• ★DVD 櫻の園 中島ひろ子 つみきみほ 白島靖代 宮澤美保 監督:中原俊 原作:吉田秋生_画像1
  • ★DVD 櫻の園 中島ひろ子 つみきみほ 白島靖代 宮澤美保 監督:中原俊 原作:吉田秋生_画像2

★DVD 櫻の園 中島ひろ子 つみきみほ 白島靖代 宮澤美保 監督:中原俊 原作:吉田秋生

匿名配送
  • 現在
    1,280円(税 0 円)

    1人が登録

    送料
    配送方法
    • 0件
    • 15時間 詳細 5/12 (日) 22:15 終了予定
    Yahoo!オークション初めての方はログインすると
    (例)価格2,000円
    クーポン利用で

    1,000

    で落札のチャンス!

    いくらで落札できるか確認しよう!

    ログインする
  • 入札

    閉じる

    Yahoo! JAPAN IDがあればすぐできる!!

    Yahoo! JAPAN IDを取得(無料)

    Yahoo! JAPAN IDをお持ちの方

    配送方法と送料(

    閉じる
    落札後いずれかの配送方法をお選び下さい
    への送料をチェック(※離島は追加送料の場合あり)

    ログインするとYahoo! JAPAN IDに登録中の地域を表示できます。

    この画面で地域を変更しても保存されません。

    配送情報の取得に失敗しました
    送料負担
    落札者
    配送情報
    発送元
    秋田県
    発送開始
    支払い手続きから3~7日で発送
    海外発送
    対応しません
  • 出品者

    二灰さん

    99.842574776981%
    99.8%
    総合評価: 5,699
    発送元の地域:
    秋田県
  • 商品情報

    カテゴリ
    状態 傷や汚れあり
    個数 1
    返品 返品不可
    自動延長 あり
    早期終了 あり
    入札者評価制限 あり
    入札者認証制限 なし
    最高額入札者 ログインして確認
    開始価格 1,280 円(税 0 円)
    開始日時 2024.05.11(土)22:15
    終了日時 2024.05.12(日)22:15
    オークションID j734942670
  • 違反商品の申告

商品説明




製作年: 1990年 製作国: 日本 収録時間: 96分 出演者: 中島ひろ子 つみきみほ 白島靖代 宮澤美保 監督: 中原俊 制作: 岡田裕 脚本: じんのひろあき 原作: 吉田秋生 詳細: ---- 字幕: 英語字幕 音声: 5.1サラウンド/ドルビーデジタル/日 シリーズ: ---- メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン ジャンル: ドラマ 青春 学園もの コミック原作

全体状態評価「B」・経年劣化「小」・カバーイタミ「小」・スリキズ「小」・レンタル落ち

二度とは帰り来ぬ、少女たちのきらめきの瞬間…

吉田秋生の4話からなる同名コミックスをじんのひろあきが脚本化、俊英・中原俊が監督。 「櫻の園」公演までの2時間をグランド・ホテル形式で描きながら、二度とは帰り来ぬ少女たちのきらめきの瞬間が、あますところなく焼き付けられている。 キネマ旬報日本映画ベストワン他90年度の各映画賞を圧巻、いまや日本映画史に残る傑作としての地位を確固たるものとしている。

○90年度キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位、日本映画監督賞、脚本賞受賞
○第15回報知映画賞作品賞受賞
○90年度日本アカデミー賞編集賞受賞
○90年度山路ふみ子映画賞
○90年度毎日映画コンクール日本映画優秀賞、女優助演賞(つみきみほ)受賞
○90年ヨコハマ映画祭作品賞、監督賞、脚本賞、最優秀新人賞(中島ひろ子)

■ストーリー■  何千回 何万回と「好き」と「嫌い」をくりかえして・・・ 恒例の演劇部公演「櫻の園」をあと2時間後に控えた私立櫻華学園。ところが、3年生の杉山紀子が喫茶店で他校の生徒と煙草を吸って補導されたことから、部員たちの間では上演中止の噂が飛び交い始める。しかし、演劇部顧問の里見先生の活躍でどうにか最悪の事態は回避された。ほっと胸をおろす部員たちだが、主役の倉田知世子だけは緊張感を抑えられない。そんな彼女に憧憬の念を抱く部長の志水、そしてその志水に好意を抱く杉山。さまざまな想いを胸に、少女たちは開幕の瞬間を待つ。

