Ｂ66　歴史街道　2022年11月号（特集1太平洋戦争・ソロモンの海戦）　信長・秀吉・家康が畏怖した「紀伊」 　森マリア

雑誌です。　状態は並です。

今月の特集１は、〈太平洋戦争・ソロモンの海戦〉。
「太平洋戦争の天王山」とも称されるソロモンの海戦で、
日本海軍は時には夜戦で大戦果をあげ、時には空母決戦で勝利をおさめました。
しかし、最終的に敗れた要因はどこにあったのでしょうか。
将兵たちの奮闘と、日本の問題点に迫ります。

特集２は、〈信長・秀吉・家康が畏怖した「紀伊」〉。
信長と秀吉の紀州攻めに立ち向かい、
家康による大坂の陣にも一揆をおこした「紀伊」。
戦国の三傑を脅かした、紀伊の人びとと風土に焦点をあてます。

特別企画は、〈古今東西「すごいお金の使い方」〉。
莫大なお金をつかったり、壮大なスケールの「買い物」をしたりした歴史人物。さて、彼らが買ったものとは？

【目次】
《特集１》
激闘から80年…
太平洋戦争・ソロモンの海戦
――日米の明暗をわけたもの
■総論◎浮かび上がる構図と日本の根源的問題：戸髙一成
■露呈した昭和陸海軍の欠陥…戦略・作戦から読み解く：大木 毅
■第一次ソロモン・三川軍一と早川幹夫◎華々しい戦果と交錯する想い：鈴木英治
■第二次ソロモン・原 忠一◎敵機動部隊を誘い出す…囮を担った男の覚悟：松田十刻
■南太平洋海戦・南雲忠一と角田覚治◎ミッドウェーの苦い経験を胸に…：長南政義
■第三次ソロモン・作間英邇◎たった一隻で敵艦隊に立ち向かった「綾波」：水島吉隆
■VISUAL　ソロモンにおける激戦の数々

《特集２》
信長・秀吉・家康が畏怖した「紀伊」
■総論◎いかに三傑と渡り合い、なぜ御三家となったか：小和田哲男
■雑賀孫一と最強の鉄炮集団、信長に挑む：江宮隆之
■高野山を守る！ 木食応其、秀吉と対峙す：片山洋一
■歴史紀行・和歌山県に戦国の遺風をもとめて

《特別企画》
古今東西「すごいお金の使い方」：大村大次郎

その他も、読みどころが満載！
●巻頭グラビア◎この人に会いたい：森マリア
●好評連載◎漫画家に聞く！：三原和人―猿楽師・鬼夜叉（世阿弥）の成長を描く！
●栄達を捨て、法然の弟子になった「白木の聖者」証空上人：鷹橋 忍
●畠山、和田、朝夷名…鎌倉武士は、超人級の筋肉自慢がいっぱい！：羽生飛鳥
●ビザンツ帝国のラスト・エンペラー　コンスタンティノス11世、最期に放った光芒：井上浩一
●巻末グラビア◎世界の「巨石」をめぐる―パイ・マテウス　巨大な石のヘルメット：写真・文　須田郡司
●私の一冊：齋藤 健
●この著者に注目！：野口 実
●連載小説◎万、已むを得ず：幸田真音
●連作読切読切◎戦国武将×四十七都道府県―矢島満安×秋田県　由利の豪傑：今村翔吾