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●【ProPiano】岡城千歳(Pf)/チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

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    開始価格 700 円(税 0 円)
    開始日時 2024.06.22(土)21:53
    終了日時 2024.06.29(土)21:53
    オークションID j1137802585
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商品説明

ProPianoレーベルを立ち上げ、自らの演奏やお気に入りのピアニストの録音を次々にリリースしていった頃の岡城千歳さんの活動は意欲と自信と強さがあふれ、とても輝いていました。第1弾のシューマン「交響的練習曲」のとても繊細な表現に魅了されて以来、私は追っかけてしまいましたが、スクリャービンなどを入れた後、ワーグナーや「巨人」やら坂本龍一やらビートルズやら、珍しくて多彩な曲目を録音し続けました。普通のピアニストのレパートリーには興味がないというふうに見えて、それがステキであると同時に寂しい気分にもなりました。シューマンなどもっと聴きたいと思います。そんな岡城さんのピアノ独奏版「悲愴」交響曲です。プラケース裏に若干のスレがみられますが、ディスク・ライナーともにキレイな状態です。
送料はスマートレターでよろしければ180円になります。本品のように通常プラケースのものは2~4点「まとめて取引」にしますとクリックポスト利用で185円で発送できます。同日に複数の商品を落札していただいた場合は先ず「まとめて取引」から始めてください。「Yahoo!かんたん決済」は支払期限日がありますので速やかなご決済をお願いいたします。
    
衝撃のチャイコフスキー『悲愴』ピアノ・トランスクリプション!
岡城千歳がその並外れたヴィルトゥオーゾ性を発揮し、チャイコフスキーの大作『悲愴交響曲』をピアノ独奏で演奏したアルバム。20世紀前半に活躍したドイツの音楽評論家、作曲家、ピアニストのヴァルター・ニーマン[1876-1955]が1927年にライプツィヒで出版したピアノ独奏版。(輸入元情報)
【収録情報】
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』(ヴァルター・ニーマン編 ピアノ独奏版)
岡城千歳(ピアノ)
録音時期:1999年8月10,11日
録音場所:ニュージャージー、ジャンドメニコ・スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
岡城千歳の「悲愴」
レコードの世界には「個性派ピアニスト」と称される人々が多々存在しますが、そのなかでも岡城千歳ほど自己の感性と信念に忠実である例は珍しいと言えるでしょう。スクリャービンとドビュッシーに傾倒する彼女が、両者の音楽的ルーツにあたるワーグナーに行き着き、大成功した(ワーグナー編曲集)のが昨年のことでしたが、文脈上もうひとつの避けて通れない作品を今回とりあげました。それはチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」。
こう聞くと、驚かれる方も多いと思います。まず「悲愴」交響曲といえばオーケストラ音楽の定番であり、ピアノ独奏という概念から全くかけ離れているということ。さらに、いわゆる初心者好みの通俗名曲で、こだわり派のピアニストがとりあげるような作品とは考え難いということ。
「悲愴」交響曲のピアノ用編曲といえば、作曲者自身の4手連弾用のもの(実際にはタネーエフとコニュスの手による)がデュオ・クロムランク(Claves)やレンスコフとラムビアス(Kontrapunkt)のCDで知られていました。しかし独奏版は第3楽章のみフェインベルク編曲のものがヴォロドスの演奏(Sony)にあるだけで、全曲としては世界初の試みとなります。編曲者は小川典子がBISの「ジャポニズム」で録音している組曲「日本」の作曲者ヴァルター・ニーマン(1876-1953)。ハンブルクに生まれ、フンパーディンクとライネッケに学んだニーマンはピアノの小品作家として第2次世界大戦前まではドイツ・ピアノ界を代表する大物として非常に人気があったといわれます。ピアノの魅力と機能を知り尽くしていたニーマンの作品はいずれも雄弁で効果に富み、遠からず再評価の日が来るでしょうが、その彼が純管弦楽的な「悲愴」を全くピアノ的に作り替えています。喩えて言うなら、チャイコフスキーを崇拝していたラフマニノフが何故この
作品をピアノ用に編曲しなかったのだろうと考えてしまうほど、ラフマニノフ的な音世界になっています。輸入楽譜店に行くと、オットー・ジンガーなる職業編曲家の手になる「悲愴」のピアノ独奏版が容易に入手できますが、音が厚くて非常に弾きにくい割に効果があがらないものです。これに比べ、ニーマン版は非常にすっきりとしていて、多くの個所ではピアノに適した音型に直してさえいます。しかし演奏は極度に難しく、ことにフォルテのアレグロが延々と続く第3楽章は恐るべきエネルギーと体力を要求します。
さてもうひとつの疑問です。「悲愴」はポピュラー名曲のように思われがちですが、チャイコフスキーはこの生涯最後の作品で、ついに現代音楽ぎりぎりの岸まで来てしまっている、実はたいへん前衛的なものなのです。たとえば第1楽章の第2主題がひとしきり盛り上がり、クラリネットが静かに下降してpが6つも付いたバスクラリネット(スコアではファゴット)に受け継がれて消えた瞬間、物凄い不協和音と野蛮なリズムでオーケストラが咆哮する部分は誰でも強烈な印象を受けたはずですし、第3楽章でもしばしば調性が曖昧になったり弦と木管の受け継ぎが全く違う調であることが目立ち、さらにフィナーレ全体を包む不安定な和声による異様な音響など、指摘すればきりがありません。ただしいずれも1-2小節内で行われるので、サブリミナル効果のように気が付かないうちに過ぎてしまいます。しかし1893年に作曲されたこの曲は、スクリャービンやストラヴィンスキーのほんの1歩手前まで来ています。ピアノ独奏だとオーケストラでは気付かない前述の部分が強調されるため、曲の危うさ、異常さがはっきりと伝わってきます。
岡城千歳の美意識はまさにこうした点に呼応して、絶妙なアブナさで再現しています。第3楽章ではスタインウェイを存分に鳴らしきり、弾くといつも泣いてしまうというフィナーレは全くスクリャービンのように響き渡ります。彼女の演奏で聴くと、「悲愴」はチャイコフスキーの謎に満ちた最後の作品というより、この後展開されるアヴァンギャルドを筆頭とする20世紀ロシア音楽がすべてここから始まっているということを強く認識させてくれます。

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