女子校の演劇部を舞台にした吉田秋生の同名の少女漫画を、自身も演劇部だったという中原 俊が映画化。高校の創立記念日に演劇部が毎年演じているチエホフの『 桜の園』。開演当日、部員が補導されたり、主演の女の子が自信喪失で逃げ出したくなったり、優等生の部長が突然パーマをかけてきたり、少女たちの揺れ動く心を、繊細なタッチでやさしく包みこむように描いた名作である。 つみきみほ、白島靖子、中嶋ひろ子をはじめとするオーディションで選ばれた22人の若手女優たちが、中原監督の丁寧な演出によって演技力を引き出された集団劇となっている。本作から多くの女優が輩出されたという意味でも記念すべき作品である。なかでも、中嶋ひろ子と白島靖代が2人でこっそり記念撮影するシーンは、少女映画のなかでも屈指の名シーンとして記憶されるだろう。

吉田秋生原作による、創立記念日に行なわれる芝居の開演2時間前を控えた女子演劇部員たちの姿を描いた物語。中島ひろ子、つみきみほほか出演。

毎年創立記念日にチェーホフの「櫻の園」を上演する女子高演劇部を舞台に、それに携わる少女たちの開演までの2時間の出来事を描く。吉田秋生原作の同名漫画の映画化で、脚本は「ノーライフキング」のじんのひろあきが執筆。監督は「猫のように」の中原俊。撮影は「君は僕をスキになる」の藤沢順一がそれぞれ担当。

女子高演劇部の人間模様を描いた吉田秋生の原作マンガを基に、「ボクの女に手を出すな」の中原俊が、チェーホフの“桜の園”の開演直前の2時間に凝縮して思春期の少女たちの揺れる心の内面を瑞々しく映像化した珠玉の一篇。桜の咲く季節。私立櫻華学園高校演劇部。創立記念日恒例のチェーホフの“桜の園”上演のある朝、しっかり者の部長・由布子はいきなりパーマをかけてきた。さらに、前日、部員の紀子がタバコを吸って補導されたというニュースに動揺する部員たち……。生徒たちのあまりにも自然な演技と、2,3人の小グループに分かれた生徒たちが思い思いに会話している様を長回しのまま切り取っていく中原監督の演出が冴え渡った。

【あの瞬間を見せてくれる】   あの頃の少女たちの戸惑い,ゆらぎ,決意,恋。そういったものが柔らかなピアノに乗って積み重ねられていく,とても繊細な映画。カメラのシャッターがゆっくりと繰り返し切れる音と,それにオーバーラップしていくつみきみほが実にキレイだった。公開当時に某誌で「女子校のリアリティがまったくない」とこき下ろされていたのを覚えているが,舞台としての女子校なんてあまり重要ではなかったと思う。女子校出身でない私のような者でも,こんな瞬間があったよなって感じることができたんだから。  同じ瞬間を切り取りつつも,例えば『がんばっていきまっしょい』にはポジティブな印象が残り,『ヴァージン・スーサイズ』はその真逆だった。でも『櫻の園』には不思議にそのどちらの印象もなく,そのためか,誰にでもあった「あの瞬間」が私の中にずっと息づいていることだけを再確認させてくれたような気がしている。  吉田秋生の原作を読んだのはそのあとしばらくしてからのこと。空白を多用してこの映画以上に「間」を感じさせる演出が鮮烈で,その後,吉田作品のほとんど全てを読破した。「光の庭」にはのた打ち回るほど感激し,こないだもわざわざ立ち読みして涙ぐんでしまっていたくらいだ(←バカ)。  余談だが,この映画に金剛寺美樹さんという女優さんが出演している。たいして目立っていたわけではないが声がとてもよく通っていて,女の子だらけの中でまずそちらの方で彼女を認識した。その後たしか郵便局のCMに出ていたが,今どうしてるんだろ。

