仇、しかしその夫の遺体を届けてくれた恩人でもある市への、相反する感情の間で揺れ動く。
村井邦彦作曲の哀愁を帯びた笛の音と、冬の寒々しい景色が、ドラマに哀しみの色を添える。
【以下、ネタバレあり】
ひたすら卑怯で卑屈なやくざの親分(草薙幸二郎)、極悪な乾分(今井健二)、スケベ爺いの庄屋(田武謙三)など、女難ならぬ男難に弄ばれるヒロインだが、中でも草薙幸二郎演じる「赤鯰の長八」は、マンガのようなチョビ髭で一見ひょうきん者のようだが、己のためなら乾分まで後ろから刺す、徹底した卑劣漢。気持ちいいぐらいにムカつかせてくれる悪役の鑑である(笑)。
沼沢地を舞台にした設定が秀逸で、ラスト、長八に止めを刺した市が、まだ飽き足らんとばかりに顔を踏みつけて、泥の中に顔をズブズブと沈めるダメ押しに、「痛快!ザマぁ見ろ!」と拍手喝采せずにはいられない。
海岸で、幼い清吉が市に駆け寄り抱きつくラストシーンに、胸が熱くなる。

◆第21話「契り髪」(‘77年2月28日放送)
脚本:中村努/撮影:渡辺貢
客演:由美かおる、峰岸徹、桑山正一
入牢中のやくざの情婦およう(由美かおる)は、男に食い物にされ続ける人生に嫌気がさし投身自殺を計るが、市に止められる。荒んで投げ遣りになっていたおようの心は、市と一緒に旅するうちに解きほぐされてゆく。そして、染物屋の儀兵衛(桑山正一)の店で仕事を得、堅気の生活に心の平穏を見出しかけた矢先、やくざの清次郎(峰岸徹=峰岸隆之介)が出獄し、おように追っ手が掛かる・・・。

斬った張ったの世界に生きる座頭市が、堅気を夢見るという定番のストーリー。「一緒に暮らしてほしい」と懇願するおようの言葉にほだされ、仕込み杖を抜かないと誓い、彼女の髪で柄と鞘を結び「封印」する・・・これがタイトルの「契り髪」の意。薄幸の美女を演じる由美かおるの憂いを帯びた演技もたまらないが、杖を結んだ髪を顔に寄せ、密かに匂いを嗅ぐような市のそぶりなどもフェティッシュで、「髪」をキーワードにした繊細な演出が見どころの一本。
【以下、ネタバレあり】
クライマックスで、おようを追って来たやくざの一団と対決するしかないと決意し、髪の封印を引きちぎり大立ち回り・・・最後の一人を斬り伏した後、柄を握った指を開いていくと、そこにはまだ髪が握られていて・・・それが風に吹かれ散っていく様を、おようが哀しげに見つめている・・・。
修羅の生き様から逃れる事ができない市の運命、そして市との別れを悟るおようの悲痛な心を、ものいわぬ髪で表現しきった演出が白眉で、勝新、名優のみならず名監督なりと見せ付ける名篇である。

◆第27話「旅人(たびにん)の詩」(‘77年4月11日放送)
脚本:中村努・奥村利夫(勝新太郎)/撮影:渡辺貢
客演:若山富三郎、天津敏、佐藤オリエ、石橋蓮司
市が刺客を返り討ちにする現場を目撃した、克蔵こと大前田英五郎(若山富三郎)は市と共に旅をすることに。しかし、英五郎が向かっていた故郷では、やくざの親分・京屋(天津敏)が英五郎の父親代わりの六兵衛を暗殺していた。京屋がいけしゃあしゃあと六兵衛の葬儀を上げる現場に、英五郎は乗り込んでいく。
一方、市は行き倒れの女・お竹(佐藤オリエ)を救う。病魔に蝕まれ、虫の息のお竹。市と再会した英五郎は、お竹を観るや顔色を変える・・・故郷の風は、英五郎には冷たく厳しかった。弟分の銀次(石橋蓮司)は十手をちらつかせ、英五郎は盃を水に流すと宣言。それがきっかけとなり、新たな諍いが・・・。

