Live at Perkins Palace, Pasadena, CA. USA 30th December 1987 STEREO SBD
“APPETITE FOR DESTRUCTION TOUR”の大定番サウンドボードがアップグレードして登場です。その大定番とは「1987年12月30日パサデナ公演」。幾多の既発を生み出し、かつてLagleyレーベルでもご紹介したこともあるサウンドボードですが、本作はその再発でもリマスターでもありません。近年になって登場したベスト・マスターなのです。
そのサウンドで描かれる貴重なショウが素晴らしい。前述のように、フレッドをドラマーに迎えた特別編成は9公演あったわけですが、そのほとんどがアリス・クーパーの前座でした。しかし、本作はその前座日程を終えた単独公演フルセット。今週は新発掘オーディエンス・アルバム『CHICAGO 1987(Zodiac 262)』も同時リリースされますが、そこでも聴けない「Move To The City」「Used To Love Her」「Rocket Queen」「You're Crazy」「Patience」「Mama Kin」もたっぷりと味わえる。
もちろん、演奏自体も素晴らしい。全世界を巡って革命をまき散らした自信もたっぷりに、LA近郊に戻ってきた凱旋コンサート。怪物がもっとも怪物らしかったワイルドなロックン・ロールがたっぷりとブチかまされ、地元のリラックス感とエキサイト感がイイ感じにブレンドされている。そこに絡むフレッドのビートも聴き逃せない。代役当初は固さも見られた彼も、場数を踏んだ本作ではグッとバンドに馴染み、「このままアドラーの後任となっても面白かったかも知れない」……そんな歴史のifまで思いを馳せてしまうアンサンブルなのです(ちなみに、そのアドラーはツアーにも同行しており、本作でも「Welcome To The Jungle」の前でステージに登場。ファンに向けて挨拶しています)。
歴史的な“APPETITE FOR DESTRUCTION TOUR”の中でも、さらに貴重なフレッド・コウリー参加ライヴ。その単独フルセットを極上サウンドボードで収めたライヴアルバムの大傑作です。長年、マニアが愛してきた大定番サウンドボードの最高峰アップグレード。ここに、堂々の永久保存プレス2CDで登場です。
DISC 1 (45:08)
1. It's So Easy 2. Move To The City 3. Mr. Brownstone 4. Out Ta Get Me 5. Sweet Child O' Mine
6. Used To Love Her 7. My Michelle 8. Rocket Queen 9. Knockin' On Heaven's Door
DISC 2 (41:26)
1. Steven Adler MC 2. Welcome To The Jungle 3. Member Introduction 4. You're Crazy
5. Blues Jam 6. Nightrain 7. Paradise City 8. Patience 9. Mama Kin
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
Axl Rose - Vocals Slash - Guitar Izzy Stradlin - Guitar Duff McKagan - Bass