【日常がスリリング】  「櫻の園」上演までにある小さなトラブルが 中心に描かれているのだけれど、カメラマンの  力が大きいと思うがとてもスリリングな映画だった。 特にラブシ-ンがもの凄く抑えられた表現なのだけれど ハラハラドキドキした。 俳優ではとにかくつみきみほが圧倒的に魅力的だった。 よく切れるナイフの様な演技。あと、白島靖代もスラッとして きれいだった。

【何かを思い出す】  この作品は、女子高のなんともいえない雰囲気を良く出していると思います。 80年代の女子高という感じ。 ダサイくらいの背伸びっぷりや、ぬるーい処女っぽさ、といった 「あの頃」の女子高を思い出しとても楽しかったです。 原作者の現役時代もこんなだったろうと察しますが、今の女子高とは 全然違うのかもしれませんね。 彼氏がいて初体験を済ませている子、全然関心がない鈍くさい子 興味深々だけれど冷めているふりをしている子、 そして、同性にあこがれてモヤモヤしている子。 総て私の周りにそろっていました。 すばらしかったです。 それから女子高のレズは男子校のホモと同じくらい 妄想に近いと思います。

【学芸会ですよね。】  緊張するんですよね、あれ。私はそういった場で主役など努めた事が無く、いつも端役でたいした台詞も無いのに毎回やたらと緊張しまくっていたのをよく憶えていますよ。この映画を観ると私の知らない所で色々なドラマがあったのかなぁと思わずにいられません。それにしてもこの映画、当時はかなり斬新なものだったんだろうなあと感じずにいられませんよ。やってる事は学芸会なんだけど、映画の出来はアカデミー賞ものですよ。中原監督の手腕は見事の一言に尽きますね。よくぞここまで纏め上げてくれたものですよ。素晴らしいですよ。出演者一人一人がだれも死んでない。特に白島靖代。私、彼女が三ツ矢サイダーのCMに出てる頃からの大ファンだったんです。今は確かヤクルトスワローズの土橋選手の奥さんになったと聞いています。幸せになるといいですね。はいはい。

【4月14日18歳】  吉田秋生の原作も素晴らしいが、そこに漂う雰囲気やメイン・キャラクターはそのままに、設定を大胆に変え、映画ならではの味わいを出して極上。福岡市の総合図書館内にある映像ホールで再見したが、物語が終焉に向うにつれ登場人物たちとの別れを思い、胸が切なくなった。『好きよ!』だね。

【赤毛の多重構造】 チェーホフの「櫻の園」は色々な解釈やアレンジで上演される事の多い舞台劇だけれど、学生が学園祭なんかで採り上げると、多分多かれ少なかれこの映画で描かれるような「赤毛もの」として扱われることが多いんじゃないかな?って思う。 この映画の面白いのは、そんな「赤毛もの」の芝居を演じる女子高生達の日常をも「赤毛もの」っぽく描いている所で、この「赤毛の多重構造」がなんともいえない、いい意味での非現実味を映画に帯びさせていると思う。 そうはいっても原作が吉田秋生だけあって、シニカルな味わいも物語の端々にしっかり残っているし、そこらへんのバランス感覚は見事の一言。 多分日本映画の中で後々までも古典として残ることが出来る1本なんじゃないかな? ゆったりした心地よさをたっぷり味わえる作品だと思います。