兄・若山富三郎との共演を意識してか、いつにも増してアクションの演出やカメラワークがダイナミック。冒頭の、市が山間の小道で刺客に襲われて切り結ぶシーンから迫力満点の演出でワクワクさせてくれる。勝新のシャープな斬撃に対して、薪をぶった切るかのようなトミーの豪快な殺陣が対照的で面白く、映画版『子連れ狼』シリーズ(‘72~‘74)を連想するような、肉弾戦を交えたトミー十八番の斬り合いが楽しめる。葬儀のさなかに乱入し、大立ち回りをやらかすというトミーのやんちゃっぷりが最高(笑)。
勝が血が苦手だったという事もあり、『座頭市』はほとんど流血シーンはないのだが、珍しく「切り株描写」まであるのは、やはり『子連れ狼』シリーズへのオマージュなのだろう。
もちろんアクションだけでなく、情感迫る哀しいシーンなども挿入し、物語は英五郎(富三郎)を中心に回る。主人公は実質的には英五郎で、座頭市はサポート役という、富三郎兄イへのサービスがたっぷりで、勝新・トミー兄弟のファンは満足の一本である。

TV版『座頭市』が何度かの中断をはさみ放送される中で、TV時代劇の黄金ドラマ『水戸黄門』と同時間帯を張っていた時があった。夜8時台の視聴者は、家族や友人とワイワイおしゃべりしながら観ている事が多いので、「画面を観ていなくてもセリフでわかる」「わかりやすいストーリー」が求められた。しかし勝は反論する。
「役者はストーリーの道具じゃない!人をバカにするな!視聴者に言っておけ!オレの作品が始まったらテレビの前に正座して1カットも見逃さないようにとな!」
『座頭市』は決して難解なドラマではない。しかし、悪人が悪巧みをして、弱者がいじめられ、ヒーローが悪人を倒してめでたしめでたし、という「お約束のプロット」に当てはめて作られたドラマとは違う。特に、物語を進行させるためだけの説明的なセリフを勝は最も嫌った。
そんな『座頭市』は、端々で市がつぶやく何気ない言葉に、心に響くような深みがある。そこが通り一般のお茶の間時代劇との違いである。
ドラマの終わりごろ、温泉に浸かりながら、市が英五郎に向かってこんな事を言う。
「てめえの掘った穴と言いながら、その穴を埋めるために次の穴を掘って、その泥で埋めなくちゃならねえ。年がら年中穴を掘ってますてえと、終ぇの穴はどうやって埋めたらいいのか、なんて考えちまって、へへ」
ひとつの問題を解決すると、それが発端となって新たな問題が立ち上がり、それは終わることない数珠繋ぎになっていく。ままならない人生の皮肉をさりげなくつぶやく、一種哲学的ともいえるこうした名セリフが『座頭市』の密かな醍醐味でもあるのだ。

本DVDシリーズは、勝新太郎が監督を務めたエピソードを収録するというのをテーマにしている。確かに、勝が自ら監督した作品で、現在割と容易に観れるものは映画の『新・座頭市物語 折れた杖』(‘72)と最後の映画『座頭市』(‘89)ぐらいなので、TV版座頭市が抜粋で安価で手に入るというのは、勝新太郎の監督としての才能を再評価するいいきっかけになるとは思う。
しかし一方で、TV版座頭市は非常にバリエーション豊かなエピソードが特長の時代劇でもあるので、勝新監督作にこだわると、その辺の面白さが必ずしも伝わらなくなってしまう。例えば本DVDでは、「仕込杖が怒りに燃えた」と「契り髪」が、どちらも「市に助けられた女性が、次第に市に心惹かれていく」という似通ったプロットで、バラエティ豊かな4作・・・という風にはいかない厳しさがある。

