源氏物語論・吉岡曠/源氏物語攷その他・石田穣二/源氏物語研究・明石一族をめぐって・金順姫/3冊/定価合計27850円/源氏の須磨退居
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源氏物語の本3冊でまとめてみました。 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。
源氏物語論 吉岡曠 昭和47年 外箱背表紙上部小破れ。
源氏物語攷その他 石田穣二 平成元年 天部に蔵書印あり。
源氏物語研究・明石一族をめぐって 金順姫 平成7年
凡例
本書は、今まで発表してきた源氏物語関係その他の論文を編次して一書を成したものである。前著、源氏物語論集 (昭和四十六年十一月、桜楓社)に次ぐ論集である。
論文の排列については、特に編成することをせずに羅列する形を採ったが、わづかに、目次に、編成の意図を示す 区分を設けた。
はじめの十一編は、前著より後の、源氏物語関係の私のいはば主要論文である。発表は昭和四十八年から六十三年にかかる。
次の十一編は、「歌語二題」を除いて、何等かの他からの需めに応じて執筆されたもので、いづれも同じく源氏物 語関係の議論である。 区分を設けるほどのこともないが、はじめの二編を他と区別して置いた。最初の「源氏物語の 情景描写」だけは前著 「論集」に収めなかった旧稿から拾ったものである。 「歌語二題」 以下は、本文の読解に関す る比較的短いもの、注釈に関する発言、終りに人物論めいたもの二編を併せた。終りの「薫について」は、昭和六十 一年七月五日、 学習院大学における紫式部学会の講演を文章にしたものである。
次に、古今集と伊勢物語に関する論文各一編を置き、最後に、枕草子に関する論文五編を収めた。枕草子関係のは じめの四編は、いづれも前著「論集」の刊行以前にかかる旧稿である。
最後に置いた「枕草子 「ふと心劣りとかするものは」の段について」が、昭和四十七年一月、この論集のはじめに 置いた「帚木の冒頭をめぐって」と「十六夜の月、砧の音」とが、昭和四十八年一月の発表にかかる。この三編
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