【ブラウン】  伝統あるお嬢様学校、桜華学園。毎年恒例のチェーホフ作『櫻の園』上演当日の朝、前夜に発生した部員の喫煙問題が、学園内に波紋を呼び、やがて・・・最初は、こんな世界ついていけないなあという気分で見始めたのですが、やがて、「おや?」と思い、さらに見続けていると、「お主、只者ではあるまい」という感じになり、最後は、「趣味の問題はともかく、これはよくできた映画だよ、すごいすごい」と、すっかり感心してしまいました。 イメージ的に言うと、少女達が上下左右に動きまわるブラウン運動の中から、秘められた三角関係がすっと浮かび上がってくる、という印象です。浮かび上がって、それが何だかんだと展開するのではなく、ただ浮かび上がる。浮かび上がったから何だと言われてしまうと返答に窮するのですが、浮かび上がって終わり、というところが何ともにくいというか、うまい感じがしたのでした。 出演者の中では、いかにもスマートな頭を持っていそうな体制内アウトサイダー「スギヤマ」を演じた、つみきみほが頭一つ抜けていると思いました。若くしてすでに世話焼きお母さん的な、しかし見かけ以上に複雑な思いを秘めた「シミズ部長」も、宝塚的アイドルだが、色々不安も抱えているらしい「クラタさん」も良かったです。女子高、ましてお嬢様学校など、もちろん自分には縁のない世界ですが、何となく、こんな生徒達がいるのだろうなと思った次第です。 毎年春になると咲き乱れ、はかなく散ってゆく桜の花と、あっという間に過ぎ去ってしまうであろう、若い時を過ごす少女達が重なり、その後には彼女達の微かな思いだけが残る、そういうことなのだろう、という感想です。そんなこと言っている場合ではない自分ですが。

【上手いと思わせない巧みさ】  なんと面白い映画だろうか。 “桜の園”開演までの2時間の中での、演劇部に所属する女子高生それぞれの表情を追っていく。 その時間や空間の切り取り方が本当に上手い。 しかも、それを上手いと一切感じさせないところが凄い。 その時々、その場での空気感や、思春期の少女たちの心の揺れ動きが、そのまま掬い取られている印象だ。 フィルムに刻まれているそれらを、“日常”や“リアル”だと表現したくなるが、そうとも言えない気がする。 彼女たちにとってその1日は特別な1日であり、間違いなくいつもとは違う1日である。 今までの努力を結集すべき集大成となる日を、そして幕が上がるまでの時間を、彼女たちはどのように過ごすのか。 どのように動き回り、何をしゃべり、そして何を心の中で思っているのか。 序盤からこの世界の虜になっている自分がいる。 彼女たちをただ見ているだけで楽しい。 死んでいるキャラクターが1人もいない。 皆が生き生きとこの時間を過ごしている。 たとえ開演時間になり、幕が上がっても、いつまでも彼女たちを見ていたい。 そんな思いにさせてくれる映画は、やはり傑作であると思う。

【戻れないからこそ大切な日々】 ものすごく惹きつけられる映画です。 自分も女子校出身なので、どうでもいいような仕草やおしゃべりが 非常にリアルで懐しく、共感させられっぱなしでした。 特にあの空気! ほんとはもっと適当だったりするんですが、あの空気はそのものだと思います。 一つひとつのエピソードや人物、画面構成、そして感情が作り上げたあの空気。 女子校特有の匂いがあふれていて、 健全さと色気が混じったなんとも言えない別世界。 閉鎖的で他愛もなくて、淡く儚い愛すべき場所。 感傷的かもしれませんが、そんな幸せな思春期を綴った傑作です。

【光の射しかた。】 この映画を見て何よりもまず思ったことは、 光の射しかたが女子校そのものだということです。 (もっと正確に言えば、光を透過させる空気に醸しだされる女子校という時空間の反射) 女子校に通った経験のある人ならきっとわかってもらえると思います。 storyとしては思春期特有の同性への憧れが、 毎年恒例の櫻の園を上演する朝から開演までの限られた時間の中に、 不祥事から上演の危機に陥るという事件を軸として淡々と描かれています。 瑞々しい少女たちの楽園に降る静かで柔らかくて透明な光、 この光に包まれて暮すほんの一瞬の少女たちの心の揺れ。 それが静かに丁寧に描かれた傑作だと思います。