『新・座頭市』第1シリーズでも、他に勝新監督作として、さゆりすと卒倒必至の第14話「雪の別れ路」がある。吉永小百合が小鳥に口移しで水を遣るシーン(一体何人の男が「鳥になりたい!」と叫んだことだろう・笑)や、トロ~ンとした目でほろ酔い演技を魅せる、お宝映像満載の回なのだが・・・やっぱり、さゆり事務所の許可が下りなかったのだろうか?
筆者としては、勝新監督作は4本中2本ほどあれば、あとはそこにこだわらずTV版座頭市ならではのユニークな作品を収録してほしいと思うのだ。
例えば、
◇座頭市版『ミネソタ無頼』とも云える石原裕次郎の熱演、池田一朗の名脚本に目頭が熱くなる第4話「月の出の用心棒」(監督:太田昭和)
◇映画『新・座頭市物語』のリメイクでもあり、涙の師弟対決を描く超・名篇の第6話「師の影に泣いた」(監督:南野梅雄/客演:丹波哲郎)
◇一度観るや緒形拳の怪演が脳に焼き付いて忘れられなくなる第12話「金が身を食う地獄坂」(監督:田中徳三)
◇座頭市には珍しい怪談ものの第23話「幽霊が市を招いた」(監督:黒木和雄/客演:原田芳雄)
◇『旅の重さ』(‘72)で鮮烈なデビューを飾った高橋洋子の瑞々しい演技&子供たちと市の交流に心温まり・・・仕込み杖を盗まれ、棍棒で殴りこみに行くクライマックスも面白い第28話「上州わらべ歌」(監督:太田昭和)など、枚挙にいとまがない。

おそらく、このシリーズは第4巻で『新・座頭市』第3シリーズを取り上げ、それで最後になると思われるが、最終巻は勝新監督にこだわらず、ユニークなセレクトにしてほしい、と切に願う次第である。あと、願わくばもっと続けてさらなる傑作エピソードをDVD化し続けていって欲しい!と叫びたい。

17人のお客様がこれが役に立ったと考えています

すももっち
5つ星のうち5.0 座頭市
2017年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
北野武、香取慎吾、綾瀬はるか…
色んな人が座頭市を演じましたが、やはり勝新太郎さんが一番!
むしろ座頭市=勝新太郎なんじゃないかと感じるくらいです。
ずんぐりむっくりした体型なのに殺陣のシーンは圧巻で、カッコイイ〜〜と声に出してしまうほど。時代劇には興味なかったのに、たまたまCS放送で目にした時代劇チャンネルの座頭市に一目惚れしてしまいました。
もう勝新太郎さんに会う事は叶いませんが京都の嵐山へ家族で旅行した時にソフトクリーム屋さんのおじいさんに勝新太郎さんのお住まいがあったのってどの辺りですか?と伺ったら、当時はね〜とニコニコしながら、大きな車でこの道を通ってたよ…家があったのはそこで今もよく覚えてる。と語ってくれました。そのお話をうかがっただけで当時の勝新太郎さんに会えた気分にもなれました。座頭市は勝新太郎さんの真骨頂だと思うし世界に誇れる作品だとも思います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
レポート
yamadorilll
5つ星のうち5.0 老父に
2016年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
へっへっへっ、御免なさいよと座頭の市が賭場に現れ、眼開きの者たちを巧みに篭絡して掛け金を独り占めして最後に言う決め台詞が良い、本品は老父の暇つぶしに購入したが、すっかり老父はお気に入りになったらしい、最後に並み居る猛者どもを居合の仕込み杖で切り伏せ、先に切りつけたのはそちらさんですよと何もなかったかのように立ち去る市、これもまた良し
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
レポート
Marie Thrse
5つ星のうち5.0 凛として清潔な真野響子の魅力が横溢するシリーズ最高傑作・・・座頭市が家庭を持ち女性と暮らす決心をした唯一の作品
2020年8月23日に日本でレビュー済み
〇 本シリーズの説明につき以下製作部より公表された。

