日本国内でまず見かける事がないS・YAIRIのYD-45になります。約1年前に東京のショップで購入し、自分なりに少しアレンジしてあります。
主に戦前のD45に雰囲気を似せるためにペグをグローバー社のオープンバックタイプに交換、穴の加工はしていませんが少し緩いとこもありますが支障はないと思います。次にロングサドルを作りました、見てのとおり複雑な形をしてますが64年以前のMARTINのサドルは微妙にブリッジの斜めのとこから出ているだけでよく見ないとわからないぐらいのもあります、最近のヴィンテージ仕様はやたら横に長く富士山みたいに高い格好悪いロングサドルなので溝を下まで切ってしまうとそうなる為、このような形になっています、わかる人にはわかるこだわりだと思います。次にピックガードですが戦前のD45は先端が指盤の角に届く形になっています、そして鼈甲模様、ですがここは私の昔からの知り合いでもある石川鷹彦さんのD45のピックガードの形を以前とらせてもらっていたのを写して、サウンドホールの大きさが違うので苦労しましたがほぼ近い感じで仕上げました。さらにいえばS・YAIRIの他の42タイプやOOOタイプ等と違うのがヘッドの形で50年代以前の２８や戦前の４５のようにナットから6弦、1弦のペグにけてのラインが角ばらずにスッとしたラインになっているところが気に入りました。このあたりもわかる人にはわかってもらえるポイントかなと思います。そして弦高は６弦12フレット上で2ミリです、ネックも真っ直ぐで元起きもなく大変弾きやすいです。トラスロッドはまったく触っていません。トップはスプルース単板、サイド、バックはローズウッド単板と買う時に説明がありました。アバロンも発色のいい所が使ってあるようです。マイナスポイントとしてはヘッドに打痕(正面からはほぼ見えない)演奏によるピック傷があります。ハードケースはおまけレベルの物ですが運搬用に入れて発送いたします。長々と書きましたが入札よろしくお願いいたします。