【邦画の最高傑作の一つ】  今後どれだけ名作映画が作られようと、必ず自分の中のベスト3に止めておきた い作品。青春映画の金字塔だ。4話構成だった吉田秋生の原作を、うまく一つにまとめ上げ、 原作を越える深さを作り出している。 この映画の中で重要なのは、起きている事件の顛末ではなく、演劇部を構成する 少女達の動き。高校生の頃、誰もが感じただろう将来への期待や不安、現在の自 分との葛藤、それぞれの少女達の姿を通して、誰もが持つ「記憶の匂い」を呼び 覚ましてくれる。 ただ一つ惜しいのは、冒頭部において、2年生部員城丸と、その彼氏らしきしょぼい男の 演技が最低なこと。その直後に登場する、部長役の中島ひろ子の神業的な演技と、 その他の少女達の自然な演技により映画は復活するので、冒頭だけを見て見切りをつけ るようなことが無いようにしていただきたい。 (仕切屋っぽい生意気な女子高生役の役作りも少しクドいが、まあ許せる範囲)

【オッサンだけどキュンとくる】  と書くと自分でもキモいんですが、出演された方々と同年代の男性の大半は、多少なりとも共感出来るのではないでしょうか。女子高なんて知らないのに、おそらくこんな感じじゃないかって想像する感覚がドンズバなんです! 出演者の中では つみきみほ さんがやはりオーラを放っておられますね。どこか中性的で男女問わず惹かれる、頑張らなくても自然と目立ってしまう女優になるべくしてなられた方だと感じます。 彼女を始め無名であっても、その当時の旬の素材を見事に生かしきった中原俊には脱帽。日本映画史に残る青春映画の傑作だと思います。

【初めて見たときは、たしか泣いちゃったのですが・・・】  20年近く前に映画好きの友人に強く勧められてビデオを見たときの不思議な感動は 今も身体のどこかに残っている気がします。 (たぶん)人生において一番輝いているであろう瞬間を、無自覚ではあるけれど、 しかししっかりと謳歌している若者たちへの羨望と嫉妬。あるいは、神聖不可侵な “乙女の園”を覗き見るという、ちょっとした罪悪感も伴った快感。 今にして思えば、その程度の“感動”のしかただったのかもしれませんが・・・。 先日レンタルショップでたまたまDVDを見つけ、懐かしくなって借りてきました。 久しぶりに見る名画は色褪せた印象も受けませんでしたが、残念ならがあのときのそのままの 感動を味わうことはできませんでした。同じ頃見たATG系の映画はいま見ても当時と同様の感動が蘇ることがままあるのにどうしてなんでしょか・・・。  でも、ラストでお芝居が始まるや、窓辺のフィックスの画になってエンドロールが流れるくだりでは、 なんだかむちゃくちゃ切ない、胸を締め付けられるような気分になりました。 はらはらと散る桜の花びらに「輝く瞬間」の短さ、儚さたいなものをあらためて感じさせられたからなのかもしれません。

【映画でしか絶対味わえない素晴らしい映画】  もう何回観ただろうか。決まって櫻の季節になると、この映画を想い出し、観たくなる。 画面から、桜の香りが私のところまで匂ってくるような、本当にこの映画でしか味わえない感動は、何回観ても変わらない。 20名程度の演劇部員個々の思い・キャラクターが見事にチエーホフ作「櫻の園」の役とシンクロしている。これが古典というものなのだろうと思わせてくれる。 ある意味現代(といっても20年前だが)や日本とは全く関係ないロシアの没落貴族を取り上げた演劇が、こんなにも現代の女子高生の思いと共鳴するものなのだろうか? 女子高生の部員同士に対する「ある種憧れに似た、恋愛に似た感情」が演劇本番へのクライマックスへと見事に調和しながら展開していく様は本当に見事だ。 そして最後に迎えた本番直前のふっと心温まる「ハッピーバースデイ」。 全ての演劇部員の気持ちがひとつになった瞬間。それがエンディングとなる本当に見事なストーリー構成。 そして、映像や音全てに、意味があり、何回観ても新しい発見がある。後で、あの場面はこの場面の伏線になっていたんだなとか、思わせる箇所が、たくさん映画の中に散りばめられていて、本当に映画でしか絶対味わえない、映画でしか絶対実現させられない感動がある映画は本当にこの映画だけ。 つまり、知性(左脳?)と情感(右脳?)を両方を高次元で満足させる素晴らしい映画。