名優・勝新太郎の当たり役“座頭市”。大人気となった映画版の後に、勝新太郎自らが製作を務め、TV時代劇の枠を遥かに超えたクオリティの高さから、ファンの間では伝説となっているのがこの「座頭市」TVシリーズである。三隅研次、森一生、田中徳三といった映画史に名を残す名匠たちがメガホンをとり、さらには勝新太郎自身が監督を務める回も多数。また、石原裕次郎をはじめ、吉永小百合、津川雅彦、植木等、浅丘ルリ子、中村玉緒など超豪華ゲストが出演!映画版以上に勝新太郎の想いが凝縮された「座頭市」の世界が繰り広げられている。俳優・勝新太郎の偉業に刮目されたし。
.

〇 本作品「 仕込杖が怒りに燃えた 」の、前半のあらすじは以下の通り製作部から公表されている。

ゲスト:真野響子/剣持伴紀/草薙幸二郎
子分寒天の清松(剣持伴紀)の美人の女房おしの(真野響子)に横恋慕のやくざ赤鯰(あかなまず)の長八(草薙幸二郎)に、陰険きわまる悪知恵が浮かんだ。
清松に市(勝新太郎)を斬らせるのだ。とてもかなう相手ではない。清松は一刀のもとに市に斬られた。
この世のなごりに妻に一目会いたい、と断末魔の声をふりしぼる清松を背負い、市は、おしのとその息子の待つ清松の家へ急いだ。

*** *** ***

本シリーズ第15作の、この「 仕込杖が怒りに燃えた 」は、シリーズ作品中でも 出色の出来栄えである。

おなじみの座頭市・居合斬りの冴えや、ヒロインの息子・清吉(清水康晴)の可愛らしさも 秀逸であるが、なによりもヒロイン「おしの」を演ずる真野響子の、女の激しい情念を抑制を効かせつつ 清楚に表現した演技が素晴らしい。

本作品は勝新太郎が自ら監督に当たり、脚本は新藤兼人が書いているが、新藤の脚本が光る。ヒロインの描き方が大変優れているのである。

多用されるアップのアングルにより、真野響子の表情、美しさを余すところなく引き出していると強く感じる。

悪党「赤なまずの長八」の陰険な策略で座頭市に夫・清松を斬られるが、座頭市の真心に次第に目覚めてゆくヒロイン「おしの」の女心の変化を、真野響子が淡々と、味わい深く演じている。

息子の清吉を火事場から救出してくれた座頭市の傷が癒えて、別れを目前にした「おしの」が、座頭市に、自分の郷里である三河・半田で静かに暮らさないか、と問いかけるシーンが印象的。

・・・ 白々とした月の光が残る早朝、市が おしのに、火災で負った傷が癒えたことを伝える。

「お早うございます」

「市さん・・・早いのね。 もっと、ゆっくり休んだら・・・」

「おかげさまで、すっかり元気になりました」

「・・・じゃあ、お別れね・・・」

「おしのさんの、お許しがあれば」

「元々、うちのひとが悪かったんですから・・・こうなるめぐりあわせだったんです。 私は、なんとも思ってやしません」

「そうおっしゃって頂くってぇと・・・ 有難うございます」

「 市さん、ずっと・・・旅を続けるんでしょうか。」

「性分、ですねぇ・・・」

「どこかに落ち着いて、静かに暮らす気は・・・」

「静かに暮らしてみてぇ ・・・斬ったり 斬られたり、騙したり 騙されたり、そんなことをしねぇで済むところへ・・・」

「半田にいきませんか 」

「 あたくし(市)を・・・あたくしを、そこが 入れてくれるんでしょうか 」

「 そこの人が入れてくれなかったら・・・私が、入れてあげる 」 ・ ・ ・

シリーズの中で、市が家庭を持ち 心と心が結ばれた女性と静かに暮らす決心をした作品は、唯一本編のみである。

本編は、凛として清潔な真野響子の演技の魅力が横溢した、永く心に残るシリーズ最高傑作と評し得よう。

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