MARSHALLのコンボアンプ,MARSHALL ARTIST 4203です。出力は30Wでドライブ部はトランジスタ、パワー部は真空管というたいへん珍しい構成のアンプですが、パワー管(6CA7 or EL34)の歪こそがあのマーシャルらしいサウンドの源だということを、このアンプを使用して初めて理解しました。
パワー管の歪をしっかり支えるために、トランスはアメリカのマーキュリーマグネティックス社の製品に交換してあります。4203や3203のマニアがやる定番の改造みたいです。SUPER LEAD 100WやJCM800など、あの70年代の3段積みの音を耳にやさしいレベルで再現しようという狙いですかね。