【百合映画の名作と聞いてすぐに鑑賞】  ある女子高で毎年春に演劇部が必ずやる櫻の園という題の舞台劇。劇が始まる日の朝から本番までを描く。 最初はいかにも台詞臭い言葉遣いの応酬にこれちょっとダメかもと思うんだけど、10分もすれば慣れる。 30年も前の映画ということで自分が高校生だった頃とは文化やら何やら何もかもが違うので、特に共感らしきものもなく、へえこの頃はこういうノリだったんだぐらいの他人事鑑賞だったんだけど、ずっと見てると気づけば夢中になっていました。登場人物の心情、季節の空気感。 この映画の魅力は何なのか真面目に考えてみましたが正直わかりませんでした笑 全ての要素が組み合わさって良いって感じです。 特別な展開も台詞もほとんどない。 やっぱ役者さんの実在感なのかなあ。 百合のシーンはほんと良かったです。 多くは望めないけどずっと近くであなたを見ていたい、っていう恋愛感情と現実の狭間を彷徨う。それを相手も温かく受け入れる。これはほんと萌えました…笑 しかも実は秘めたる三角関係まであったりと… 切なし… 将来についての悲観的でも楽観的でもない考察。恋ばな(死語?笑)。学校の文化。学生ならではの箱庭的価値観。 登場人物達のやり取りに全てが詰まっていました。 何が一番良いって、BGMがあの太田胃散のCMで有名なあれで、優しくて前向きで美しい気持ちになれるんですよね笑 俺の高校時代はマジで糞みたいなものだったんですが、この映画見てると良い記憶に上書きできそうです。美しすぎる後味でした。

【春になると見たくなる映画】   誰も声高に泣く事も騒ぐ事もない、勿論誰も死ぬわけではない。唯、淡々と流れる「創立記念日の演劇部」を「ほぼ」上映時間と同時進行で描いた邦画の屈指の名作です。何気ない会話や遊び、スクリーンの奥で遊んでいる演劇部員達の仕草にも懐かしさや愛くるしさを感じます。男の脚本&監督なのにどうしてこんなに彼女達をみずみずしく描かれるのだろうと彼らのアプローチに感心しました。何でも撮影に先立ち「演劇部」は合宿などを行って撮影の終わりには「校歌」まで歌ったとか。この映画を映画館で観終わった後女子大生ぐらいの人が「懐かしい~」を連発してました。この映画にはパンフの他に写真集もあって今でもそれは私の宝です。  その写真集の中に脚本家の構想として「2」「3」がありましたが、残念ながら構想だけで終わってしまったのが残念でした。

【“かけがえのない時期”のたおやかな一瞬の空間が、画面一杯に拡がる懐かしさと心地良さ】   久しぶりに観直してみた。やっぱり面白かった。多感な少女から大人へ変貌していく年頃の女子高生たちの、高校生活最大のイベントである創立記念日での演目「櫻の園」に係わるという“特別な”1日をスケッチすることで、彼女たちの、心の揺れ動き、不安、恥じらい、毅然さ、微熱、成長をすくいとった傑作。少女たちの生態を映し出した縦横無尽に流れるカメラ・ワークの素晴らしさに、ロバート・アルトマンさながらの群集劇に於ける個々のキャラクターの捉え方とダイア・ローグの見事さ。正に、長い人生の中でも一度きりで決して戻ることが出来ない“ある時期”のたおやかな一瞬の空間が、画面一杯に拡がって心地良い。その年のキネ旬やヨコハマ映画祭でベスト1に輝いたのも頷ける。演じている女の子たちも皆印象的。つみきみほ以外その後活躍が聞かれないのが残念だが、彼女たちも又、映画の登場人物同様、今作でのかけがえのない経験を通して、きっと各々成長している事だろう。なお、助監督として、篠原哲雄、富樫 森の名前あり。

