昭和レトロな週刊朝日、昭和22年11月9日号(76年前)、落丁等なし、定価8円、レトロ広告/写真/吉田茂首相時代、週刊誌、♯朝来佐嚢♯

昭和22年(1947年)、終戦の2年後の週刊朝日です。GHQの管理下の日本で発行された週刊誌です。

◎週刊朝日の昭和22年11月9日号です。
◎長期保管に伴う日焼けはありますが、76年前の雑誌としては、かなり良い状態の品物です。裏表紙の上部に、鉛筆書きの22.11の書込があります(最後の画像)。
◎当時の定価は8円です。
◎目次は画像の4をご覧ください。

昭和の終戦後の時代は、なーんにもなくなった焼け野原からの再出発なのです。
雨露を凌ぐために、トタン板とか色んなものを拾ってきて、勝手に色んな所に家を作って住みつくのです。見つかりにくい国や県なんかの公共の土地に住みつくのです。ある意味住んだ者勝ちの時代なんです。まるで今で言うスラムの様な住宅街、バラック地域の誕生です。
そんな家でもある人はまだマシな方なんです。そこら中に、親も家もなくした子供達が行くところがなくてウロウロしているのです。みんな食べ物探しに必死です。生きるために物乞いだってするのです。靴磨きなんかで小銭を稼いだり、金属片を拾ってきてお金に変えたり色々です。
そんな家のない孤児は、可愛そうだけど浮浪時と呼ばれます。警察は浮浪時狩りをして保護？していくのですが、みんな捕まらないように逃げ回るのです。当時の警察は信用できない組織なのです。
そんな子供の寝ぐらだいたいは鉄道のガード下なんかなのです。
戦場から戻って来た兵隊さんも、帰る家も親族もなくし、やはり帰る場所がないのです。片足をなくしたりして包帯だらけで松葉杖をついているような傷痍軍人もたくさんいるのです。たいてい、人通りの多い繁華街なんかで、前に缶詰の空き缶を置いて座っていて、通る人からお金を恵んでもらうのです。もちろん、本当に困っている傷痍軍人もいるのですが、その真似をしている偽の傷痍軍人も多いのです。そんな姿は終戦後から10年以上経ってもまだまだあちこちで見られるのです。たくさんの国民が栄養失調の時代なのです。
そんな貧困の中でも、国民全員が必死に働くおかげで、次第に色んなものが作り出され、お金も少しづつ稼げるようになり、子供にお小遣いを渡せる家庭も増えてくるのです。そうなると、子供がお客の駄菓子屋さんもあちこちに出来てくるのです。
駄菓子屋さんは、子供にとってのたまり場でありコンビニなんです。駄菓子屋さんではお菓子以外にも、昭和な玩具も売られているのです。チープな日本製です。海外の品物を真似して作ったものばかりです。有名企業の商品名であろうがへっちゃらで真似して、良く似た商品名を付けるのです。
その頃のmade in Japanは、海外ではコピー品、粗悪品の代名詞です。でもそこから、そんな物真似から、がむしゃらな努力でGDP世界一にもなっていくのです。今ではmade in Japanは、戦後とは真逆の高品質の代名詞なのです。

今回の品物は、終戦から2年経った時の「週刊朝日」です。電気蓄音機なんかの当時の広告なんかもあって楽しいです。定価は8円の時代です。76年前の雑誌としてはかなり良い状態の品物です。この機会にコレクションに加えては如何でしょうか。

今後、今まで集めてきた、昭和な品物や鉄道関係を主体に出品してまいります。全体的に状態の良いものが多いと思います。フォロー頂ければ、きっと良いものに巡り会えると思います。

同梱
※同梱は、違う落札日の品物の同梱をご希望の場合は、必ず事前に質問欄から可否の質問お願い致します。お返事申し上げます。できる限り同梱の努力は致します。

発送
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※急用で長期発送できない場合は、自己紹介欄に都度記載致します。
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