【ちょっと原作を読まなくてはと思っている】  「桜の園」とは言うまでもなくアントン・チェーホフの有名な戯曲の題名だが、これは女学園での出来事を桜の花のように儚く散る青春の一こまとして描いた作品だ。だから、この場合「桜の園」は舞台となる女学園そのものと考えてよい。そして、演劇部が学校創立記念の恒例行事として「桜の園」を上演するという設定で、「桜の園」のモチーフが二重、三重に重なり合う構成になっている。これは現代の話だと思うが、しぐさやら言葉遣いやらが妙に古風だ。中島ひろ子が、自分の殻を飛び出そうとする主役のいじらしさを繊細に表現している。これはちょっと宝塚にも似た雰囲気のつくりで、絶妙にエロティックである。

【印象の映画やった】  桜には様々な別称があるけど、その、夢のように美しく、散っていく姿から付けられた一つに夢見草てのがある。 枯れて花を落とすのじゃなく、満開のまま散る桜は、まるで咲くときからその決意を秘めているかのよう。 ちょい桜の時期は過ぎたけど。 偖、ストーリーはっと云うと、櫻華学園ちゅう女子校の 創立記念日。 学校じゃ毎年、演劇部がチェーホフの を上演することが伝統になっとった。 登校してくる演劇部の少女たちにはある不安があったんやなぁ。 前日に三年生の杉山が煙草を吸って補導されよったことで、 『櫻の園』 の上演が中止にりよるかもしれへんのやぁ。 まぁ、それでも少女たちは上演の準備開始。 演劇部顧問の里見先生の説得でなんと か上演出来るようになるんやけど。 それぞれが、それぞれの想いを胸に少女たちは、 『櫻の園』の幕が上がる瞬間を迎えよる。 女子が女子に寄せる淡い忘れない恋心(B'zの『恋心』が頭で流れちまった)が清く描かれとるとこが美しい。 男には永遠に知られざる女子たちの繊細な関わり合いがこの映画に見て取れる。 オイラの想像する女子を壊すことなく切なくも複雑な想いが交錯しとったなぁ。 このような女子校の在り方は野郎が憧れた女子の世界やし、  野郎やなければ描きだせなかったんちゃうかと思う。 誰も居いひん演劇部の部室に忍び込んだ、朝帰りの女生徒がその彼氏に 『櫻の園』 内容を聞かれる。 『話は単純なんだけど、なんか込み入ってんだよね』 なんて女子生徒は云っとる。 まさにその言葉通りに、少女たちの割り切れない想いは何度観ても胸が締め付けられたかな。 野郎目線の少女映画なんやろなぁ。 この映画の最大の魅力は少女たち の(そこに映し出されている若い女優たちの) 瞬きをすれば過ぎ去って しまうような尊い時間を余すことなく捉えているところに尽きる。 張りつめた緊張感をショパンの調べが緩和しよる。 聞く度に小生の頭じゃB'z『恋心』じゃなく、演劇部の窓から入る春の陽光と、はらはらと舞い落ちる桜の花弁が思い出されるわ。 映画『櫻の園』は、美しく 湖のほとりに立つ少女たちの映った姿を捉えたような映画やと思う。 湖の脇には桜並木があって 桜の花弁が水面に落下する のように澄んだ湖面に波紋が揺らぐ。 そこに映った少女たちの表情は歪み、感情が揺れては戻る。 印象の映画やった。

【戻れないからこそ大切な日々】  ものすごく惹きつけられる映画です。 自分も女子校出身なので、どうでもいいような仕草やおしゃべりが 非常にリアルで懐しく、共感させられっぱなしでした。 特にあの空気! ほんとはもっと適当だったりするんですが、あの空気はそのものだと思います。 一つひとつのエピソードや人物、画面構成、そして感情が作り上げたあの空気。 女子校特有の匂いがあふれていて、 健全さと色気が混じったなんとも言えない別世界。 閉鎖的で他愛もなくて、淡く儚い愛すべき場所。 感傷的かもしれませんが、そんな幸せな思春期を綴った傑作です。


《表題に"新品"と無い場合は全て中古になります》

状態評価は個人で主観的につけてますので目安程度とお考えください。
一通り通読・チェックのうえ出品してますが細かい見落としがあるかもしれません。
ご理解・ご承諾願います。


他にも出品してますのでまとめて落札していただけると送料お得です。
↓よかったらどうぞ↓


クリック クリック クリック
簡単決済利用


●落札後ご希望の発送方法を以下からお選びください●
●ネコポス、ゆうメール、レターパック、ゆうぱっく、クロネコ宅急便●
◆クロネコネコポス(A5サイズで2冊程まで1㎏以内、1~2冊200円、3~4冊400円、5~6冊600円(3冊以上は複数個口発送になります)、補償あり・配達記録あり【ネコポス詳細】
※ヤマト運輸規定によりネコポスで発送できない場合は他の発送方法になる場合があります。
◆ゆうメール(旧冊子小包)(1㎏以内、補償なし)
◆定形外(4㎏以内、補償なし)
※ゆうメール・定形外はスマートレターで代用する場合があります。
◆レターパック・プラス(新定形外小包郵便、4㎏以内。専用の厚紙封筒にて発送。補償なし・配達記録あり)
◆クロネコ宅急便・ゆうパック
◆宅急便コンパクト(60サイズよりも小さな荷物を手軽にオトクに送れます)


※ゆうメール・定形外・レターパックは郵送中のトラブル(盗難、誤配、紛失など)に関して補償がありません。
※補償のなしの発送で万が一トラブルが起きた場合はなにとぞご容赦ください。
※ネコポス・ゆうメール・定形外・レターパックは配達時間指定は出来ません。
※ポスト投函となりますので荷物が到着した際、投函口に入りきらない場合は配達員が直接戸口に置いていくか持ち帰ることがあります。
※こうした際、盗難・紛失の可能性もありますのでよくよくご思案のうえ発送方法を選択してください(ただしレターパックプラスは手渡し)。
※不安なようでしたら補償がある宅配サービスで承ります。


【Attention】
Only the person who can understand Japanese can bid.
When you can't do Japanese understanding, please don't bid.
Shipping off is EMS, surface mail and airmail.
I cannot take responsibility for any problems in the customs clearance.


◆落札手数料・梱包費・出品手数料はいただいておりません◆

◆ヤフーかんたん決済◆
【かんたん決済詳細】
まことに申し訳ないですが上記かんたん決済以外でのお支払いはお断りさせていただきます。


□備考詳細□
SA~Eまで7段階評価。「´」で下降修正(たとえば「B´」だとCより上B未満という具合)
基本ラインとして「C」ランクを中古屋においてる程度とします。
各状態詳細「激重→大→中→小→微小→なし」(右にいくほど状態良好)
SAは「新品ビニールラップ・未読未視聴」。Sは「新品・数読視聴程度」とします。
当方が基本的に扱うのはオークションお取引品、中古屋流通品、友人よりの譲りもの
がほとんどですのでSA・Sランクはあまりないと思ってください。


☆お知らせ☆
※月に一度の出張に出てる場合は帰宅後にお取引メールさせていただきます。
※基本的に振込み確認時または商品の発送完了をもって評価します。
※複数落札された方への評価返答は特にお申し出がない場合は一つとさせていただきます。
※休日にまたがるお取引の発送は休み明けになる事が多いのでご了承ください。
※評価内容によっては入札の取り消し・削除させていただく場合があります。
※稀に在庫切れの場合がございます。その際は返金・代品で対応いたします。
※送料・発送等は取引会社の約定改定により予告無く変更される場合がありますのでご注意ください。
※他にご質問・ご要望などございましたら気軽にお尋ね・ご相談ください。





支払い、配送

支払い方法

  • Yahoo!かんたん決済
    • PayPay(残高)
    • PayPay(クレジット)※旧あと払い
    • クレジットカード
      • PayPayカード
      • Visa
      • Mastercard
      • JCB
      • Diners
      • American Express
    • PayPay銀行支払い
    • 銀行振込(振込先:PayPay銀行)
    • コンビニ支払い

配送方法と送料

送料負担
落札者
配送情報
発送元
秋田県
発送開始
支払い手続きから3~7日で発送
海外発送
対応しません
送料